プロジェクトの動機

皆さんは、「DV」という言葉を聞いたことがありますか？

DVとは、「Domestic Violence(ドメスティック バイオレンス)」の略で、夫婦·パートナー·恋人への暴力です。暴力は殴る蹴るの様な身体的暴力だけではなく、精神的暴力、性的暴力、金銭的暴力、デジタル暴力など様々です。

私自身もDV被害者の1人です。

2015年 当時のカレに顔面を殴られ鼻骨骨折。その後民事裁判を行いました。

私の体験を発信することで

誰かのチカラや知識になれたら

そんな思いから、自身の体験を漫画化し、2019年に発売しました。

🔽被害件数は？🔽

◈被害者の90%以上が女性

◈女性の4人に1人、男性の5人に1人に被害経験

DVは、LGBTQの恋人・パートナー間や高齢者夫婦・パートナー間でも起きています。さらに、子どもが見ている前で親がDVすることは、児童虐待であり、面前DVと呼ばれます。DVがきっかけで殺人や自殺に繋がることも少なくありません。

この様にDVは、世代性別は関係なく、親密な関係性である人への暴力であり、犯罪です。

しかし残念ながら日本は、【法は家庭に入らず】という価値観の根付きから、DV加害者が逮捕されることは極めて少ないです。

さらに、DV(虐待)の知識浸透が薄い為、被害者も加害者も第三者も、「DVを受けている·DVをしていること」に気付いていないことも多くあります。

私がDV被害にあった時、私の利用できる支援はひとつもありませんでした。

ただでさえ被害を受けて辛い思いをしているのに、自力で生活を立て直すことや、精神的負担に耐える日々は、言葉の通り「命を削る」思いでした。

そんな私の様に、支援の届かない方や、支援を受けられても次の支援に繋がらない方が沢山いることを知り、とても衝撃を受けました。

そもそも支援を受けるには【DV被害者証明】が必要になります。

では、皆さんに質問です。

普段、恋人やパートナーと過ごす時間を動画や音声に残したりしますか？

身体的暴力(殴る蹴る)の様に外傷の残らない、精神的、性的暴力などを証明する方法は？

コロナ禍になってから【生活格差】【DV被害】【児童虐待】【貧困】が浮き彫りになりました。

しかし、これらの問題はずっとずーっと昔から繰り返されているのです。つまり、個人だけの問題ではなく、社会的問題といえるのです。

そして、社会的被害者の大半は女性·子どもです。女性·子どもは、社会的地位が低いことがその原因といわれています。

困っている人が必要な支援はどこまで届いているのでしょうか？

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～2022年12月開業予定～

⭐️女性シェアハウス⭐️

🌈星の虹🌈

❮場所:山梨県富士吉田市❯

そこで私は、DV被害女性や、離婚後帰る場所のない女性、生活不安など様々な女性が生活する為のシェアハウスを創ろうと考えました。

このシェアハウスで住む場所を得られるだけではなく、エステシャン資格取得 (山野愛子どろんこ美容) が目指せたり、就業や畑活動などなど、新しい生活基盤を築くことのできる場合を創っていきます。

さらに、教育の中に「ジェンダー」「暴力」「性」を取り入れ、知識を身につける必要があると考えています。

そこで、学校を回り、講話活動に尽力していきます。

支援が必要な理由

そもそも、DV被害者支援や女性支援でのクラウドファンディング利用は、不向きといわれています。

理由は【情報公開をしていない】からです。支援利用者のプライバシー保護、加害者の追跡危険など、安全を守る為、支援団体の多くが、団体情報を公開していません。

⚪居場所さえあればなんとかなる

⚪すぐに暮す場所が必要

⚪生活拠点を変え心機一転したい

そんな女性にとって

早急に安心安全な生活ができる家

気持ちを整理する時間

仲間や人との繋がり

が必要と考えました。

というのもこれは、私が被害にあった時に、私自身が欲しかった支援なのです。

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⭐️女性シェアハウス⭐️

🌈星の虹🌈

◈シェアハウス入居金不要

◈部屋代:2万円 + 共益費:1.5万円 /月

※子ども:5千円 /月 (人数加算なし)

◈行動制限なし、滞在期間期限なし

◈エステシャン資格取得 (山野愛子どろんこ美容)

◈仕事探しサポート

◈子ども預かりサービス

◈24時間見守り体制

◈シェアハウス　空き家バンク物件利用

🌼講話活動🌼

◈学校へのジェンダー、暴力についての講話活動

◈SNSでの情報発信

◈メディア出演

支援の使い道

◆目標金額について◆

■ファーストゴール：30万

■ネクストゴール：60万

■ラストゴール：100万

支援事業はボランティアでありません。利益をあまり望めないことが多い事業ですが、支援を必要とされている方は沢山いらっしゃいます。そんな方に支援を届けるには、維持をしていく必要があります。しかし、それがなによりの課題なのです。

目の前の問題に対応することでいっぱいいっぱいになる。

先を見ることが出来なくなる。

そんな悪循環から抜け出し、社会の1人として生きていくチカラをつける為の支援も必要です。それがこの国には足りないと、自身の経験から感じました。

新しい支援の形を創るのは

【 社会への挑戦 】

です！！

維持をしていくのが大変な事業ジャンルであると同時に、この国に必要な事業であり、時代に合わせた新しい挑戦をしていく必要があります。

【星の虹】 は、女性支援の新しいカタチであり、挑戦です。その結果、更なる必要な支援ややるべき課題が必ず視えてきます。

その為に、維持をしていくことが何よりも重要なのです。

最後に

現在ある支援内容を否定しているわけでは決してありません。しかし、必要な支援は人によって違いがあります。

いろんな支援の形があることで、支援の選択肢を増やしたいと私は考えます。

【星の虹】では

住居 · 自立 · 地域をテーマに

明るいシェアハウスを築いていこうと考えております！

DV、ジェンダーという言葉を聞くと『自分には関係ない』と思われる方もいらっしゃるかもしれません。私も自身が被害にあった時に、DVという言葉さえ知りませんでした。

人生には「まさか」な出来事が起きるもの。その時に誰の助けも得られなかったら……。

そんな想いをする方を、ひとりでも多く減らしたい！

本当に届く支援を創りたい！

そんな風に思える様になったのは、私を助けてくださったり、寄り添ってくださった、沢山の方々がいたからです。使える支援はなくても、周りの「ヒト」たちが、私の背中を押してくれました。

この感謝を

次に繋げていきます！

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。

皆様のチカラをお借りし、支援の届く活動と挑戦に尽力させて頂きます。