達成報告と感謝

みるみるプロジェクト代表の鈴木です。

８月１７日最終日残り３０分、皆様の大きなご支援を続々といただき達成できました！

ありがとうございました！

物価高など何かとたいへんなこの時期に率先してご支援いただいた個人の皆様。

応援するよ！とお申し出いただきました法人の皆様。

応援コメントの数々、拝読するたびに心強く嬉しく感激しております。

本当にありがとうございました。

みるみる手帳第５版は早速制作最終段階を迎え、９月上旬～中旬ごろ完成予定です。

２年間分の無償提供冊数を印刷することが可能となりました。

心より、感謝を申し上げます。ありがとうございました。

引き続き活動報告など情報発信をみるみるネットで行ってまいります。

https://mirumirunet.com/

はじめに

みるみるプロジェクト代表の鈴木ともうします。

私たちは【子どもの眼を守り育てる】社会事業を推進しています。

　ホームページ『みるみるネット』　https://mirumirunet.com/

子どもたちの心豊かな成長には「みる力」の育成が大切です。

子どもは生まれてすぐ眼が完成しているわけでなく、視力や両眼のチームワーク（両眼視機能）が徐々に発達していき、6～8歳までに機能が完成するといわれています。

弱視や斜視は、この眼の機能発達が阻害される疾患。

新生児の約2%（もしくはそれ以上）に存在するといわれています。

50人に1人（もしくはそれ以上）ですから、かなり身近な疾患です。

そのほとんどは、もれのない早期発見と、着実な検査／訓練の取り組みで治療可能。

治療には治療用メガネが必要です。

眼科医/視能訓練士/メガネ専門店/眼鏡メーカー/幼保育園…

子どもに関係する大人たちの連携をこれまで以上に強くする必要があり、

私たちは啓発活動やみるみる手帳発行などの活動を行っています。

患児保護者～関係者を繋ぐ【みるみる手帳】

「みるみる手帳」は弱視 or 斜視と診断された患児保護者に

眼科/メガネ店から無償提供される眼の管理手帳。

保護者の不安や孤独感を解消し、着実に一歩一歩治療を進めるために

眼科／メガネ店など関係者がみんなで伴走して記録する眼の母子手帳です。

この手帳の無償提供継続のため、皆さまのご支援をお願い申し上げます！

この手帳は、

☑弱視ってなに？どうやって治療するの？医療解説

☑視力成長グラフ・かかりつけ眼科 連絡交流ページ

☑メガネ店フォローアップページ／再調整来店シール帳

など「保護者」「眼科」「メガネ店」の3者が記載していきます。

－1人の視能訓練士から始まった－

「もっと保護者に理解と安心を伝えたい」

「今日の記録が明日のモチベーションに」

そんな想いをもった一人の視能訓練士が小児眼科で発案、

彼女は手作り視力グラフから始めました。

その想いは共感を呼び、徐々に関係者の協力の輪が広がり手帳制作に至ります。

2019年発表以来、賛同する眼科医療機関に対し無償提供を継続。

全国400件以上の眼科医療機関が活用／累計24,000部をお届けしました。

※全国の手帳活用眼科医療機関一覧

治療には治療用メガネが欠かせません。

眼科にくわえメガネ店記載ページを設けるなど

❝異業種連携しやすい画期的な設計❞と評価されキッズデザイン賞2年連続受賞（※2019年2020年）しています。

課題－治療を着実に・力強く－

「弱視・斜視」は子どもの眼の発達を阻害する疾患です。

☑3歳児健診などで可能な限り早期発見されること。

☑診断後、保護者／眼科／メガネ店が連携して着実な治療に取り組むこと。

これがたいへん重要です。

―保護者の不安・疑問―

弱視斜視はいち早い着実な治療と訓練が必要。

しかし保護者のなかには「よく分からない」「もっと後になってから治療すれば良いのでは」「メガネをかけさせるなんて嫌だ」など不安や疑問をもつ方も少なくありません。

子どもの豊かな成長のための治療。まずはしっかりと保護者に理解していただき、眼科やメガネ専門店との強い信頼関係をもとに着実な治療に取り組むべきところです。

－関係者も連携を－

治療や訓練は、保護者だけでなく関係する人々の力が必須です。

眼科医療では眼科医とともに視能訓練士が活躍しています。メガネ専門店は治療用メガネ装用を販売後も末永く維持するアフターフォロー。フレームやレンズメーカーは治療用にふさわしい品質の製品づくり。

これらの関係者は従来個別に存在し、強い連携関係にはありませんでした。

《継続&ネクストステージ》

―改訂と無償提供継続―

みるみる手帳は2019年初版発行以来、様々な関係者のご意見を取り入れ改良を重ねつつ、全国の眼科医療機関に無償提供を継続中。今後も継続し一人の見逃しも治療離脱も発生させることなく、みんなで子どもの眼を守り育てる社会づくりをと志しています。

今回第5版として改訂、無償提供約2年分に相当する部数を印刷する事業費（一部）のご支援をお願い申し上げます。

―ネクストステージは近視管理版制作！－

ネクストステージは各方面から要望の多かった「みるみる手帳近視管理版」の制作。

近年爆発的に増加している近視をターゲットとした全国活用手帳を計画中です。

―子どもの眼に関わる大人たちに活気を―

無限の可能性をもつ子どもたち。心豊かな成長のため、みんなで子どもの眼を守り育てよう…

このプロジェクトは関係する大人たちに元気になってもらう活動でもあります。

メガネ業界は近年こどもめがねに注力する企業が増え、豊かな成長に貢献するメガネ作りに意欲的になりつつあります。

視能訓練士も急速に増えている近視問題をきっかけに子どもの眼に対する意識と技量を深めています。みるみるセミナーは毎回参加者が150名を超え、熱意が伝わってきます。

それぞれプロフェッショナルが子どもの眼に熱心に取り組み、互いの想いや知見を交換。

この活気が産業振興　職業意識向上に繋がっていると実感しています。

超少子化だからこそみんなで取り組むべき課題。患児と保護者を暖かく包み込む社会を。

皆様のご支援をいただき、継続してまいりたいと願っております。

応援メッセージ

▷優しい眼差しの結実

‐古庭屋商店（合同会社東京六大陸）小林茂和代表‐ 

みるみる鈴木代表と中学、高校野球部で一つ後輩の小林です。秋田県羽後町にて茅葺き民家を再生し米作りに挑んでいます。https://kobayaonline.com/

鈴木さんは封建的な雰囲気が色濃く残る野球部在籍当時から、学年や野球技術の上手い下手に関わらず誰にでも対等に接してくれる、人間に対して優しい眼差しを持った偉大な先輩でした。あれから30年弱、その優しい眼差しが素晴らしいプロジェクトとして結実し、こうして応援できることに幸せを感じています。
不安な子どもたちや心配そうに見守る保護者の皆さまに素晴らしい未来が訪れることを心から願っています。

▷自分一人じゃない！手帳

‐「子育てママの店アトリエamane」齋藤祐子代表‐

福島市でハンドメイド子育て用品を制作販売するECサイトを運営しています。https://www.rakuten.ne.jp/gold/atelier-amane/

治療保護者の一人として、みるみる手帳は本当に素晴らしい存在と思います。わからないまま治療が進んでいく不安に寄り添ってくれて、視力グラフなどでの振り返りが前に進むチカラになります。どうして弱視になったのだろう、自分がなにか悪かったのでは…そんな風に考えてしまう保護者にとってありがたい存在です。赤ちゃんを妊娠すると「母子手帳」が交付されるように、メガネをかけるようになった子どもたちみんなに「みるみる手帳」が届けられる日が来たらいいですね！！

▷子どもの目の健康を育む応援を

‐NPOみるみえる 加藤裕之理事長‐

私たちは「みるみるプロジェクト」とよく似た名前ですが「みるみえる」です。めがねのまちさばえで眼の啓発活動をしています。ともに想いを共有する立場として、活動を応援させてください。共に子ども達の目の健康を育んでいきましょう。https://www.npo-mirumieru.com/

▷デザイナーも夢を共有！

－合同会社MATT－

 みるみるプロジェクト構想段階以来、みるみる手帳やロゴデザインのほとんどを一緒に進めてきました。
眼の治療を通じて子どもたちの豊かな成長を育む、それまで全く知らなかった世界。

知れば知るほど夢のあるプロジェクト。子どもの見えにくさに気づいてあげる・応援する社会。多くの人々が連携するカタチに心から共感します。

▷メガネ産地鯖江のこだわりで貢献！

－オリエント眼鏡㈱ 梅田将臣社長－

私たち鯖江のメガネフレームメーカーも共感しています。
めがねは子どもたちのみる力を育て慈しむ素敵なツール。めがね製造100年以上の歴史ある産地鯖江から、心を込めて応援しています。
無限の未来が待っている子どもたちに、鯖江のメガネですくすくと育って欲しい。技術研鑽に励むものづくり鯖江からの願いです。

資金の使い道

改訂デザイン／ホームページ改訂費約25万円
印刷費約140万円 14,000部のうち約7千部分　※約2年間の提供見込数
発送費約25万円 ※全国各地活用眼科への発送、対応見込発送数から算出

実施スケジュール

7月12日 クラウドファンディング開始

8月上旬  みるみるネット「第5版応援サポーター」ページ開設

8月9日 クラウドファンディング終了

8月上旬 第5版改訂設計終了、印刷出稿

8月末 　第5版14,000部印刷完成

9月上旬 「第5版応援サポーター」ページアップ

＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式。目標金額に満たない場合も、計画を実行しリターンをお届けします。

最後に

もし我が子が「弱視」「斜視」と診断されたら。

保護者の不安や心配は察してあまりあるものがあります。

こんな小さな子にメガネなんて…そんな言葉を聞かれることもあります。

ですが知れば知るほど、この治療は心豊かな子どもの成長をチームで支える素晴らしいものだと感じるようになりました。単に視力ではなく心身ともに豊かな発達を見守っている…なんと夢のあることでしょう。
子どもの眼を守り育てる‐このキーワードで驚くほど多方面の方々と巡りあいます。絵本の出版社、作業療法士、デザイナー、自治体担当者etc…そして子どもを愛する父母、保護者たち。

眼科/視能訓練士/メガネ店/メーカーのプロがもっと活躍できますように。

そしてご連絡くださる皆さんのように社会全体で応援できますように。

みるみる手帳を通じて皆さんの想いを繋いでいきたいと存じます。
なにとぞご支援のほど、お願い申し上げます。みるみるプロジェクト代表鈴木

自己紹介

一般社団法人みるみるプロジェクト

代表 鈴木達朗

●眼科医療機器/メガネ販売企業にて約19年間勤務。2020年一般社団法人として独立。視能訓練士/眼科医療従事者/メガネ専門店/レンズフレームメーカーなど眼に関わるプロに深くリスペクト。「より良い仕事をしたい」と志す眼の関係者たちへの支援事業を展開中。

参与　視能訓練士／平良美津子

●北九州市出身／大分視能訓練士専門学校卒業。北九州市立若松病院などで勤務後、1年間トラックドライバー。医療法人大里眼科クリニック（北九州市門司区）勤務、師と仰ぐ辰巳貞子先生のもとで小児眼科を学ぶ。福岡市立こども病院眼科を経て、一般社団法人みるみるプロジェクトを有志らと共に設立。検査/訓練に立ち会った患児はのべ７万以上。現在複数の眼科クリニックで勤務。後進の視能訓練士育成／異業種交流（弱視就学支援・eスポーツ研究等）/弱視早期発見活動に積極的に関わる。日本視能訓練士協会会員／日本弱視斜視学会会員／福岡eスポーツリサーチコンソーシアム参画会員。

活動実績・受賞歴

2019.2「みるみる手帳」発表 無償提供開始

眼科スタッフ対象「みるみるセミナー」定期開催開始

「みるみるネット」開設

2019.8 「みるみる手帳」第13回キッズデザイン賞受賞

2020.8 一般社団法人 独立事業化

2020.8 「みるみるプロジェクト」第14回キッズデザイン賞受賞

2020.10 国際メガネ展 IOFT2020出展（以降毎年出展）

2020.11 メガネ専門店ネットワーク「みるみるSHOP」募集開始

2021.3  みるみる手帳活用眼科300件到達

2021.7 北海道南幌町ふるさと納税クラウドファンディング協力

2021.8 一般向け「こどもめがねフォーラム」第1回WEB開催

2021.10手帳第4版クラウドファンディング実施 ご支援者数113名

2022.7 福岡市内保育園にて啓発講演（子どもの眼の発達）

2022.8 eスポーツイベント 眼のコンディションチェック出展開始

2022.10監修こどもめがねジェイキッズ、日本メガネ大賞受賞（3年連続）

2023.2 第9回日本小児診療多職種研究会ポスター発表

2023.4 眼科人材ポータルサイトEyetem 開設

2023.5 カワモト布アイパッチ 制作監修

メディア掲載

2020.9　FM福岡「Have Fan!e-sports!」出演

2021.3   メガネ業界誌THE EYES3月号 インタビュー掲載

2021.4.19 KBC九州朝日放送【シリタカ！】「子どもの視力守るには…」

2021.5.3  J:COM福岡「福岡つながるNEWS」 特集

2021.5.21 西日本新聞朝刊「福岡発　みるみるプロジェクト全国へ」

2021.11 North SDGs Media記事掲載

ＦＭ福岡

西日本新聞朝刊

Ｊ:COM福岡「福岡つながるNEWS」

■特定商取引法に関する記載
●販売事業者名：一般社団法人みるみるプロジェクト
●代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名：鈴木 達朗
●事業者の住所/所在地：〒812-0013　福岡県福岡市博多区博多駅東2-5-19サンライフ第三ビル5階
●事業者の電話番号：請求があり次第提供致しますので必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
●ソフトウェアに係る取引である場合のソフトウェアの動作環境：該当なし