【追記】

2023.9.9

たくさんの応援をありがとうございます！

残り期間わずかとなりますが、2ndゴールである50万円も達成し、Braillies一同大変嬉しく思っております！

最後は、支援者数100人を目指して、頑張りたいと思います！！

45日間のクラウドファンディングもラストスパート、本当にたくさんの方に支援していただき感謝の気持ちでいっぱいです。

Braillies

2023.8.23

なんと！クラウドファンディングの目標である35万円を達成しました！

2ndゴールとして設定している50万円を目指して、これからも頑張ります！

50万円のご支援を集めることができたら、日本各地に散らばるBrailliesメンバーの遠征費として使用し、ロービジョンカフェの全国展開なども目指していきたいと考えています！

ここから再スタート、Brailliesの活動の更なる飛躍につなげます！何卒応援のほどよろしくお願いいたします。

Braillies一同

はじめに     

初めまして、Braillies（ブレイリーず）で共同代表を務めております、小汲唯奈（おぐみゆいな）と申します。

私たちは「見える見えないに関わらず、自分の意志で自由に選択し、自らの足で一歩を踏み出せる社会の創造」を理念に掲げて活動している学生チームです。

この度、視覚障害者をより身近に感じてもらえるきっかけとなるコミュニティを創るべく、クラウドファンディングに挑戦します！

活動のきっかけ

遡ること3年前。私は、白杖を手にするようになりました。残っている視力をフルに使って歩いていたある日、かけられた忘れられない言葉があります。

「本当は見えてるんじゃないの？」

視覚障害は見た目ではわかりにくく、見えづらい状況にあることが伝わりにくい傾向にあります。

無知が故に発せられた言葉かもしれませんが、私の心は傷つきました。それと同時に、ロービジョンという言葉が社会に浸透していない現状を感じた瞬間でした。視覚障害と一口に言っても、抱える見えにくさは人それぞれであるということを、知って欲しいと思いました。

ロービジョンという様々な見えにくさ  

視覚障害というと、白杖を使っていて、全く見えない（全盲）というイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。しかし、実際白杖を使用している人のうち、全盲の方は約2割と言われています。

では、残りの8割の人はどのような世界を見ているのでしょうか。実は、「ロービジョン」という、様々な「見えにくさ」が存在します。そのため、感じる不自由も必要なサポートも人それぞれ異なります。

私自身も、ロービジョンの当事者です。視野狭窄（しやきょうさく）といって視界が狭く、羞明（しゅうめい）といって眩しさを感じやすく、白く濁った見え方も併せ持っています。

なぜロービジョンカフェなのか？

視覚障害と聞くとなんとなく馴染みがなく、壁を感じる人が多いのではないでしょうか。

こうしたハードルをなくし、もっと視覚障害について知ることができる機会を作りたいということで、自分達の日常の一部である「カフェ」に着目しました。

 カフェという気軽に入れる空間を舞台にすることで、「学びにいく」のではなく「新たな気づきに出会う」新鮮で刺激のある場所にしたいと考えました。

日常空間で、あえて非日常を体験してもらうことで起こる化学反応をみてみたい、そう思いました。

プロジェクトの詳細

私たちのロービジョンカフェの構想をご紹介します。

・店内のイメージ

ロービジョンカフェでは、店内では、キットを着用することで様々な見え方を体験してもらうことを条件とします。それ以外は普通のカフェと同じように注文したり、飲食したり、会話を楽しむことができます。

・共有できる空間としてのロービジョンカフェ

私たちは、ロービジョンカフェを視覚障害者と晴眼者の架け橋となるような場所にしたいと考えています。実際に体験してみて感じたことを共有できるスペース、視覚障害者が日常の生活で使っている便利グッズを体験するスペース、点字や歩行のワークショップも企画しています。

・カフェの仕組み

ここまでカフェの紹介をしてきましたが、実は、私たちはこのプロジェクトにおいてカフェを自分達で経営することは想定していません。Brailliesはメンバーが関東〜東北にそれぞれ住んでいて、団体として一つの拠点をおくことが難しいからです。このカフェを企画として確立していろんな場所で応用できるようにしたいと思っています。例えば学校の給食や学食、会社の社員食堂といった場所でもロービジョンカフェが乗っ取ることで非日常体験を比較的容易に提供することができます。

私たちが学生の間は、使える時間をフル活用して、長期休暇中などに期間限定でオープンするカフェとなります。また、大学生になって行動範囲も広がったので、様々なところに遠征し、全国ツアーもしたいと考えています！

今後の具体的なスケジュール

支援の使い道

1stゴールは35万円です！使い道の内訳は以下の通りです。

• ビジョンキット製作費（含既成のビジョンキット購入費）…10万円
• リターンの郵送費…5万円
• スタッフTシャツの製作費…5万円
• 広報費用　フライヤー印刷やデザイン、ポスター制作…4万円
• 点字体験のためのグッズ購入費　点字盤、点字用紙など…4万円
• 白杖体験のためのグッズ購入費　白杖、簡易点字ブロック…6万円
• 名刺製作費　印刷、デザインなど…1万円
• いっしょプランサポート費用　7%（税別）

2ndゴールは50万円、Finalゴールは100万円を考えています！

もしもたくさんのご支援がいただけたら、35万円以上の分は、さらに活動を広げるために必要になってくる交通費などに充てたいと考えています。

Brailliesが目指すこと

視覚障害に関する啓発は、全く見えないことが前提になってしまいがちです。当然、アイシェードをつけ、真っ暗な状態で体験する方がわかりやすい、視覚障害者＝全盲という誤解が生まれてしまっている現状にあります。

そこで私たちは、これまでなかなかフォーカスされなかった「ロービジョン」にクローズアップして啓発していくことに決めました。これが、Brailliesとしての使命だと考えています。

興味がない人も、視覚障害という馴染みのないテーマにハードルを感じる人も、気軽に立ち寄れる場所にしたい。私たちはそう思っています。

さいごに

私自身も当事者になったことで初めて、日常の様々なところに不自由さや社会課題が潜んでいることに気づきました。マイノリティである視覚障害者と社会の間にある壁を感じることもありました。

「見えにくさ」は、見えにくいのです。

眼の不自由さを抱えていても、側から見たら分かりづらいことがあると思います。私たちBrailliesは視覚障害者と晴眼者の架け橋となり、困っている人が、困っていることを声に出し、それに気づいた人が、自然に手を差し伸べられる未来を創りたいと考えています。

そのためにもロービジョンカフェを絶対に実現したいです！

応援のほどよろしくお願いいたします。

最後まで読んでくださりありがとうございました！

応援コメント

たくさんの方々に応援コメントをいただきましたので、以下にてご紹介させていただきます。

メンバープロフィール

Brailliesの愉快な仲間たちをご紹介します！

各種SNS、記事等

instagram、twitterでは、視覚障害に関する情報をさまざまな方向から取り上げています！noteでは、私たちの活動の様子や、今後のビジョンについて記事を書いています！

いずれもIDは、 @braillies_ymです！

noteリンク: https://note.com/braillies_ym

twitterリンク: https://twitter.com/braillies_ym?s=20

【Brailliesがこれまでに出演したラジオ、Brailliesを取り上げていただいた記事などのリンクとなります。】

・📢NHK福祉情報サイトハートネット『点字塾で視覚に障害のある人の学習の可能性を広げたい』https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/848/

・📻FM世田谷 夢SunRadio 『第75回（2022.12.04 O.A）ゲスト：小汲唯奈さん、山中麻里江さん（高校生）』アーカイブhttps://note.com/moontracks/n/nfd88f3a19c0e

・📻NHK 視覚障害ナビ・ラジオ 『点字塾で広がる可能性〜Z世代が開く未来〜』アーカイブもこちらから聞けます！→https://www.nhk.or.jp/heart-net/shikaku/list/47391/

・📢ほ・とせなNEWS『視覚障害者の学びの選択肢を増やしたい　点字塾の設立に奔走する高校生』https://www.hotosena.com/article/1477512

・📢婦人画報『夢をかなえるゾウ』作者・水野敬也さん×未来を動かすZ世代【幸せって、なんだろう？】https://www.fujingaho.jp/culture/interview-celebrity/a41014177/mizunokeiya-zgeneration-talk-220920/

・📢茨城県水戸生涯学習センター『令和５年度  ヤングボランティア育成事業 U-18  ボランティア  Action！』https://www.mito.gakusyu.ibk.ed.jp/about_volunteer/young_volonte

・📢exciteニュース『One Young World Japanが18歳以下の次世代リーダー達の活動を応援』https://www.excite.co.jp/news/article/Prtimes_2022-08-01-51240-8/

・📢東京ボランティア・市民活動センター『私のボランティア活動は「何のため？」「なぜ続けているの？」』https://www.tvac.or.jp/special/vf2023/prg_10