ファーストゴール達成！

掲載半月でファーストゴールとしていた50万円を達成することができました！

ご支援いただいた皆様、情報を拡散にご協力いただいた皆様、応援メッセージをくださった皆様、本当にありがとうございます。皆様のお力添えで無事にファーストゴールを達成することがきました。

しかし、私たちのプロジェクトはこれで終わりではありません。ネクストゴールは床間の改修に必要な金額をプラスした150万円です！より良い空間を作るために、今後ともどうぞよろしくお願いいたします！！

はじめに

はじめまして！私たちは福岡県糸島市にて、「里山を守りたい」「地域コミュニティの拠点を作りたい」という共通の思いのもとに集まった、”SATOYAMAくるり”と”糸島空き家プロジェクト”（九州大学公認サークル）です。

皆さんは”里山”を知っていますか？里山とは農地や林、ため池などの、人の手が加わった自然のことです。現在、人口減少や産業構造が変化してしまったことによって、里山の保全が課題となっています。このままでは、里山特有の生物の生息環境や、そこで育まれてきた文化、美しい景観が失われてしまいます。

私たちは、人と人との繋がりが希薄になってしまっている今だからこそ、そして里山の景観が失われつつある今だからこそ、糸島という自然豊かな地域で、空き家を改修した新しいコミュニティ拠点を通じて、里山保全のニューモデルを実現したい！と思っています。

SATOYAMAくるり

はじめまして。SATOYAMAくるりの緒方淳一です。『SATOYAMA くるり』とは、『様々な学び』を通じて地域(里山)の景観と暮らしを考え、地域(里山)の生活や文化、景観の再生を図る為のきっかけとなる運動を、多様性のある『ヒト・モノ・ココロ』が様々な『部活動』を通じて繋がり循環、そして醸成する、そんな持続可能な取り組みを行う団体です。

「Beautiful gradation　里山の恵みと豊かな心を未来へ繋ぐ」をスローガンに掲げ、2022年から有志で活動を行っています。

以下はその部活動の例です。

『里山で遊部（あそぶ）』里山の資源を使って、様々な取り組みにチャレンジ

『やぎ部』里山の有機資源を使った、自然栽培のお野菜やお米作り

『陶芸部』里山を眺めながら、ゆったり陶芸

『里山library部』本を通して大人も子供も交流し、新たな出会い

『里山観察部』里山の野草や昆虫の観察

『ノルディックウォーキング部』里山、里海を歩く、感じる、食べる

糸島空き家プロジェクト

はじめまして！糸島空き家プロジェクトの藤原郁大（ふじわらふみひろ）です！本プロジェクトに興味をお持ちいただいてありがとうございます。

私達は、福岡県糸島市を活動拠点としながら、九州大学の学生主体で活動しています。メンバーは20-30人ほどで、学部1年から修士2年までと年齢層幅広く所属しております。活動に参加している仲間は建築学科の学生が主ですが「空き家を通じて、地元の人と交流を深めたい」「実際に現場で施工をおこなってみたい」「自分が考えたアイデアが形になるのを見てみたい」といった想いを抱えた学生なら誰でも参加可能で、各々の想いを実現するために一人一人が主体的に活動しております。

＜発足経緯＞

九州大学の移転と共に、学生は糸島への移動を余儀なくされました。そのため、「自分達が住む土地を自分達で盛り上げていこう！」といった想いを抱くことになりました。そこで、建築学生といった利点を活かすべく、糸島に多く存在する空き家×新たな居住空間、交流施設として、

「糸島らしいライフスタイルの提案」を行い、空き家を通して地域との積極的な交流を目指しました。

＜なぜ空き家なのか＞

①まだまだ利用できるポテンシャルを秘めている

空き家は比較的築年数が古いものが多いです。しかし、人が利用していないというだけで構造的には問題なく、清掃を行い内装を変えれば生まれ変わるといったものがたくさんあります！新築と比べて、最初のコストがあまりかからずに手を加えることができることも魅力です！

②建築学生が取り組みやすい

デザインや実際の施工に興味がある学生が多い中で、新築と違い規模の小さい改修が多く学生でも手掛ける部分が多いのが空き家です。学生の「誰かの為に自分で何かを形にしたい」といった想いを叶えやすいといった利点があります。

＜5つの目標＞

空き家プロジェクトが活動に掲げる5つの目標があります。

①地域と大学・学生の交流の促進

②地域に存在する空き家の活用

③学生の新たなライフスタイルの提案

④学生の実践的教育の場の創出

⑤糸島地域を愛する人を増やす

空き家問題は全国的にも問題となっていますが、「空き家を減らす」だけでなく「空き家を活かす」といった考えで、自らの手で空き家を活用することで地域の交流を生む場所を提案していきます！

＜主な活動内容＞

空き家改修にあたって提案→設計→施工→完成まで手掛けていきます。

＜関係者各位＞

糸島空き家プロジェクトは学生団体ではありますが、地元の方々、市役所のかた、OBの方など様々な方々に支えて頂きながら活動をしております。

プロジェクトについて

本プロジェクトでは、前述の”SATOYAMAくるり”と”糸島空き家プロジェクト”が共同主体となって、糸島市にある築70年の空き家を改修し、以下のような”多種多様な人々が関わる”コミュニティ拠点をつくります。この拠点づくりを通じて、全国の里山保全につながるニューモデルを生み出したいと思います！

①”SATOYAMAくるり”が行う部活動の拠点

いろいろな部活動がここを拠点に活動し、里山と触れ合う機会を創出します。

②地域コミュニティの活動拠点

地域のシニア倶楽部の井戸端会議、生け花教室、料理教室などいろいろな活動ができるスペースにします。

③九州大学の学生をはじめとする若者が活用できる拠点

広い敷地を活かし、サークル合宿などのイベントが行えるようにします。

④里山を五感で感じられる体験型宿泊拠点

実際に里山に触れながら、自然を感じながら宿泊できるような場を作ります。

糸島に多く存在する里山の景観を守るきっかけを提供し、学生をはじめ、多くの人々が地域と関わる場を生み出します。

この度、皆さんには、そんな本プロジェクトの”参加者”になっていただきたいです！実際に部活動に参加される方、クラウドファンディングで資金援助をしていただける方、SNS等で活動を広めていただける方、、、どんな方法でも構いません。皆さんの”参加”をお待ちしています！

糸島ってどんなとこ？

福岡の西に位置する福岡県糸島市は、玄界灘に面した美しい海岸線や背振山系の山々、なだらかな田園地帯が広がる自然豊かな場所です。

糸島は、天神や博多といった福岡市都市部から車で1時間以内でアクセスできること、豊かな自然で採れた糸島の食材を楽しめるレストランや体験型レジャー施設も多いことから、県内外から訪れる人が多く人気スポットです。

また、糸島はコミュニティ意識が強く、外部の人にも開放的なので、面白いビジネスを立ち上げようとするクリエイティブな人たちが集まっているところも魅力の一つです。

こんな拠点を作りたい！

民家を改修して、この地区の里山風景の保全活動に活用できる建物にするために糸島空き家プロジェクト内で様々なアイデアを出し合いました。

改修のコンセプトは、『”減らす”ことでできる魅力的な空間を提案』

既存の建物の傷んでいる部分をまず最初に解体し、現状を確認しました。建物の一部を解体することで生まれた新しい空間を活かしながら改修していくことをテーマとして考えました。

①キッチンまでの廊下を土足で行ける土間に

農作業やキャンプなどの屋外活動と建物内での調理をスムーズに行うようにするため、既存のキッチンとそこまでの廊下を土間に改修します。

②床の間の床を解体して集会スペースに

各種の活動の集会スペースとして活用できるように、他より床の高さが下がった空間にすることで、みんなでぐるっと座って集まれるスペースに改修します。

③2F宿泊スペースと1F床の間を繋がりのある空間に

床間の天井と2階の壁の一部を解体して、人繋がりの吹き抜け空間を作ることで、一階床間での活動を2階からも感じられるように改修します。

④縁側の窓際を庭を眺めることができる読書空間

庭での活動や、里山の緑を眺めながらくつろぎ、読書のできる空間に改修します。

支援が必要な理由

低予算での改修のため，新しいものを付加していく提案ではなく、“減らす”ことで魅力的な空間をデザインしようと、糸島空き家プロジェクトで提案を考えました。

このクラウドファンディングでは空き家の改修に必要となる「材料費」を集めることを目的としています。皆様からのお力添えは、木材や照明、家具などに利用させていただきます。

具体的な資金用途としては、屋外のキャンプスペースと屋内のキッチンを繋ぐ土間の施工材料費、各種活動の集会スペースになる床間の改修の施工材料費、最終ゴールで外壁に焼杉材を使用する施工材料費です。

本プロジェクトでは、皆様の支援金額により、徐々に改修範囲を広げ、完成度を高めていきます。まずファーストゴールとなる50万円では、キッチンの改修を完成させます。その後、150万円で床の間の改修を完成させます。そして最終ゴールとなる200万円で本棚等を整備し、空き家の改修を完成させます。

リターンについて

オープンチャットご招待、物件使用権、物件に名前を残す権利などなど様々なリターンをご用意しました！どのプランでもご支援いただいた方には、今回の物件の施工過程＆完成後の様子をお伝えするLINEオープンチャットにご招待します！

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます！

このように、各々の想いを持って、地域の交流の拠点となるような施設づくりに取り組んでいこうと考えております。今よりもさらに、居心地の良い場所づくりを実現させていただくために、皆さんのご支援をお待ちしております！

メンバー紹介

糸島空き家プロジェクト

-意気込み-

大学2年生から関わり続けているサークルで、いつの間にか局長になっていました。
建築学生が多く関わるこのサークルで、「何かを作りたい！」「まちとつながる場所づくりがしたい！」といった思いを背負いながら、活動しています。
局長という立場ではありますが、頼りになる後輩たちに囲まれながら「自分にできることは何か？」と自問自答しながら、どうにかこうにか頑張っています！

-意気込み-

プロジェクトの設計を主に担当しています。コロナの期間サークル活動は思うように出来ず、今回のような一軒まるまる手掛けられるのは糸島空き家プロジェクトとしても4年ぶりです。4年前は当時の先輩が設計をしたプロジェクトの施工に参加する立場でした。自分が先輩になった今回は、後輩の空きプロメンバーのみんなと協力しながら、施主さんや藤原建設さんと検討を進めてプロジェクトの実現に向かう難しさややりがいを感じています。
大学卒業後もこの場所にまた戻って来られる、そんな場所になればいいなと思っています！

-意気込み-

今回のプロジェクトは、私が大学に入学して初めて施工を経験した物件以来の、一棟丸ごとの改修です！この物件を最初に見に行ったとき、あまりの古さに驚きました。そしてこのプロジェクトは、空きプロ史上1番の難題なるのではないか、と思いました。この空き家改修が、糸島空き家プロジェクトやメンバーの成長につながり、かつコミュニティの拠点として多くの人々が集う空間になれば幸いです！！

-意気込み-

大工さんに憧れていたので、糸島空き家プロジェクトで空き家の施工に参加するのはとても楽しいです！施工参加権おすすめです♪クラウドファンディングのご協力お願いします！！

緒方 淳一（おがた じゅんいち）

はじめまして！緒方と申します！

写真右から4人目の、フットボールをこよなく愛する者です。

今回舞台となる空き家は、大堂さんさんからご相談を受けた古民家。

所有者の方はもちろん、地域の方々の想い出も詰まった古民家。

親戚の叔父も住まう志摩吉田エリアは、里山が多数残るエリア。昨今、地域住人の方々の高齢化が進み、放置された里山が散見されていたエリア。そんなこともあり、里山再生に取り組んでいたエリア。再生開始後、2年程経過したタイミングでのご相談。大堂さんと何度も打ち合わせを幾度も重ね、同じく上述したようなSATOYAMAくるりのコンセプトが浮かび、プロジェクトを企画しました。

このプロジェクトの実現に欠かせないのが、大堂さんを介してご紹介頂いた、九州大学の学生団体『糸島空き家プロジェクト部』。

彼らの『空き家を通して地域との積極的な交流活動を行う』という”熱”に共感しました。

学生の皆さんには、この一大プロジェクトに一気通貫で関わってもらい、五感をフルに使った”体験”を通じ、想い出作りはもちろんのこと、将来の仕事に活かしてもらえればと考えています。

この取り組みが、どれだけ社会に貢献出来るかは正直分かりませんが、間違いないことが二つ。

・この”体験”が学生の皆さんの宝となること

・関わる皆さんが楽しんでいること

ご一緒に本プロジェクトの先にある未来を応援、伴走、見届けて頂けると幸いです！

【Profile】

1972年福岡県生まれ。東洋大学院修了。株式会社オリエンタルコンサルタンツに24年勤務。NPO法人竹もりの里にて10年活動。2020年に、親の介護が必要となり、母親の生家がある糸島に移住すると共に独立。株式会社橋守・任意団体Ito to Shima de 森もりを設立し、

①建設コンサルタントとして国内外のプロジェクトに参画

②里山再生・耕作放棄地再生・古民家再生による多様な方々の居場所作り

③自然栽培による野菜・米作りに取り組む農学校の運営

に取り組む、パラレルワーカー。

未来の子供達のために、人を超え、地域を超え、九州を一つに繋ぐ為に活動。パートナー、2匹の猫の4人暮らし。

大堂良太（おおどう りょうた）

はじめまして！大堂と申します！

今回舞台となる空き家は、糸結（ゲストハウス）の大家さんである原田さんの実兄にあたる西さんの所有で、西さんらが育った生家です。

西さんに本物件の利活用を相談されたのは2022年のはじめ。田んぼや小川や小高い山に囲まれ、”里山”が現存する志摩吉田エリアで広い敷地と趣のある家屋を「どうやったら活かせるか」と考えた時に、放置竹林を資源に変えようと活動されていた緒方さんに相談しました。緒方さんと何度も打ち合わせを重ねた結果、上述したようなSATOYAMAくるりのコンセプトが浮かび上がってきました。

そして、このプロジェクトの実現に欠かせない存在として、糸島空き家プロジェクトがあります。私が2017年に糸島に移住し、一棟目の寮を改修してオープンさせたときからお世話になっている学生団体です。学生ながら施工技術のノウハウがかなり蓄積されています。それもすごいのですが、一番共感したのは、彼らの「空き家を通して地域との積極的な交流活動を行う」という”想い”です。

学生の皆さんにこの一大プロジェクトに関わってもらい、様々な経験や思い出を作り、学生時代の大きな原体験の一つになってくれればと考えています。

いつも新しいことに挑戦してばかりの私です。未来にこの取り組みがどれくらい良い影響を与えるかは未知数ですが、一緒に本プロジェクトの先にある未来を応援し、一緒に追いかけてくださると大変嬉しいです！

【Profile】

1982年熊本県生まれ。九州大学院修了後、丸紅株式会社に9年勤務。2017年に糸島に移住すると共に独立。合同会社よかごつを設立し、地域交流型の学生寮「熱風寮」の運営を開始。現在、社会人混住型の起業家シェアハウス2棟含む7棟を展開中。その他、ビジネスパートナーらと古民家ゲストハウス「糸結」、カフェ＆バー「mulberry house」、シェアオフィス「糸島よかとこラボ」、若者がやりたいことを実現するためのコミュニティスペース「IQOL」、棚オーナー制古書店「糸島の顔がみえる本屋さん」、新スタイル駄菓子屋「秘密じゃない基地トムソー屋」を運営。若者育成や地域づくりを軸に糸島にて活動。パートナー、2人の娘の4人暮らし。