応援メッセージをいただきました

はじめに　     

里親募集型保護猫×古民家カフェ　Cafe Gatto（カフェガット）の代表、
磨田（トギタ）薫と申します。
沢山あるプロジェクトの中から、ご覧いただきありがとうございます。

Cafe Gattoは2016年4月にOPENした、福岡県古賀市にある里親募集型の保護猫カフェです。

カフェにいる猫たちは、病気やケガをしているところを保護した子や、
飼い主さんの事情でお家がなくなって引き受けた子たちで、
現在150匹超の猫たちのお世話をしながら里親探しをしています。

猫たちは、ウイルスチェックの結果や健康状態、相性などによって
現在8つの組を設け、お部屋を分けて生活しています。

そんな中、りんご組でメンバー同士のトラブルが続いています。

現在8匹の猫たちが在籍しているのですが
おにたろーが
ルイ君やきくまる、ジョンレノンに
追いかけられたり、追い詰められる姿を目にするようになりました。

たまにならこれまでも見られることがありましたが、次第にその回数も増え、
姿を発見すれば一目散に走って行って取っ組み合いになることも・・・・。

おにたろーは応戦しないので一方的におにたろーが飛びつかれて
毛が飛び散るような激しいトラブルもたびたび起こり、
おにたろーはトイレ以外の場所で、
おしっこ、うんちを漏らしてしまうような状況になることも何度も見られるようになりました。

昨年、猫たちみんなを支えてくれていたくりお店長をはじめ、
営業部長のタローや、リオネット、ジュニアなど、
CafeGattoオープン当初からいた猫たち数匹が病気で旅立ち、
猫たち同士のいざこざを仲裁したり、中和してくれるメンバーがいなくなってしまったことで
各部屋バランスが乱れ始めたように感じます。

りんご組以外のお部屋に関しては組替えなどをして
猫たち同士のトラブルは改善されたものの、
りんご組に関しては組替えできるお部屋はありません。

以前からちょっとしたいざこざが起こったときには

キャットタワーや爪とぎハウスなど隠れたり、遊んだりできる場所を設置してみたり、
ケージを設けることで一時的な隔離をして対応していましたが、
ずっとケージの中で過ごすことはさせたくありません。

そこでお部屋の一部を区切ることができる小部屋を手作りし、

一人でのびのびできる場所を確保してうまくすみ分け出来るようにしたことで
しばらくトラブルも落ち着いた時期もありました。

けれどその頃からさらにメンバーが増えた現在、
大勢いる中で過ごすことが苦手な子たちも数匹おり、
猫たち同士のトラブルは1匹だけを隔離しても解消することはできなくなりました。

これまでなんとかできる範囲で色々な対策をしてきましたがいまだに解決には至っていません。

りんご組以外にCafeにあるお部屋は、すべて猫エイズ・猫白血病どちらも陰性の子たちのお部屋。
りんご組は猫エイズキャリアの子たちのお部屋なので、ほかの部屋への移動が出来ません。

一人一人はとってもいい子たち。

決して誰が悪いということではなく、
ただ相性が合わない子どうしで過ごすには現状のりんご組の一部屋では限界なのだと思います。

誰かをずっと隔離し、おにたろーが縮こまった状態のりんご組をどうにかしたい。

それぞれをもっと穏やかにのんびりと過ごさせてあげたい。

そこで、新たに「新りんご組」という組を作り、お部屋を増設し
メンバーが移動できるようにして、猫たちのストレスを減らしたいと思い、
このプロジェクトを立ち上げるに至りました。

プロジェクトの詳細　

現在CafeGattoでは、すべての部屋が稼働しており、あいている部屋がありません。

そこで、バックスペースと庭を活用することになりました。

バックスペースは
①洗濯もの関係を置いている部屋
②屋根と壁がついているだけの半分外のような下台所スペース
③お風呂場

に分かれており、

・猫たちの替えのトイレ、ベッドや毛布、そしてそれらを洗濯し、収納
・フードや爪とぎ、季節外のものを収納
・イベント時に使うテントや机、猫砂、フード、その他配送された物を置く

という感じでフルに使っている状態です。

そして、このバックスペースは、2016年のOPEN時にも最低限の改装しかできていません。

CafeGattoは築１００年を超える古民家を改装しています。

バックスペースをしっかり活用するには、
それなりに大がかりな改装が必要になります。

そこで改装プランを立てました。

３つにわかれているバックスペースを利用方法を変え、置き場を変えることで、
新りんご組のお部屋を作りたいと考えています。

①療養が必要な子のお部屋に改装
②①に置いていた150匹の猫たちの猫砂やトイレ用品、毛布類などを置くお部屋として改装
③洗濯機が置けるスペースに改装

①を療養部屋にすることで、
今まで使っていた療養部屋を、新りんご組のお部屋に改装していきます。

バックスペースの改装するお部屋はこんな状態。

保管場所としてしっかり機能するように、猫たちのご飯のストックなども
安心して置いておけるような室内に改装が必要な状態のお部屋です。

そして、

②においていた荷物の置き場所として、
季節外のもの（夏はストーブ冬は扇風機）や、イベントの時に使うテントやイスなど
 室内保管でなくても大丈夫なものに関しては
庭の木々を伐採して整備し、倉庫を購入してそちらに移動させることにしました。

これでなんとか

色んな用品すべての行き場を確保できそうだということになり、
これまで改装でお世話になっている大工さんへ見積もりをお願いしたところ
それなりに大がかりな移動と改装のため、費用もかなり必要になりました。

保護猫カフェの売上は
150匹の猫たちの日々のご飯代や医療費などに充てているため
今回の改装費用をカフェの売上から捻出するのは困難。

そこで今回クラウドファンディングでご支援を募らせていただく事に致しました。

支援の使い道　

今回の新りんご組のお部屋増設に伴い必要となる費用は350万円になる予定です。

▶大工さんへのお支払と物置購入の費用が340万円。

▶その他

新りんご組のお部屋にステップや桟橋などをつけたり、扉を一から作る作業、
庭の整備・バックスペースの棚の設置など。

こちらはできる限り費用を抑えるために木材などの材料を買って、自分たちで制作し、設置します。

材料の価格高騰の影響もあり、こちらに10万円。

ありがたいことに、すでにCafeGattoのブログやSNSでご支援をお願いし、
240万円が集まりました。

こちらのクラウドファンディングでは、
110万円を目標にご支援をお願いしたいと考えています。

さいごに　

最後まで読んでいただきありがとうございます。

CafeGattoは「すべての猫におうちを」という想いを使命として保護猫カフェを運営しています。

「保護して、不妊手術をして、おうちの子にする」という活動を行っており
PNH活動と名付けて啓発活動も行っています。

CafeGattoにいる150匹超の猫たちは
スタッフがPNH活動で保護した猫たちのほか、
飼い主さんの病気や入院、お亡くなりになられてお引受した子、
カフェに遺棄されていた子など、1匹ずつバックストーリーがあります。

今回の新りんご組増設のきっかけになった、りんご組のおにたろーは、
スタッフがPNH活動で保護した子です。

CafeGattoにご縁がありやってきた猫たち。
カフェにデビューして、ずっとのお家（里親さん）を探せる子もいれば
体調がすぐれず自宅療養となりCafeGattoで終生お世話する子も多いです。

今はまだ自分たちの手の届く範囲の猫たち、Gattoにいる猫たちを守ることで精一杯ですが
これからも継続していくことで、
1匹でも多くの猫にお腹いっぱいご飯を食べて
できる限りストレスを減らし、安心して眠れる環境を作っていきたいと思っています。

絶対に猫たちを幸せにし、守っていきます。
どうか、Cafe Gattoの新しい猫たちのお部屋「新りんご組」増設のための
ご支援をよろしくお願い致します。

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【プロフィール】

磨田　薫（トギタカオル）

里親募集型保護猫×古民家カフェ　CafeGatto　総支配人　
行政書士かおる法務事務所　どうぶつ系行政書士
一般社団法人ファミリーアニマル支援協会　代表理事

1982年生まれ　熊本県出身

大学生のときに犬猫の殺処分の現状を知り、なんとか変えたいと動物にかかわりはじめました。

動物病院で看護師として勤務後、
飼い主さんの事情で行き場を失う犬猫を減らさなければ
殺処分問題は解決しないと考え法律の勉強。

どうぶつ系行政書士として行政書士事務所を開業。
ペット信託などを提案したり、飼い主さんのご相談を受けています。

その中で、

「もしも自分に何かあったら、託せる相手がいない」という声が多く
特に猫が顕著だったこともあり、その引受先として
新しい家族を探す場所を作ろうと2016年4月にCafeGattoを作りました。

すべての猫たちを幸せにすることは一人ではできませんが、
1匹でも多くの猫を幸せにするためにカフェのスタッフ一丸で頑張っています。