
動物関連のクラウドファンディング成功事例6選!治療費・動物愛護など

この記事では、動物愛護に関連するプロジェクトの成功事例と、
動物愛護のクラウドファンディングで気をつけるポイントやプロジェクト実施の流れについて、ご説明しています。
5分程度で読める記事になっていますので、動物愛護に関するクラウドファンディングを行いたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
- 動物を助けるために立ち上がったクラウドファンディング成功事例6選
- 犬猫の保護活動
- 犬猫保護施設の設備購入
- 保護施設の立ち上げ
- 野生動物護施設の設備保全
- 野生動物を支える商品の販売
- 保護猫の治療費の支援
- 動物愛護プロジェクトの注意点
- クラウドファンディングを始める流れ
- 事前準備
- ページ作成
- 広報
- プロジェクト実行
- リターン・活動報告
- クラウドファンディングで動物を助ける|まとめ
動物を助けるために立ち上がったクラウドファンディング成功事例6選
1.犬猫の保護活動
犬猫の保護活動をしている団体の応援をするために、不足しているペットフードを届ける資金を集めたクラウドファンディングの事例です。
「クラウドファンディング」と聞くと、金額も100万円以上のイメージがあったり、準備も大変そうなイメージをお持ちの方もいると思います。
クラウドファンディング「For Good」では、目標金額を1万円から設定してプロジェクトをはじめることができます。
<参考プロジェクト>
■プロジェクトタイトル
小さな命を救いたい!犬猫保護団体応援プロジェクト
■達成金額
108,500円
■目標金額
10,000円
■支援者数
25人
■プロジェクトURL
https://for-good.net/trn_project/4589
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2. 犬猫保護施設の設備購入
ノラ猫さんたちに、低価格で手厚い診療を提供する為に、レントゲン設備の導入を目指すプロジェクトです。
本プロジェクトでは、「施設の設備購入費用を集める」ことを目的にクラウドファンディングが実施され、「なぜレントゲン設備が必要か」「普段どのような活動を行なっているか」など、プロジェクトページの中でストーリーを丁寧に伝えられたことで、多くの共感を生むことができました。
公開開始から数日で、目標の150万円を大きく上回る支援が寄せられ、最終的には320万円以上を受け取り、活動資金に充てられました。
<参考プロジェクト>
■プロジェクトタイトル
のらねこさんの手術室にレントゲン設備を導入し、手厚い診察を提供したい
■達成金額
3,272,000円
■目標金額
1,500,000円
■支援者数
334人
■プロジェクトURL
https://for-good.net/trn_project/45599
💡治療費関連の事例はこちらからご覧ください!
https://for-good.net/blog/news-and-blog/academy/113422
3.保護施設の立ち上げ
この世のすべての猫に安心して眠れる場所とお腹いっぱいの幸せを与える!をミッションとして、全国で保護猫活動を行なっているネコリパブリックさん。
命の期限のある猫たちを救うには、保護猫カフェだけでは限界があり、猫たちの新たな拠点を作るため、森付きの一軒家を購入することになりました。
そして、購入した中古物件を猫たちが快適に暮らせるシェルターに改装するため、1,500万円を目標にしてクラウドファンディングに挑戦されました。
結果、見事目標金額を達成し、上回った金額で猫たちのキャティオやドッグランの建設も実現!2,000人を超える方からのご支援がありました。
クラウドファンディングでは、施設立ち上げ・修繕の費用を調達するだけではなく、プロジェクト実施にあたり多くの方々を巻き込むことができます。
<参考プロジェクト>
■プロジェクトタイトル
広大な森付きの家を、殺処分される保護猫の保護&看取りシェルターにしたい!
■達成金額
27,902,032円
■目標金額
15,000,000円
■支援者数
2265人
■プロジェクトURL
https://for-good.net/trn_project/92007
💡犬猫関連の事例はこちらからご覧ください!
https://for-good.net/blog/news-and-blog/academy/117860
4. 野生動物護施設の設備保全
傷病野生鳥獣のリリースまでの飼養・治療・リハビリ等のサポートや、野生動物に関する情報の啓蒙・普及活動などを行っているNPO法人ジャパンワイルドライフセンター(JWC)が実施したプロジェクトです。
「一羽でも一頭でも多くの命を救いたい」
本プロジェクトは、
・保護された疥癬症(かいせんしょう)のタヌキを少しでも多く受け入れできるため
・問題の現状と、団体の想いを多くの方に伝えるため
クラウドファンディングを実施しました。
このように、活動や団体の認知を広げるためにプロジェクトを行う方もいます。
<参考プロジェクト>
■プロジェクトタイトル
保護された野生動物に未来を。タヌキの命を救う為、隔離室を補強したい!
■達成金額
145,000円
■目標金額
100,000円
■支援者数
37人
■プロジェクトURL
https://for-good.net/trn_project/4956
5. 野生動物を支える商品の販売
天然林と野生動物と人々の文化を守ることができるバター石けんを作り、販売するプロジェクトです。
・“過剰な森林破壊により作られたパーム油 は、私たちのとても身近なところで使われているものである”ことを伝る
・売上の1%をオランウータンなどを保全する「認定NPO法人ボルネオ保全トラスト・ジャパン」に寄付することで野生動物たちが住める森を増やしていくことに貢献する
ことを目的に、クラウドファンディングを実施しました。
<参考プロジェクト>
■プロジェクトタイトル
日本初!オランウータンなどの絶滅危惧種を守るバター石けんを作りたい!
■達成金額
924,000円
■目標金額
500,000円
■支援者数
202人
■プロジェクトURL
https://for-good.net/trn_project/34825
6.保護猫の治療費の支援
「地域猫ななちゃんを救う会」が行ったクラウドファンディングは、交通事故で重傷を負った地域猫ななちゃんの手術と治療費を集めるためのものでした。
子どもの目の前で車に跳ねられ骨盤骨折という大けがを負ったことがプロジェクト開始のきっかけ。
必要な設備のある病院での手術が必要で、足の切断の可能性もありました。
そこで、「自分の足で歩いてほしい」という願いから高額な手術を選択。
結果、目標金額450,000円を超える額が集まり、プロジェクトは成功。支援者には感謝のメールとななちゃんの写真が送られる予定です。
ななちゃんは2025年2月時点で、家での生活に慣れ、歩行もほぼ問題なく、ジャンプも少しずつできるようになっています。
動物クラウドファンディングの成功事例5
<参考プロジェクト>
■達成金額
451,000円
■目標金額
450,000円
■支援者数
33人
■プロジェクトURL
https://for-good.net/project/1001649
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動物愛護プロジェクトの注意点
クラウドファンディングを行う場合、公開前審査を通過する必要があります。
動物治療のプロジェクトでは、「診断書のご用意」が必要になります。
・動物治療のプロジェクトは、病名がわかる「診断書」が必須になります。
・診断書は、1ヶ月以内の発行日で、
「飼主氏名(フルネーム表記)」「治療を受けるペットの名前」「治療を受ける日本国内の動物病院名」「治療対象となる病名」
が記載されている必要があります。
For Goodでは、審査基準やプロジェクト内容など、まずはあなたの想いをお聞きして相談させていただく「無料相談」を実施しております。
クラウドファンディングを始める流れ
以下がプロジェクトを行う際の流れです。
①事前準備
②ページ作成
③広報
④プロジェクト実行
⑤リターン・活動報告
クラウドファンディングは準備が命。特に、動物関連のプロジェクトとなると、個人情報や倫理問題など、掲載先によっては細かく審査・修正のラリーがかかることも。
少なくても準備に1か月程度かけたほうがよいと言われています。
①事前準備
事前準備では、プロジェクトの企画立案が行われます。
資金調達の目的、目標金額、リターン、プロジェクトの進行プランなどを具体的に決定します。
動物関連のプロジェクトでは、倫理観を大切にし、さまざまな価値観を理解することが重要です。
プロジェクトの目的が倫理的に問題ないか、周囲の人と相談しながら慎重に検討しましょう。
②ページ作成
ページ作成では、プロジェクトの詳細情報を公開します。
プロジェクトのタイトル、目標金額、実行者情報、資金の使途などを明確に記載します。
動物関連のプロジェクトでは、ペットや動物の状況、飼い主の情報など、できるだけ詳細な情報を開示することが重要です。
ただし、個人情報の取り扱いには十分注意し、プライバシー保護とのバランスを取りましょう。
クラウドファンディングページには審査が入ります。
掲載する予定のプラットホームや担当者によっては何度も修正工程がかかるため、余裕をもって作成することがおすすめです。
③広報
広報では、プロジェクトの認知度を高め、より多くの支援を集めるための発信活動を行います。
SNS、ブログ、プレスリリース、イベントなど、さまざまな手段を活用し、ターゲット層に向けて情報を届けましょう。
動物関連のプロジェクトでは、共感を得やすいストーリーやビジュアルを意識した発信が効果的です。
支援者が「このプロジェクトに参加したい」と思えるよう、活動の背景や意義を伝える工夫をしましょう。
また、拡散を促すために、フォロワーがシェアしやすい投稿を意識し、適切なハッシュタグを活用するのも有効です。
継続的な発信が重要なので、定期的な投稿スケジュールを組み、プロジェクトの進捗を報告することで、支援者とのつながりを強めましょう。
④プロジェクト実行
資金が集まったら、いよいよプロジェクトの実行に移ります。
計画通りに進めるために、スケジュールや役割分担を明確にし、支援者に進捗を報告しながら進めましょう。
動物関連のプロジェクトでは、関係者との連携が欠かせません。
動物保護団体や専門家と協力し、適切な支援や環境整備を進めることが大切です。
また、動物の健康や安全を第一に考え、活動が倫理的かつ持続可能な形で運営されるよう配慮しましょう。
万が一、計画変更が必要になった場合は、支援者に対して透明性のある説明を行い、理解を得ることが重要です。
⑤リターン・活動報告
プロジェクト終了後は、支援者へのリターン提供と活動報告を行います。
支援者に感謝の気持ちを伝えながら、約束したリターンを確実に届けましょう。
動物関連のプロジェクトでは、リターンとしてグッズや特典だけでなく、「支援がどう生かされたのか」を伝える報告が特に重要です。
写真や動画を交えて、動物の変化やプロジェクトの成果を具体的に共有すると、支援者の満足度が向上し、今後の支援にもつながります。
また、活動が続く場合は、定期的に進捗を報告することで、支援者との関係を維持し、新たな支援の可能性を広げることができます。
>プロジェクト実行の流れについては詳しく知りたい方はこちら💡
クラウドファンディングで動物を助ける|まとめ
今回は、「動物」が主役のクラウドファンディングの成功事例とやり方について紹介しました。
<成功事例>
1. 犬猫の保護活動
2. 犬猫保護施設の設備購入
3. 保護施設の立ち上げ
4. 野生動物護施設の設備保全
5. 野生動物を支える商品の販売
6. 保護猫の治療費の支援
動物愛護の関連でプロジェクトを実施することを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
\始め方をまずは知りたいという方は、まずご相談ください/