
フェアトレードに関してできること|個人や企業の事例を紹介
フェアトレードって、自分にどんなことができるのか気になりませんか?『世界の課題』と聞くと、なんだか遠い話に感じるかもしれませんが、実はあなたの行動が大きな変化をもたらす力を持っています。
そこで本記事では、下記内容を解説していきます。
・フェアトレードは購入から貢献可能
・個人・企業の具体事例を紹介
・行動が世界を変える第一歩
小さな一歩が、誰かの未来を変えるかもしれません。まずは、あなたの『できること』を見つけてみませんか?
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目次
- 1.フェアトレード商品の販売あるいは購入だけでも貢献できる
- 2.個人・学生団体版!フェアトレードに関してできること・取り組み例
- ・神戸学院大学のゼミ生がフェアトレードの紅茶を販売
- ・フェアトレードの学生団体がラオスの視察調査
- ・大学生がフェアトレードのコーヒーと「カスカラ」のドリンクを開発
- 3.企業版!フェアトレードに関してできること・取り組み例
- ・障がい者の就労とコーヒー生産者をダブルで支援
- ・京都の伝統技術「黒染師」がロンTでコットン生産者を支援
- ・チョコをフェアトレードでリブランディング
- 4.フェアトレードとは?基礎知識
- -フェアトレードの背景|フェアでないトレードの現状・違い
- -現状を打破するにもフェアトレードが重要
- 5.まとめ
フェアトレード商品の販売あるいは購入だけでも貢献できる
フェアトレードに興味を持ったら、まずは商品を「買うこと」や「売ること」から始めてみませんか?
フェアトレードの商品を購入することは、生産者を直接支援し、彼らの生活向上に貢献する第一歩です。また、店舗やイベントでフェアトレード商品を販売することで、その輪を広げることも可能です。
たとえば、フェアトレードのコーヒーやチョコレートを取り扱うことで、多くの人にその価値を伝えるきっかけをつくることができます。
次の章では、学生団体や個人がどのような形でフェアトレードに取り組んでいるのか、具体例をご紹介します!
個人・学生団体版!フェアトレードに関してできること・取り組み例
神戸学院大学のゼミ生がフェアトレードの紅茶を販売
神戸学院大学経営学部の辻ゼミナールは、フェアトレードの認知度向上を目指し、神戸紅茶と協力してフェアトレード紅茶を開発しました。この取り組みは、消費者にフェアトレードを身近に感じてもらうことを目的としています。
〈プロジェクトの詳細〉
■神戸学院大学のゼミ生がフェアトレードの紅茶を販売
■達成金額 ¥731,000
■目標金額 ¥700,000
■支援者数 37人
➡ 詳細を見る https://for-good.net/project/1000932
フェアトレードの学生団体がラオスの視察調査
東洋大学の学生団体「Smile F LAOS」は、ラオスの子供たちへの教育支援を目的に、フェアトレードコーヒーの販売を通じて資金を調達しています。
得られた利益で職業図鑑を作成し、現地の子供たちに職業の選択肢を紹介するワークショップを実施しています。
〈プロジェクトの詳細〉
■フェアトレードの学生団体がラオスの視察調査
■達成金額 ¥183,500
■支援者数 22人
➡ 詳細を見る https://for-good.net/project/1001275
大学生がフェアトレードのコーヒーと「カスカラ」のドリンクを開発
カスカラ・ジャパン代表の西谷旭斐氏は、小規模コーヒー農家の収入向上を目指し、コーヒーチェリーの果皮「カスカラ」を活用するプロジェクトを推進しています。
通常廃棄されるカスカラを商品化することで、農家の新たな収入源を創出し、フェアトレードの理念に基づく持続可能なコーヒー産業の構築を目指しています。
〈プロジェクトの詳細〉
■大学生がフェアトレードのコーヒーと「カスカラ」のドリンクを開発
■達成金額 ¥563,000
■支援者数 105人
➡ 詳細を見る https://for-good.net/project/1001312
企業版!フェアトレードに関してできること・取り組み例
障がい者の就労とコーヒー生産者をダブルで支援
障がい者の就労支援とフェアトレードの推進を目的としたプロジェクトでは、障がい者がフェアトレードのコーヒー豆を焙煎・販売することで、彼らの自立と生産者の支援を同時に実現しています。
〈プロジェクトの詳細〉
■障がい者の就労とコーヒー生産者をダブルで支援
■達成金額 ¥1,030,000
■目標金額 ¥500,000
■支援者数 57人
➡ 詳細を見る https://for-good.net/trn_project/64236
京都の伝統技術「黒染師」がロンTでコットン生産者を支援
京都の伝統技術である黒染めを活用し、フェアトレードのロンTを製作するプロジェクトが進行中です。この取り組みは、持続可能なファッションを推進し、コットン生産者の支援を目指しています。
〈プロジェクトの詳細〉
■京都の伝統技術「黒染師」がロンTでコットン生産者を支援
■達成金額 ¥281,000
■目標金額 ¥250,000
■支援者数 38人
➡ 詳細を見る https://for-good.net/trn_project/4520
チョコをフェアトレードでリブランディング
合同会社welltyは、エシカルな選択を身近に感じてもらうため、ローチョコレートブランドの再生に取り組んでいます。生のカカオを使用したチョコレートを通じて、美と健康、エシカルを追求し、地球や体に優しい選択を広めることを目指しています。
〈プロジェクトの詳細〉
■チョコをフェアトレードでリブランディング
■達成金額 ¥582,500
■支援者数 75人
➡ 詳細を見る https://for-good.net/project/1001096
フェアトレードとは?基礎知識
フェアトレードの背景|フェアでないトレードの現状・違い
私たちが日々手にする商品。その背後には、生産者が十分な賃金を得られず、劣悪な労働環境で働いているケースが少なくありません。
特に発展途上国では、農業従事者や労働者が適正価格で商品を売れず、貧困の連鎖から抜け出せない状況が続いています。これが「フェアでないトレード」の現状です。一方、フェアトレードは適正価格での取引を保証し、生産者の生活向上や地域社会の発展を目指します。
現状を打破するにもフェアトレードが重要
このような問題を解決する手段として、フェアトレードは重要な役割を果たしています。
適正な価格での取引を行うだけでなく、労働環境の改善や教育支援を含む包括的な取り組みが行われています。
フェアトレード商品を選ぶことで、私たちは消費者として社会的に責任のある選択をし、持続可能な未来に貢献することができるのです。
次の章では、これまで紹介した内容をまとめ、実践への一歩を踏み出すためのヒントをお伝えします。
まとめ
フェアトレードは、私たち一人ひとりが日常の中で取り組める身近な社会貢献です。商品を購入したり、取り扱ったりする小さな行動が、大きな変化を生み出す可能性を秘めています。
今回の事例を参考に、あなたに合った方法で行動を始めてみてください。選択の積み重ねが、公正で持続可能な未来を築く一歩になります。
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