学校と地域の未来
おなかま(同釜)募集!学校と地域の当たり前を問い続ける「ふつうの小学校」をつくる
みんなの応援コメント
柳元さんへ
2024年6月20日
園舎見学ツアーではお世話になりました!素敵なご縁をいただきありがとうございます!少額ではありますが支援させていただきます。頑張ってください!江島
ジュンフラワー
2024年6月20日
わくわく
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
イギリス留学報告
2024/11/12 19:00
みなさん、お久しぶりです!共同代表の古川瑞樹です。
3ヶ月間のイギリス留学もあっという間に半分が過ぎてしまいました。私は日本の学校ではYear10(小学校1年生をYear1とした時の数え方=高校1年生)なのですが、イギリスでは飛び級してYear12(=高校3年生)の授業に入れてもらっているので、授業についていくのに毎日必死です(笑)
イギリスはイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つの国で成り立っているので、それぞれの国で教育制度が異なります。私がいるウェールズでは、5歳~16歳までの11年間が義務教育期間とされていて、大学進学を希望する生徒はsixth form collegeと呼ばれる過程で勉強します。日本でいう高校のようなものです。Sixth form collegeでは、大学の出願に必要な科目をそれぞれの生徒が選択し、A-levelと言う学力証明のための資格を取得します。私が通っている学校は11歳から18歳までの生徒が通うセカンダリースクールです。
1ヶ月とちょっと、イギリスの学校で生活して気づいたのは、
1. 自分の個性や考えを主張できる生徒が多い
2. いい意味で他人にあまり興味がない人が多い
3. 先生たちは授業が終わったらすぐ帰る
と言うことです。
服装や見た目に関する校則はほとんどないので、赤髪の子や唇にピアスを開けている子、制服ではなくスーツのような格好で学校に来る子、本当に色々な生徒がいます。日本ではなかなか見られない光景ですが、それぞれの生徒の個性が全面に表れていて素敵だな〜と個人的に思います。また、見た目だけではなく、自分の考えを正直に自信を持って伝える能力がすごく高いと感じています。学校での話し合いでも、寮生活の中でも、お互いに自分の感情や考えをはっきりと口に出し、意見の合意形成を図ろうとする人がとても多いです。
一人一人が自分を持っている分、他の人に対する過度な干渉は少ないように感じます。これは、他人に対する思いやりがないと言う訳ではなく、困っているときに助けを求めたら誰でも快く対応してくれます。おそらく、助けが必要な人はそのタイミングで自分から助けを求める、助けを求められた人は手を貸してあげる、という文化が人々の間にあるのではないかなと思っています。
最後に、先生たちの帰宅が早い!!授業で理解できなかった部分を質問しに行こうと思っても、授業が終わるとすぐに先生たちは家に帰ってしまいます(笑)実は、イギリスでも教員の働き方は問題視されている課題の一つらしく、校長先生に話を聞いたところ、教員一人に対する生徒の数が増え過ぎないようにしたり、オンライン上でダウンロードできる教材の使用を取り入れることで授業準備にかかる時間を削減し、残業を減らす工夫をしているそうです。
前半は勉強に精一杯であっという間に過ぎてしまいましたが、後半はもっともっと学校外にも出てたくさん学んできたいと思います。初めて知ったこと、面白いと思ったことをまたレポートするのでぜひ読んでください。
リターンを選ぶ