犬助けが人助けになる
犬21頭の不妊手術で、多頭飼育崩壊を食い止めたい
みんなの応援コメント
風の音
2024年5月10日
みんなが元気で過ごせますように♪
クキ
2024年5月10日
微力ですがシェルティの幸せを祈ってます。。。
FOR GOOD
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多頭飼育からのレスキューについて(前編)
2024/4/10 08:25
このたびのクラウドファンディングにつきまして、温かいご支援をありがとうございます!
ファーストゴール目前ですが(実はファーストゴールでも費用は足りないのですが)、引き続き情報の拡散やご協力をお願いいたします。
今回は多頭飼育崩壊問題について、シェルティ・レスキューの過去の取り組みと今回の件について触れていきたいと思います。
多頭飼育からのレスキューにもいろいろあります。
シェルレスで一番古いのは2010年頃、北関東の「引取り屋」から、企業勤務の獣医さんがレスキューしてくれたのを受け取ったのが最初です。
引取り屋とはペットショップやブリーダーなどから売れ残った子や繁殖引退した子を有償で引き取る商売で、だいたいは飼い殺しにします。
この時は10頭ほどを引き取りました。心臓疾患のある若い犬や、10歳くらいの繁殖引退メスもいました。
全部がセーブルのシェルティでした。
その次に2011年の東日本大震災で、一部報道もされましたが、元ブリーダーの家から逃げ出した40頭近くのシェルティを保護しました。ブルー系の子が多く、元ブリーダーにこだわりがあり、一部を引き取り、残りを返却することになりました。
さすがにこの数だと預かり先の確保も大変で、20頭近くを一時、動物病院さんにお願いして預かっていただきました。
このときに残金が一時10万円を切ってしまうという事態になりましたが、皆様からのご支援と、緊急災害時動物救援基金からの支援でなんとか乗り切りました。
相前後して、山形県の元ブリーダーから、地元のボランティアさんが保護したシェルティを引き取ることになりました。
ブリーダーが犬舎として使用していた土地は不法占拠で、所有者である行政から立ち退き勧告があったため、廃業を余儀なくされました。
土地の明け渡しが必要なのになかなか手放してくれないのを、地元ボランティアさんが根気よく説得してくれて、なんとか保護にこぎつけました。
このときも10頭以上の犬たちを保護し、北は北海道から南は鹿児島まで、日本中のシェルティを愛するご家族に迎えていただくことができました。
多犬種繁殖のブリーダーから、放棄や廃業で手放されるシェルティについては、10頭以上の多頭でなく数頭を保護してきたことは何度もあります。
実は現在も少しずつ、九州のある地方のブリーダーから保護を続けています。
このケースでも、地元のボランティアさんが粘り強くブリーダーのもとに通いながら説得をし、犬を引き取っています。
悪徳ブリーダーほど「1円でも金に換えたい」「メリットがなければ手放したくない」と粘るもので、手入れもしない、産ませてばかりのボロボロの犬たちを、もったいぶって手放す様子には本当に腹が立ちます・・・。
そして、上記のすべてのケースに比べて助かる?のは、今回は多頭飼育ですが崩壊はしていないこと、悪徳ブリーダーや引き取り屋のような極悪な飼い方はされていないこと、飼い主さんが犬をお金に換えようとしていないしその経験もないことなんです。
話が長くなるので後半に続きます。
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