アフリカLGBT難民
ケニアに住むLGBT難民に医療と住居を届けたい!
みんなの応援コメント
あやこ
2024年7月1日
ありがとう!
ジャンジ
2024年6月30日
応援しています
FOR GOOD
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北丸雄二さん(ジャーナリスト、作家、翻訳家)から応援メッセージをいただきました
2024/6/22 09:40
アフリカの国々の多くに今も根強くはびこる反LGBTQ+感情の大もとは、ヨーロッパ植民地時代に布教されたキリスト教の影響です。一方でアフリカにおけるLGBTQ+の人々は、植民地主義からの脱却を図る政権からは「白人文化の悪癖」として弾圧されるという、まさに二方向からの攻撃を受けていました。
問題をさらに複雑にしたのは2000年代、特に米国オバマ政権の「人権外交」つまり「親LGBTQ+」路線の外交圧力でした。これが性的マイノリティの人権保護の強制、新たな植民地政策の強制として反発を招くのです。
実は1990年ごろから、米国の、特に保守的なキリスト教福音派は、エイズ禍をバネにしたマイノリティ人権運動の盛り上がりで国内では頭打ちの活動場所と経済的な活路をアフリカに求めていました。そしてオバマ後、その福音派を取り込んだトランプ政権が誕生する。アフリカに入っていたキリスト教布教活動家たちも勢いづく。ヴァージョンアップした反植民地主義と反LGBTQ+政策の新たな合体です。
これらを背景にウガンダでは2023年に死刑を含む規制法が成立。寛容だったガーナでも最大5年の懲役刑を科す規制法案が上程される動きが出ています。難民認定が極端に困難な日本で、レズビアンであることを理由に迫害される恐れがあるとして30代のウガンダ人女性が昨年やっと難民認定されたのもこの理由からです。
「ケニアに住むLGBT難民に医療と住居を届けたい!」というFreedom House Initiative(FHI)のクラウドファンディングが残り1週間です。ぜひこのサイトにご協力を。
https://for-good.net/project/1000721
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