棚田地域の活性化
棚田の"通い農"を身近にする「棚田ステーション」計画
みんなの応援コメント
たかせゆうじ
2024年6月30日
遅ればせながら応援させていただきます。
TK
2024年6月30日
とにかく応援しまーす♪
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
棚田ステーションは、"通い農"という文化を「発酵」させる場に
2025/1/22 17:50
去る1月18日~19日は、棚田ステーションのDIYイベントを開催しました。
メンバーは、長岡造形大学の学生2人、新潟市から3人、蒲生や松代地域から2人、十日町市街から3人、東京から1人、ここに僕と妻を加えて総勢13名でペンキ塗りをしました!
(2日目は6人)
ランチは棚田ステーションから徒歩2分のMURA PUBさんにお世話になり、冬の里山料理を堪能。
DIYではペンキ塗りとモルタル敷きをしましたが、道具/材料のチョイス&手配・当日指導に至るまで南魚沼市の塗装会社であるDON BOU color worksさんが強力なパートナーとして協力くださいました(「セルフペイントサポート」というサービスを利用しました!)。
DON BOU color works代表の富岡さん
同じ白色でも、環境によって微妙に使うべきカラーが違ったり、コンクリや木部で使う塗料が全然違ったり、下塗りの前にコーティング剤をしたり、温度管理をしながら結露を防いだりと、プロに相談する大切さをひたすら実感しました。
今回使ったカラーは「セロリビスク」という色で、視察を基にDON BOUさんから提案、自社で調合してくれたもの
でも、プロに丸投げ、ではなくDIYでやりたかったのは僕自身のこだわりで、
棚田ステーションはただの便利拠点ではなく、みんなと一緒に作りたかったから。
そんなことを考えていたのが昨年秋。
小春食堂での食事会から計画が持ち上がり、2ヶ月越しで開催。
2階コワーキングのみ完成した棚田ステーションは、11月以降も多くの自治体、組織、企業有志の皆さんにも視察いただき、
プレゼンしていく中でどんな場にしていきたいかを改めて熟考する時間を得ました。
ウェルビーイング経営者の会の皆さん
その期間を通して出た「こんな場にしたい」という答えが、下の3つ。
“通い農”の文化を”発酵させる”場
表現する人を”応援する”場
価値観を”かき混ぜる”場
20世紀が「開発」と「成長」の時代だったとするならば、
(これから本格的に始まる)21世紀は「発酵」と「循環」の時代だと思っています。
何かを完成させることがゴールではなく、そのプロセスで起こる変化を楽しむこと。
正解か不正解かではなく、人の思いや自己表現を大切にすること。
造形大のななみん、こもりんは生コン作りから左官工事まで挑戦
お漬物のぬか床って、放っておくと表面には酵母菌が溜まり、底には酪酸菌が溜まりやすいそうです(あと中心には乳酸菌もいる)。
菌も個性が様々で、嫌気性のものもいれば好気性のものもいる。放っておくと、バランスが崩れてカビが生えたりするそう。
だから定期的にかき混ぜる(=循環させる)ことが大事、ということを知って、文化も一緒だなあと思いました。
様々なバックグラウンドを持った人たちがかき混ざる場があれば、文化は発酵していく。
だから、農に焦点を絞らず、表現する人を応援する場として多様な価値観を受け入れていきたいと願いました。
長岡造形大学の学生さんに来てもらえることになったとき、棚田ステーション内にギャラリーを作りたいという新たな構想が出てきたほか、
DIYイベントを移住ツアーに組み込んでしまおうという奇跡のコラボも実現しました(笑)
移住ツアーなのに働かせてしまってゴメンナサイ!笑
この移住ツアーの様子については、地域支援員のもてまりさんが素敵な記事にしてくださったので、ぜひ御覧ください◎
https://matsudai.jp/omusubi_04/
作業の後は松代棚田ハウスで懇親会。蒲生区長の三郎さんも来てくれた
作業自体はまだ終わらなかったので、2月11日にもDIY第2弾を開催します◎ギャラリー構想も進んだらいいな~。
参加してみたい!という方は星までぜひご連絡を^^
▽翌朝には元地域おこし協力隊でネイチャーガイドの髙木さんのガイドで、スノーシューツアーも開催しました
▽DIYギャラリー
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