世界とつながる学童
オンライン学童で待機児童を減らして、子どもたちの世界を広げたい!!
みんなの応援コメント
きくぼんぼん
2024年5月31日
これから大変ですが身体大事に、子供達の為に頑張ってください。
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
プロジェクトのポイント
1.学童保育の待機児童は2万人にとどく勢い
2.指導員スタッフには、障がい福祉サービスの利用者を
3.多様な人々とつながることで子どもたちの世界を広げたい
プロジェクトの詳細
はじめに
「学童落ちた 日本死ね」
「保育園落ちた 日本死ね」がSNSで話題となってから8年。次は「小1の壁」「小4の壁」の最大の問題として学童保育が問題となっています。その問題を解決する手段のひとつとして、今回「オンライン学童」を設立することにしました。
自己紹介
はじめまして、井上愛来子と申します。私は、学童保育の学童指導員として3年弱勤務後、保育免許取得の為に通学しながら障がい者施設で7年間勤務しました。障がい者施設では、利用者がICT機器を活用し在宅で就労できるように支援したり、引きこもり支援をしておりました。
昼は障がい者施設勤務、夜は保育士の専門学校への通学中に熊本地震に被災しました。当時私は施設利用者はもちろん、通勤しての就労が難しい全国の健常者が、在宅でデータ入力や採点業務などを作業できるように支援する業務をしていました。私が職場に出勤できたのは前震から1週間後で、施設内もグチャグチャで正直、「2~3か月間の売上は壊滅的だろうな」と諦めていました。しかし出勤した当日に奄美大島や東京の取引先の方から電話があったり、全国の作業者から「熊本の為に僕たちが頑張ります」と応援のメッセージをもらい、売上も例年と変わりない金額を達成することができました。
子どもの小学校は1か月程休校になり、その間私は避難所のテントから出勤する日々。4月といえど日中は熱中症の危険性を感じるほど暑く、平日は高齢の母と息子のみになることが心配になり、1週間ほど福岡の叔父の家に息子を非難させたりしました。今年の能登地震でも子どもたちの様子が心配でした。もしオンライン学童などがあれば、子どもたちに安全な場所に集まってもらい、勉強したりゲームをしたりできたのにと、支援の幅が広がるのにと、改めて悔しくなりました。苦しい状況の子どもたちが、少しでも楽しく過ごせるように尽力していきたいと考えています。よろしくお願いします。
解決したい社会課題
皆さんは、学童保育(放課後児童クラブ)をご存知でしょうか? 学童保育とは、親の就労などにより家で一緒に過ごす大人がいない小学生を放課後預かる施設のことです。 保育園の小学生版というとわかりやすいでしょうか。 8年ほど前に、「保育園落ちた 日本死ね」という言葉がSNSで話題となり、国や自治体は様々な保育園等の待機児童対策を行ってきました。 しかし今度は、小学生の放課後の居場所が足りない状況となっています。
上記の理由などにより、学童保育の待機児童がなかなか減らないのが現状です。学童保育の待機児童は、全国で2万人にとどく勢いです。何の対策も取らなければ、今後さらに増加していくでしょう。
学童保育に入れなかった児童の家庭で、現在起こっている問題があります。保護者がテレワーク等に勤務変更できる場合はいいのですが、変更できない場合は勤務時間や勤務日数を減らしたり、転職したりすることもあるのです。その場合、世帯収入が減ってしまい、将来の教育費や保護者の老後の貯金がなくなるなどの不安が出てきてしまいます。日本全体で考えると、テレワークに勤務変更できない介護・看護・保育・運送業界などに代表されるエッセンシャルワーク(ライフライン維持の為の職種)の労働人口が減ってしまうという凄く大きな問題も発生してしまいます。
さらにギリギリの生活水準で暮らしている場合などは、勤務時間や勤務日数を減らしたり転職したりすると生活できなくなってしまう恐れがある為、小学生のみ家で留守番をするという場合も多数あるようです。
その場合、児童たちは次のような危険にさらされてしまいます。
「小学生」という大人になるまでの成長過程でとても重要な時期にこのような不安材料があるのは、社会全体の不安材料かと私は考えます。
そこで私はこの不安を少しでも解決したいと思い、「オンライン学童」を立ち上げることにしました。
私にしかできないこと
初めに学童保育が足りないというニュースを見てオンライン学童を思いついたとき、自分でするには不安しかなく、「他の人がするでしょう」と思いました。でも次の瞬間、ある障がい福祉サービスが頭に浮かびました。
それは『放課後等デイサービス』です。通称「放デイ」と呼ばれる施設で、障がいを持つ6歳から18歳までが放課後や長期休暇を過ごす施設です。障がい児の学童保育のようなものです。
障がい認定される子どもと学童保育と同じで社会的ニーズに伴い、施設数は急増しました。しかし社会的ニーズはあるにも関わらず、廃業数も急増しています。理由のひとつに、2012年の法改正で新設され民間企業が参入しやすくなり、急増した施設の中で福祉サービス費の不正給付や経営者の福祉に関する知識経験がないことに起因する虐待などが大量に発覚したことにあります。その為、しっかり監査できるよう度々法改正があり、元々適正に運営していなかった施設が大量に廃業することになったようです。
今回私が考えた「オンライン学童」は、それこそ多くの児童を対象としており、社会的ニーズも大きいかと思います。その為しばらくすれば、そこに目をつける企業が大量に出てくるでしょう。しかしその中で「オンライン」「保育」「教育と療育の違い」などを理解している業者がどれくらいいるでしょう。どれか一つには精通している人がいるかもしれません。しかし「どれか一つはいいけど他は全くダメ」ではダメなのです。
私自身、正直にいうと「オンライン」「教育」「福祉」どの分野も専門家でもないし、誰よりも1番理解しているというわけではありません。しかし保育士資格を取得し、オンラインで福祉サービスを第一線で業務してきた知識や経験はあります。コロナ禍以前からZoomで障がい者の方とやり取りをし、企業への就職試験のZoom面接に同席して就労まで障がい者の方と一緒に戦った経験があります。
なにも経験がない人たちがお金だけをみて参入し、形だけの施設や制度をつくられてしまい、それが定型化する可能性を考えたら、未熟ながら私がワーストペンギンになった方がまだいいのではないかと思ったのです。
「この分野なら誰にも負けない」という分野は私にはありません。しかし複数の分野を噛み合わせた知識と経験をもつ私だからこそ、「最低限ここまではしないと児童の心身の安定は保てない」という基準がつくれるのではないかと思い、不安ではありますが自身で「オンライン学童」をすることにしました。
オンライン学童について
「オンライン学童」では、PCやタブレットでテレビ電話をすることで、指導員スタッフが児童の様子の見守りをしたり、一緒に勉強や遊びをしたりできます。
実際にオンライン経験のあるご家族にインタビューしてみました
Q1:機器や場所など、普段どのようにオンラインをしていますか?
A.:リビングで学校支給のタブレットで受けています。
Q2:オンラインでの家庭教師より以前にオンラインの経験はありましたか?
A.:コロナの一斉休校のときに、オンラインで家庭教師をするようになったのが初めてです。学校でも練習する機会もなく、急遽一斉休校となったので、最初はアタフタ・バタバタ慌てました。
Q3:Zoomへは児童ひとりでログインできていますか?
A.:最初の2~3回は保護者が一緒じゃないと難しかったけど、いまは子どもの方が詳しくて、子どもだけで準備をして、 ログインしています。
Q4:オンラインでの授業はやってよかったですか?
A.:高校受験の際、訪問とオンライン指導の両方組合せて授業をすることができてよかったです。事前に準備可能な過去問などを訪問時と 変わりなく教えてもらえました。訪問のみだった場合を考えると、時間や交通費の問題があり、授業の時間数を増やせなかったと思います。
お母様に聞きました
Q1:最初にオンラインで授業を行うと聞いたときはどう思いましたか?
A.:急遽決まったこともあり、すんなり上手くいくのかな~と不安でした。でも休校中、休まず継続的に学習できるのはいいなと思いました。
Q2:オンラインで授業を行う際に不安なことはありますか?
A.:子どもたちが聞きたいことは聞けているのかという不安はあります。対面であれば手元などを直接見てもらえるけど、画面越しだとどうなんだろうと・・・。
Q3:オンライン中、またはオンライン前後のお子様の様子はいかがですか?
A.:オンライン前に不安な様子も、オンライン後に特別疲れている様子も なく、普段通りに過ごせているようです。
上記のような感じでみんなで一緒に宿題やゲームをすることができます!!
事前にわかっている問題集やプリントであれば、写真を撮ったりスキャンしたりしてデータ化することで画面共有ができるようになり、スムーズに学習することができます。
宿題のプリントなどその場にならないとわからないものに関しては、児童にカメラで映してもらい、口頭で説明できるものは口頭で、口頭での説明が難しそうな場合はこちらで画面のスクリーンショットをとって説明することも可能です。
画面を録画します
今回のインタビューでお母様より「子どもたちが過ごしている様子などをみる機会があったらいいな~」というアイディアを頂きました!!
学童中は常時録画をする予定ですので、保護者の方に後ほど一部公開できるように企画していこうと思います!!
画面上でのやり取りとなるので、個人の体調や環境に合わせて対応できるようにできる限り配慮していく予定です。
開所時間や閉所時間などは、今後延ばしていくように予定しております。
場所にこだわらない
学童保育の待機児童が減らない理由の、『自治体の「人口数の見通しが立たない」「施設の場所が足りない」という問題』について、オンラインでの対応なので、場所の位置や広さに拘らず全国の児童を受け入れることが可能です。
例えば、現在は場所の近い小学校2~3校合わせても待機児童が20人未満だった。すると自治体は、新設しても採算が取れない・今後とれる見込みができないと判断して、新設・増設をためらいます。そうなると少人数だったとしても児童の保護者は困ってしまいます。実際に転居まで考える方もいるようです。
オンラインであれば、全国の児童を一緒に受け入れることが可能なので、自治体の中で少人数だったとしても全国規模で対応することが可能です。
児童の募集について
今回オンライン学童を立ち上げるにあたって、知人数人に「オンラインで学童保育をしようと計画しているんだ~」というと、全員一致で「なにそれ?そんなのあるの?」と言われました(^_^;)
その度に「いや、ないから自分で作るんだよ(^_^;)」と答えていましたが、なかなか説明が上手くできず、「そんなの上手くいくはずがない」と全否定されたこともありました。一定より上の年齢の男性の中には、「学童」という言葉も初めて聞いた人もいて・・・。しかし働くママに話しをすると「そんな施設があったら、もっと安心して働ける!!」とかなりいい反応でした。
待機児童は全国で2万人近くおり、北海道から沖縄まで対応できればと思っています。しかし人によって反応が様々で、このクラウドファンディングでどのくらいの反響があるか想像できていません。体制が整っていない状態で大量に受付けることはできないので、まずはSNSのみで宣伝・募集を行うつもりです。その為、今回のクラウドファンディングでは「宣伝広告費」は支援の使い道には入れておりません。今後、必要に応じて宣伝方法等を検討していこうと考えております。
指導員スタッフ
『指導員スタッフの確保』については、それぞれ自宅からログインし勤務するので全国から募集することが可能です。外出できない方でも就労することが可能ですので、参加できる人材数も格段に増える見込みです。
さらに指導員スタッフを確実に確保する為に、そして子どもたちがもっと広い世界とつながれるように 就労系の障害福祉サービス施設の利用者に参加してもらうこともプロジェクトの一部としています。
今回は、福祉サービスの中で利用者人数が一番多い就労継続支援B型の利用者に指導員スタッフとして参加していただこうと計画しています。その後、状況をみて他のサービスの利用者、障がい者以外の方という風に広げていけえればと思っています。
精神障がい者が物や人を傷つけるような言動をする様子がニュースで流れてしまうこともあり、「障がい者」というと危険な人たちではないかと思う人もいるかも知れません。しかし私が出会った人の中には、ただ「受診に時間がかかる」「体調が安定しない」というだけで働くことができない優秀な人がたくさんいました。自宅外で長時間の就労が難しくても、自宅で短時間であれば十分に力を発揮できる方がたくさんいました。性格は穏やかで明るくて口調も柔らか、人を傷つけるどころか周囲に気を配りすぎて自分が傷ついてしまうような人もいました。
オンライン学童は、PCやタブレットの画面越しでのやり取りとなります。その為、子どもたちは部屋の中だけの文字通り「狭い空間」しか感じなくなってしまいます。様々な地域の様々な状況の人たちが指導員スタッフとして対応することで、子どもたちに画面の向こう側には違う世界がつながっているということを実感してほしいということも、障がい者の方に参加していただく理由としてあります。
障がい福祉サービス施設の方へお願い
障がい者の人に指導員スタッフとして参加してもらうのに、なぜ雇用ではなく施設利用者が参加なのかといわれる方もいるかと思います。2024年4月から民間事業者にも合理的配慮が法的に義務化されました。しかし私が障がい者施設で業務して感じたことは、障がい者本人も自身の障害に対する合理的配慮を把握できている人は少ないということです。
また気温や季節その他状況の些細な変化で体調が変動する人がおり、障がい者本人にもどうすることもできません。その為、毎日こまめに電話やメール等で体調や状況を細かく把握する必要があるのです。しかし指導員スタッフ一人ひとりにそのような対応をしていては、肝心の児童への対応ができなくなってしまいます。そこで私は障がい福祉サービスの施設に障がい者の把握や対応を委託することにしたのです。施設職員の方と密にやり取りを行いながら、障がい者スタッフへも児童や保護者へも細やかな対応ができるようにしたいと考えています。
このプロジェクトで実現したいこと
私はこのプロジェクトで小学生たちが安全に楽しく放課後が送れるようにしたいと思っています。その上で、児童自身が現在や未来の自分のことを考えられるような環境が作れればと思っています。児童が世の中には様々な人たちが生活していることを感じ、他の児童と交流をし、時には児童と保護者の橋渡しをすることで、児童自身の世界を広げて大人になったときの「生きる力」を養うお手伝いをしていきたいと考えております。
私の保育・教育理念のもとになった出来事
上記のようなお子様連れのママ友会が同時刻にありました。普通に考えると、年齢も上で人数もすくないAの部屋が落ち着いて食事をしていると思います。しかし実際は、Aの部屋は注文の声が聞こえないほど騒々しく、部屋から魚釣りができるお店だったので、水槽に落ちるのではないかとヒヤヒヤしました。一方、Bの部屋は静かに親御さんの隣に座ってこぼさず食べていました。当時20歳だった私はとても不思議で、何が違うのか両方の部屋を観察してみました。するとBの部屋は「ママ、これおいしいね。」「(子どもに向かって)おいしいね~。(ママ友に向かって)それで、昨日ね・・・」。一方Aの部屋は「ママ、ママ!!」「(子どもの方を見ずに)昨日さ・・・」「ママ~!!」「うるさい!!」。つまりそれぞれの部屋では下記のようなサイクルが出来ていました。
生活の中でよくある風景だと思います。しかし数年後には、このサイクルの違いは大きなものとなり、子どもの人生をも左右する違いになる可能性があります。そして驚くことに、保育や教育現場でもBのようなサイクルが起こっていまるのです。そしてBのようなサイクルの子どもたちは、対話が難しい子が多いです。「相手よりも先に自分の主張!!」もしくは「自分の主張は言っても伝わらない」と諦めて人の話を聞かなくなってしまいます。実際に聞こえているはずなのに、名前を呼んでも返事どころか反応すらしない子が多くいます。
対話ができる空間
オンライン学童はその性質上、画面越しでの対応ということで危険なことを子どもたちがしていても物理的に止めるということはできません。その為、いかに子どもたちが話を聞いてくれるかが重要となってきます。
契約時の訪問などを利用して、保護者の方を含めて「話を聴くこと」「自分の事を話すこと」がいかに大事かをお話させていただきます。その上で、スタッフの方にも子どもの話をしっかり聴くことや身体に危険があるなど緊急性があるもの以外は話を遮らないということを重要視できるように対話をしていきたいと思っています。また他者がどのように感じているかを子どもたちが考慮できるように、学習を子ども同士で教えあえるようにスタッフが誘導するなどの仕掛けを仕掛けていくよう計画しています。保育・教育関係者ではない、様々な環境の方がスタッフとして参加・対話をすることで、今までにない仕掛けがつくれるような空間にしていきたいと考えています。
リターンについて
応援メッセージ
スケジュール
5月下旬 クラウドファンディング開始
6月 1日 学童保育の利用者・指導員スタッフ候補の参加施設を募集開始
6月30日 クラウドファンディング終了
7月 1日 リターン実施開始
8月19日 オンライン学童開始
支援金の使い道
支援の使い道
1stゴール:100万円
◯契約時の児童宅訪問費:25万円(5万円✕5人)
・児童が過ごしている自宅や地域の状況を知った上で支援をしたいので、契約時にご自宅に訪問させていただきます。
・訪問費1人分は、九州内であれば高速代のみ、北海道などであれば10万ほどかかるということで、熊本から関東へ訪問したと仮定した際の概算を平均として、計算しております。
◯障がい者施設訪問費:25万円(5万円✕5ヶ所)
・学童指導員として参加されている方が所属している施設へ、年1回訪問させていただく予定です。
◯ICT機器購入費:50万円
2ndゴール:200万円
◯契約時の児童宅訪問費:25万円(5万円✕5人)
◯障がい者施設訪問費:25万円(5万円✕5ヶ所)
◯指導員スタッフへ作業費:50万円
3rdゴール:300万円
◯契約時の児童宅訪問費:25万円(5万円✕5人)
◯指導員スタッフへ作業費:50万円
◯事務所等経費:25万円
Finalゴール:400万円
◯契約時の児童宅訪問費:25万円(5万円✕5人)
◯事務所等経費:75万円
さいごに
私は保育士の学校に通学当時、小学生だった息子とは朝しか話す時間がないという日々を送っておりました。しかし家族の誰かが常に在宅していた為、息子の宿題や生活リズムなどを気にせず、仕事や勉強に集中することができました。もし保護者全員が家にいることができず、尚且つ学童に入れなかったら、独りで家にいたのだろうかと思うとゾッとします。
GPSやスマホで対策をとる保護者もいらっしゃると聞きます。しかし情報リテラシーが養わられていない状態でスマホ等を持つことに不安があります。そして保護者がこどもを管理するという状態は、こどもが成長し必要がなくなっても続いてしまう危険性もあります。場所や行動を把握することで、こどもの想いなどまで保護者が把握した気になってしまう恐れがあるのです。こどもはいつまでも幼く、いつまでも保護しなければいけない存在だと思いこんでしまうのです。
「昔はあんなに喋ってくれていたのに、いまは話してくれないし、何を考えているのかわからない。」引きこもり支援をしていた際、家庭内暴力をする娘をもつお父様が話してくれました。会話があった当時、こどもの話を毎回きちんと聞いていたか尋ねると、言葉を失っておられました。忙しいと言って話を聞かず、そのまま放置されていたそうです。
今回の「オンライン学童」は、ICT機器を使用したオンラインでの対応だからこそ、可能な限り人間同士の触れ合いを持てるようにしたいと思っております。そして保護者の方が、毎日短時間でも児童の話を聞ける環境を作ることが、私の最大の目標です。どうかその目標に少しでも近づけるように、応援をよろしくお願いします。
PROFILE
井上 愛来子
☆経歴
2012年~2015年 放課後児童クラブにて指導員として勤務
2015年~2022年 就労移行支援施設にて就労支援員として勤務
2015年~2018年 専門学校にて保育士資格取得
2016年 熊本地震に被災
2019年~ 家庭教師として小学1年生~高校1年生までを指導
2023年~ 認可保育園にて派遣保育士として勤務
小学生の頃の夢は保育士。しかし小学校・中学校でいじめに遭い、「保育士
として携わった子が加害者になったら」と思うと、怖くなり諦めてしまいました。
出産を経験し自分の人生を改めて考えたときに、「やっぱり子どもに携わる仕事が
したい」と思うようになり、学童指導員を経験後、専門学校に通い、無事に保育士
免許を取得することができました。
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2024.05.29
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2024年5月31日
これから大変ですが身体大事に、子供達の為に頑張ってください。