能登被災猫支援
能登被災地の猫に不妊去勢手術を受けさせたい。
みんなの応援コメント
わたなべ
2024年7月31日
再支援です。最後にポチッとしておきますね。少しでもお役に立てればと思います。Go Goニャンダラーズ!
マサコ
2024年7月31日
応援しています!
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
すずちゃん、珠洲市津波エリアで保護
2024/6/25 05:00
【活動報告④】
すずちゃん、珠洲市津波エリアで保護
今回は1月の同日に連携してレスキュー活動をされていた「犬猫救済の輪」結さんからのご報告です。
寒波が押し寄せる真冬の能登半島とは、どれほどのものか、慣れない初めての地で被災猫レスキューはできるのか。
道が寸断され行きたくても行けない場所がいくつもあるようでした。
高円寺ニャンダラーズは、男性3人、通行止めの向こうの孤立集落に残された猫たちのレスキューに臨みました。
犬猫救済の輪さんは、活動されているボランティアさんたちの情報で行けるところならどこでもと、珠洲市の津波エリアにも入りました。
活動の一部を紹介します。
崩れてこないかと思うような危険な場所も沢山通りました。
行方不明猫の捜索依頼を受けた家を一日中何件も回ります。
時間が貴重です。
捕獲器を運ぶにも、エサを入れてセットするにも、車が入っていけない場所は、何といっても人数。猫達を救う手助けになれてよかったです。
一日中動いて動いて、わづかな貴重な時間、珠洲市の津波のあったエリアに辿り着くことができました。
震災と津波の後に生き残っている、一匹の猫を見たという情報から時間が経っています。
食べる物もない津波の後
生きていて欲しい
助けに来たよ。
みんなの祈るような強い想い。
タイミングが、本当に良かった。
現地でお会いできた方が、今、猫を見たと案内して下さったのです。
保護することができました。
すぐに、飼い主さんが見つかったのですが、残念ながら飼い主さんのお迎えは叶いませんでした。
健康状態も心配です。
川崎迄の帰路を耐えてもらってTNR日本動物福祉病院に入院しました。
(名前は、すずちゃんにしました)
能登島で、ボランティアさんたちが保護された飼い主さん放棄の猫たちと共に、川崎のTNR日本動物福祉病院に到着。このあと、健康診断、ワクチン等、初期の医療を施し、不妊手術もしてもらいます。みんな未手術です。
珠洲市津波エリアから救出のすずちゃんは、
ずっと、ずっと、食べるものが無くて飢えに苦しんでいた子は、食べ物を喜んで食べました。
が、しばらくして、嘔吐。
化学繊維のような大きな塊は、胃の中で分解もせず、水分もなく張り付いて流れずこのままでは危険でした。
食べたことで胃の中で動き吐き出すことができました。これ以外にもまともな物は食べられず何でも食べていたような状態ですから、その後もずっと細心の注意を払って経過観察が続きました。
同時進行で石川県のボランティアさんたちが、能登島で保護された飼い主さん放棄の猫達も、引取り後にやはりいろいろな嘔吐が見られました。
地震後の能登は、何処も猫たちにも過酷な環境でした。
能登島も、
食べ物がないことは、どれほど苦しいことでしょうか。
能登島の猫たちの飢えの苦しさを物語る嘔吐物。
空腹に耐えて、必死で生きていた被災猫達。お引き受けした命をしっかり守ります。
そして幸せにしてあげられます様に・・。
『スズちゃん』は、人恋しくて、離れません。
レントゲン、エコー検査も異常なし。
ワクチン、不妊手術もOKでました。
よく食べて、体も丸くなりました。
すずちゃんは、里親さんが決まりました。
あの時、この子に、出会えなかったら、
この子はどうなってしまっていただろう。と、考えてしまいます。
救えるのは、ほんの一部に過ぎない現実ですが、苦しい環境に取り残されているひとつの尊い命を懸命に救い、そして幸せにしてあげたいと思います。
活動ができますのは、皆様のご支援のお陰です。
感謝を込めて、能登からレスキューされた猫たちの近況もお知らせしたいと思っています。
奥能登での、『高円寺ニャンダラーズ 能登スぺイクリニック』を拠点として活動が始動できれば、もっともっと多くの能登猫を救うことができます。
クラウドファンディングへのご寄付を、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
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