ボリビアの障がい者
【デザイナーとの協働】ボリビアの障がい者に仕事と選択肢を広げるお金を創出したい!
みんなの応援コメント
藤井克英
2024年8月16日
できないことの裏側に、たくさんの可能性が詰まっていると思います。活動、楽しみにしています!
aomeyuki
2024年8月16日
応援しています!
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
リターンの紹介③グラフィックポーチ
2024/7/9 10:00
本プロジェクト実行者の中野温子です。
本日はリターンでご用意しているポーチについてご紹介させていただきます!
こちらはボリビアの首都ラパスの障がい者入居施設IDAIで暮らす入居者と実施していたアートワークショップで参加者が描いたイラストや線などをセレクトしてデザインしています。
一つ目のシックなデザインのポーチ。特徴的な渦巻きのグラフィック、『プロジェクト・ワイニョ』のシンボルとしても使用しているこちらの模様は、入居者のモニカという女性が描いたもの。実は、筆と墨を使って、和紙に描いています。
脳性麻痺を患う彼女は、手を動かしにくいという身体的な特徴があります。鉛筆やペンなどでは筆圧が弱く、線が現れにくいこともあるのですが、ある時「筆で描いてみる?」と彼女に墨と筆を用意すると、彼女の腕の動きや力を感じる線が現れました。
そんな彼女は編み物が得意。毛糸を持っていくとミサンガのようなものをパパッと作り、私にプレゼントしてくれた思い出もあります。
そして、モニカの渦巻きの裏面に施したのは
リディアの「ギザギザフォント」。彼女は文字が書けませんが、自分の本を作りたくていつもせっせと小さな本をつくっていました。
活動の時間以外にも自分で本作りに勤しむようになり、会うと「本をつくったよ」と見せてくれます。時には「アツコのことを書いた。」と読み聞かせてくれたりも。
一度、私が活動に行けなかった時に泣いて絵を描かなかった、と生徒から連絡がきたこともあるほど、この活動を通じて関係が密になったことも自分自身驚きです。
さて、二つ目のデザインは楽しいコラージュ。
こちらは何人かの参加者の描いたイラストを組み合わせて構成しています。
ミラグロスの描いた「Bebé」(=赤ちゃん)布に包まれている様子かな。なんとも愛おしい・・・
黒の紙が気に入って、ひたすら丸◯を書き連ねるマリベルという女の子。リディアに触発されてか、本のような形に仕立てています。
「メッシ」を描いたホセの「ワンとニャー」(犬と猫の顔)、リディアの描いた謎の物体などと、それぞれの個性的な線を組み合わせた楽しいポーチを持って、楽しい気分になってもらえたら、とてもうれしいです!
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