ボリビアの障がい者
【デザイナーとの協働】ボリビアの障がい者に仕事と選択肢を広げるお金を創出したい!
みんなの応援コメント
藤井克英
2024年8月16日
できないことの裏側に、たくさんの可能性が詰まっていると思います。活動、楽しみにしています!
aomeyuki
2024年8月16日
応援しています!
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
【レポート】チョリータカリー出店@OSER, 大阪
2024/7/22 17:00
こんにちは、本プロジェクト実行者の中野温子です。
昨日7月21日、大阪のアトリエオゼさんで、出張スパイスカリーをさせていただきました。
https://www.instagram.com/atelier.oser/
今回は、ボリビア滞在時、現地の友人が食べやすいようにレシピを開発した『トマトクリームチキンカリー』を提供。ボリビアではあまり馴染みのないカレー(インド人のカレーレストランはちらほらあるものの、カレーを「食べたことない」「知らない」ボリビア人の同僚もいて、びっくり)だったのですが、このカレーは現地の友人、JICAボリビア事務所のみなさんにも好評で、帰国前の2ヶ月くらいは、いろんな場所でこのカレーばっかり作っていました。
日本で(私の作るスパイスカリーの中で)一番人気の『エビスパイスカリー』をボリビアで作った時、「シーフードが苦手」というボリビア人が多いこと、(内陸国で海のものがあまり入ってこない、新鮮ではない、ので食べ慣れていない?)それに加えて、日本で使う「出汁・チキンスープの素」など、きちんと出汁が取れる(簡易な)ものがない、という点で、同じように作っても3割くらいは味が落ちることから、「ボリビアで、ボリビア人がおいしく感じる」スパイスカリーを作ろう、と、このレシピを開発。(そもそも、クミンなどはボリビア料理によく使われており、スパイスや薬草も豊富なボリビア。みんな食べたことないだけで、絶対カレーは好きになる!という自信はありました。)
トマトの味が濃い(さらに安い!)ので、スープの土台はトマトだけ、そして肉好きのボリビア人にしっかりお肉を食べてもらえるよう、チキンを採用(これも安い)。トマトを大量に使うので少し酸味が立つなと思っていたある日、冷蔵庫に余っていた生クリームを最後に加えてみると全体の味がまろやかにまとまったので、レシピ完成。
「おいしい」はシンプルに人がつながる、けれど、その土地や慣習につながった固有の「おいしい」も、ある。
来ていただいた方にボリビアの話をしていると、「行ってみたくなった」との声もちらほら。そして、障がい者施設の子が描いたものからデザインしたグッズを純粋に「かわいい!欲しい!」と、その反応もうれしく感じました。
前回のボリビア滞在中、障がい者施設IDAIの厨房を借りて、入居者の子たちと一緒に味噌汁を作って食べたことを思い出しました。初めての豆腐に警戒しつつ、最後は豆腐の奪い合いになるくらい新たな味と食感に魅了された彼ら。
いろんな人と関わることで、こういった体験が増えていくといいな、と思うし、それを生むきっかけとしての「協働」の形をつくりたい、と思います。
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