子どもの孤立を防ぐ
子どもたちの生きる地域に「信頼できる他者」を増やしたい!
みんなの応援コメント
sherlock
2024年8月31日
応援しています!
もち
2024年8月31日
ギリギリに、偶然存在を知りました!応援しております!
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
新生PIECESが、クラウドファンディングに挑む理由
2024/7/11 11:00
私たちのプロジェクトに関心を持ってくださり、ありがとうございます。
PIECES代表の斎です。
プロジェクト本文にも書きましたが、この7月に小澤いぶきから、代表のバトンを受け取りました。今日は、代表継承を経たいま、私から何が見えているのか、そしてこのクラウドファンディングになぜ挑戦するのかについてお伝えできればと思います。
PIECESが、これまで約10年の年月を重ねる中で大事にしてきたのが、「市民性」という概念です。
人の暮らしを誰か特定の人が役割として支えるのではなく、誰もがその人なりの在り方を大事にしながら関わり合おうとする姿勢、という意味で「市民性」を子どもの周りに育むことをミッションに活動を進めてきました。
そして、そのミッション自体は、これからも変わらずにPIECESの真ん中にあり続けます。
他方で、社会や世界の現状に目を向けると、コロナ禍で顕在化した分断と孤立化の影響を、依然として暮らしの端々から感じ取ることができます。元々生きづらさや苦しさを感じていた人だけでなく、周囲からの支えをそこまで必要としていなかった人たち、子どもたちの日常が誰にも支えられず、不安定な状況に陥っている。
さらに、様々な社会の変化や自然災害などによる影響の中で、人知れず困難さを抱えている人たちの存在もあります。
そのような状況だからこそ、より一層活動のスピード感を高め、影響範囲を広げていかなければという危機感のようなものを強く感じています。
私たちが大事にする「市民性」は、一人ひとりの「あり方(Being)」なので、変容そのものをコントロールすることはできませんが、それでも様々な工夫を凝らしながら、事業活動をアップデートさせていく必要があります。
そこで、新生PIECESとして力を注いでいくのが「協力・共創」による取組みです。
PIECESという一組織を越えた「協力・共創」を生んでいくことで、より多くの人たちと市民性の価値や実践を共有していけるようになる。ここ数年の試行的な取組みを通じて、そこに大きな可能性を感じています。
ただ、今どうしても活動資金がネックとなって、そのアクセルを踏み切れずにいるというのが率直な現状です。
短期的に見れば、協力あるいは共創というのは面倒なことも多いし手間もかかる。それでも協力の輪が広がることで、エネルギーの総和は指数関数的に大きくなっていくのだろうと捉えています。
今回のクラウドファンディングを皮切りに、「協力・共創」の輪を広げていきたい。
そして、各地のパートナーと一緒に子どももおとなも孤立せずに、生き生きしくあれる社会を本気で目指していきたいと考えています。
ぜひ、私たちPIECESのこの挑戦を、応援いただけるとありがたいです。
NPO法人PIECES 代表 斎 典道
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