アフリカの障害者支援
アフリカのモザンビークで障害があっても無くても安心して生活できる社会を作りたい!
みんなの応援コメント
naho.ume
2024年10月13日
せっきーさんの熱意、素敵です! モザンビークの皆さんのより良い人生につながりますように!
こばち
2024年10月13日
少しでも力になれば幸いです
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
幼稚園の朝の景色
2024/9/27 13:30
モザンビークの朝は、ほうきで掃き掃除をすることから始まります。この掃き掃除をちょっとでも欠かすと砂がたまったり落ち葉やゴミで汚れてしまいます。
ですので朝はほうきを使うサッサという音がいろんなところから聞こえてきます。
幼稚園では朝の6時半ぐらいからレオナルドが掃き掃除をはじめます。
私も朝の仕事が一段落すると住んでいる幼稚園内の小屋から出てレオナルドとあいさつをします。「おはよう。元気?」というようなポルトガル語の教科書のようなあいさつを毎朝交わしています。
彼には知的障害があります。毎日、彼と話をし仕事をする様子や子どもたちと遊ぶ様子を見たりしていると、何かしらの学びというかインスピレーションを受けます。レオナルドはこういう風に伝えると伝わりやすい、とかこういう内容なら忘れずに覚えているとか、こういうことを気にするとか。これらはレオナルド個人に関する学びかもしれませんが、彼について学ぶことを通して人を見る時の観察眼(というと大げさですが何かそういうもの)を磨かせてもらっているなと思います。彼にいてもらって本当に助かっています。
彼は知的障害があるものの言葉によるコミュニケーションはある程度出来るため、普通の小学校に通うことになり何回も留年を繰り返しました。結果として彼は幼稚園で働き始めるまで6歳から25歳まで小学校に通うことになりました。
知的障害は人口の1%の割合で発生すると言われています。モザンビークの首都圏の人口は200万人超ですので単純計算で2万人のレオナルドのような人とその家族がいることになります。レオナルドと話しながら、彼らに対して何ができるのかなといつも考えています。
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