放棄地再生&地方創生
「食とエネルギーのテーマパーク」を、ソーラーシェアリングでつくりたい




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2025/2/12 07:20
私たちは「食とエネルギーのテーマパーク」で何を実現しようとしているのか?

たまエンパワー/さがみこファーム代表の山川です。
ここで改めて、私たちが「食とエネルギーのテーマパーク」で何を実現しようとしているのかを語りたいと思います。
1.食とエネルギーの「生産拠点」
今回の対象地である前戸地域の農地は、ほとんどが遊休地と荒廃地です。草ぼうぼうでなければ御の字。農地の所有者は、農業は儲からないし、大変だからやらない(やれない)のが現状です。ただ、ソーラーシェアリングをうまく活用すれば、不可能が可能になると思っています。
私たちは自然エネルギーとフルーツを同時生産し、遊休地・荒廃地を食とエネルギーの生産拠点に変えます。
ブルーベリーに加え、ブドウ(生食用、ワイン用)、イチジク(生食用、加工用)、レモン等を栽培。品種はそれぞれ5、6種類程度で、特徴的な品種を揃える予定です。春・夏に加えて、秋にも収穫体験や直売をできるようになり、楽しみがますます増えるでしょう。また、販路もパートナーの生活クラブさんをはじめ、複数開拓していく予定です。志を持った飲食店やホテル、仲卸等との関係を作っていけたらと思っています。
ソーラーシェアリングでおいしいフルーツを安定的に生産することで、ファンを増やし、農業者として評価いただけるよう努力します。
2.様々な人が集う「交流拠点」
農地には農業生産だけに留まらない多面的な機能・効用があります。
前戸地域一帯は「農業振興地域農用地(=農振農用地)」と呼ばれる生産に特化した農地に指定されています。しかし、皮肉なことに、日本全国で荒れている土地の大半は農振農用地です。農地を単一の目的にしか使用できないため、うまく活用しきれないのです。時代が移り、そうした制度自体も見直す時期に来ているのかもしれません。
前戸地域は都市部から近く、車でのアクセスがよいため、地の利を生かして、収穫やその他農作業に、会員を中心としてたくさんの人に参加してもらっています。今後も合法的な範囲で、取り組みをさらに加速していきます。農や自然、エネルギーのことを楽しみながら学べるプログラムや、対象毎の視察・研修メニューを開発し、多様な人が交わる場をつくっていきます。一緒にやりたい、という企業や、コンサル・プロデューサーからのオファーも大歓迎です。
農業や自然エネルギーの素晴らしさ、大切さ、課題に触れ、「楽しみながら学ぶ」機会を多くつくり、理解者を増やす。それが未来につながると考えています。
3.ソーラーシェアリング型農業を志す人の「教育拠点」
ありがたいことに、私たちのやっているような取り組みをやりたい、広げたい、という人や企業からの問い合わせが最近増えています。
そのためには、農業で稼げる体制を作ること、それが最も重要です。それは場所によって異なるため、答えは一つではありません。私たちはブルーベリーの摘み取りモデルを軸に、独自のやり方を追求してきましたが、これからいくつかのタイプ(生産・出荷、加工・販売)も手掛ける予定です。
また、ソーラーシェアリング開発の際には、農業の体制はもちろん、栽培作物を想定した設備の設計が極めて重要です。それがないと「発電主体」で農業がやりづらい場所になってしまいます。
ここでの実践をモデルにして、ソーラーシェアリング導入のコンサルティング、農業研修生の受け入れをはじめます。「いいソーラーシェアリング」を社会に広げていくお手伝いができたらと思っています。
先行き不透明な時代に、「食とエネルギーのテーマパーク」を通じて新しい農業の形を世に示し、日本全国に、世界に広がる「起点」になればと思っています。
これら3つの柱を軸に、活動を展開していきます。
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