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元五輪柔道選手の挑戦！アスリート学生と企業の架け橋へ「ドーミトリーJOBフェア」
ドーミトリーJOBフェア実行委員会
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【取材・前編】ドーミトリーJOBフェアについて穴井氏へインタビュー！
2024/12/16 11:22
こんにちは！ドーミトリーJOBフェア実行委員会の川本です。
今回は、プロジェクトに立ち上がった穴井氏にインタビューさせていただきましたので、そちらを活動報告にアップしていきます。
川本：
今回はインタビューさせていただき、ありがとうございます！ドーミトリーJOBフェア実行委員会の川本です。早速ですが、穴井さんの経歴や今までの活動について教えてください。
穴井氏：
元オリンピック柔道選手・穴井隆将です。よろしくお願いします。大分県大分市出身、5歳のころから父の影響で柔道を始めました。大分市内の「秀鋭館道場」というところで始め、その道場の山中圏一先生が天理大学出身であったこともあり、天理高校・天理大学へと進学しました。
川本：
幼いころから柔道をされていたんですね。長い柔道人生の中でも、沢山のご縁と共に歩まれてきたのでしょうか。
穴井氏：
はい、そうですね。高校時代・大学時代の恩師も含め、たくさんの方々との出会いが自分自身を成長させてくれたと思います。道のりは簡単なものではありませんでしたが、中学・高校・大学と日本一になり、夢のオリンピック金メダルに向かって日々努力していました。
川本：
オリンピックへの道のりはすごく険しかったと存じますが、途中で諦めようと思ったことはありますか？
穴井氏：
井上康生氏・鈴木桂治氏といった大きな壁に加え、年下ながら彗星の如く現れた石井慧氏など、日本代表選手として世界選手権にたどり着く道のりも険しかったという思い出があります。
しかし、私は夢を諦めませんでした。いつか回って来るであろうチャンスを求め、柔道に没頭して日々の生活を送っていました。何度も何度も「負けること」から立ち直り、課題解決を進め目標達成に辿り着きました。
川本：
夢を諦めないって、簡単なことではないと思います。目標達成に辿り着いたときの気持ちや、諦めず夢を追うことから得られた学びを教えていただきたいです。
穴井氏：
五輪では金メダルこそ獲得できませんでしたが、出場したからこそわかる「目標に向かうことの難しさ」も学ぶことができました。今となっては勝ったこと以上に負けたことのほうが自分を成長させてくれたと感じています。
穴井氏：
選手時代は本当に多くの方々に応援していただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。皆様からの声援が力になり、最後まで現役生活を過ごすことが出来ました。改めて、この場をお借りして御礼申し上げます。
皆様に「結果」で応えることがベストなことは十分承知しておりますが、それ以上に社会に求められる有為な人材になることも恩返しだと思います。そういったことを私の周囲の応援してくださる方々は常に伝えてくれました。私自身が指導者になった今も、そのことを念頭において指導しております。
川本：
オリンピック選手としての活躍後、引退やキャリアチェンジに至るまでの経緯を教えてください。
穴井氏：
五輪後はセカンドキャリアを考えなければなりません。選手としての自分は終わり、次のステージで何をするのか…でもこれまでの人生は柔道が中心。世間知らずの私は「学び直す」ことを決断し、天理大学の職員として働きながら、奈良教育大学大学院へ進学して指導者としての学びを深めました。
川本：
「学び直す」ことを決断し、教育関係にキャリアチェンジされたのですね。
穴井氏：
はい。自分自身の経験だけで語られがちである指導論ではなく、この時代を生きていく者と共感できる指導とは何か。そういった視点で学び直しました。
このことは今でも貴重な経験だったと感じることができますし、現在の私の糧となっております。何事も恥ずかしがらず、自ら学びを追求する姿勢は、チャンピオンであるか否かは関係なく、皆が取り組まなければならないことだと思います。
川本：
確かに、物怖じせず主体性を持って行動することはどんな人にも必要なスキルだと思います。川本の就職活動時もそういった学生は評価されていました。そんな人たちが増えるといいですね！
穴井氏：
私のように指導者として学生の進路先開拓に時間を費やしている方・進路先に悩む学生を多く抱えている方など、スポーツにかかわる指導者の皆様にはぜひ「ドーミトリーJOBフェア」をお知り置きいただきたいと思います。スポーツが社会に果たす役割を存分に伝える本企画は非常に意義深いものになると思います。応援よろしくお願いします。
ここまでお読みいただきありがとうございました！
前編では、穴井氏の経歴やキャリアチェンジのことをお話いただきました。
後編では「ドーミトリーJOBフェア」を立ち上げたきっかけや誕生秘話等を更に掘り下げていこうと思います。
クラウドファンディング終了まで残り79日。応援のほどよろしくお願いいたします！
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