ガザの子供たちを守るために！教育と心理ケアを行う現地プロジェクトを支援

ご報告が遅くなりましたが、5月20日付でリターンである「ワタン青少年センターからのお礼メッセージ」を各ご支援者宛てのメールにお送りしています。

発信元はこちらの活動報告のアドレスとは違い、gmailから送信しています。迷惑メールなどの関係で万が一届いていない方もいらっしゃるかと思い、こちらにも掲載します。

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ご支援者さま、

この度は、「Education 4 Gaza」支援キャンペーンにご参加いただき、誠にありがとうございました。暖かいご支援に心から感謝申し上げます。いただいた貴重なご支援は、責任を持ってガザ現地への支援としてお届けします。

以下に、支援キャンペーンのリターンであるワタン青少年センターからのお礼レターと、ガザから現地の様子を発信してくれているアブデルハリム・アブサムラさんからのメッセージをお送りします。（ワタン青少年センターは、ハーン・ユーニス、マワシ地区で「Education 4 Gaza」の運営を行っている団体です）

ワタン青少年センターからのお礼レター

（※メールではアラビア語と英語のオリジナル版を添付）

件名：ガザの教育支援に感謝いたします

ワタン青少年センターおよびガザ市民を代表して、「Education 4 Gaza」への寛大なご支援に心より感謝申し上げます。

皆さまの思いやりと連帯のお気持ちは、この困難な状況の中でも明るい未来を夢見る子供達に希望を与えてくれています。教育は、暗闇の中に灯る光です。暖かなご支援のおかげで、ガザの子供達は希望を持ち、しっかりと学びの道を歩み続けることができます。

また、いただいたご支援は、必要な援助を届けるだけでなく、日本とガザの人々の絆を深め、「思いやりに国境はない」ということを改めて思い起こさせてくれます。

私たちと共に立ち上がってくださり、本当にありがとうございます。いただいご厚意は、確かな変化をもたらしています。

心からの感謝を込めて

ワタン青少年センター （ガザ）

アブデルハリム・アブサムラさんからのお礼とメッセージ

「Education 4 Gaza」支援キャンペーンにご協力くださった皆さまに、心より感謝申し上げます。

いただきましたご支援は、特に緊急の支援を必要としているガザの子供たちにとって大きな意味を持っています。日本からのご支援は、私たちと子供たちの心に希望をもたらし、彼らが教育を受け、未来を切り拓き、人類の向上に貢献できるよう支えてくれています。

現在、ガザは壊滅的な人道危機の中にあります。何千もの家が破壊され、何百万人もの人々が住まいを追われました。病院が破壊され、薬や食料はなくなりつつあります。2か月以上にわたり、イスラエル軍によって人道支援は一切遮断されています。──食料も、水も、子どもの痛みを和らげるたった一錠の薬さえも。

ガザは飢えています。子どもたちは栄養失調と病気で命を落としています。そして世界──そのほとんどは、このジェノサイドを前に、沈黙を保ち続けています。

それでも、私たちは耐えています。私たちは、希望を持ち続けています。私たちは、瓦礫の中から正義が再び立ち上がることを信じています。連帯の力を信じ、皆さまのような声が沈黙を破ることを信じています。

高潔な日本の皆さま──皆さまは歴史を通じて、平和を築き、破壊から立ち上がり、創造し、癒し、向上させる人々として知られています。皆さまの思いやりは、私たちに力を与えてくれます。皆さまの信念が、私たちに希望を与えてくれます。そして、皆さまの存在が「私たちは一人ではない」とおしえてくれます。

耳を傾けていただき、ありがとうございます。心を寄せていただき、ありがとうございます。行動していただき、ありがとうございます。

ガザの中心から──瓦礫と夢の中から──皆さまに愛と敬意を送ります。そして約束します「皆さまが私たちと共にいてくれることを、決して忘れません」と。

神のご加護がありますように。日本の子供たちとパレスチナの子供たちが安全と平和のうちに守られるよう祈っています。

心より感謝を込めて。

アブデルハリム・アブサムラ

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非常に困難な中でも、だからこそ子供たちに教育の機会が必要だという「Education 4 Gaza」の意思に賛同していただき、改めて感謝申し上げます。

今後も活動報告を通じて現地の様子、声をお伝えしていければと思います。

引き続き、ガザに心を寄せていただけると幸いです。

2025年5月20日

ワタン学校に新しいテントが設置され、学校で学ぶ子供たちが苗を持ち寄り敷地内に植えたそうです。（５月１２日撮影）