ルワンダでの雇用創出
【ルワンダに“尊厳のある雇用”を創りたい】継続的なフェアトレードビジネスへの挑戦




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2025/6/28 09:00
INSHUTIの新たな展開に向けて

活動報告6月24日(時差投稿ですみません)
今日は、北の地域で2カ所今後の提携先となるであろうビジネスパートナーのお一人お一人と会うことができました。
ルワンダで会っておきたい人、やっておきたいこと、行っておきたい場所、たくさんたくさんあり過ぎて心と体と頭が追いつきません。
計画していた訪問先はほとんどリストアップできていますが、1日も休んでいないけど時間はあっという間に過ぎていきます。
変化として感じるところは、ものすごいスピードで街が変わっていること。今日も日が暮れてから北の方面より首都キガリに帰ってきました。中心部の明かりがとても広くなっていることを視覚で感じさせられます。
大きくなる、綺麗になる、発展する、暮らしが良くなる、のは皆が望むこと。と同時に、人との距離感や関わり方の変化、抱える問題の変化も生まれているのではないでしょうか。
アフリカにいると、日本の戦後にタイムスリップしているかのような気持ちになることがあります。戦後の復興時代、日本の高度成長期を疑似体験しているかのような。。。
INSHUTIの発注による手仕事の先にはどんな人が居て、どんな生活があるのか。背景を追う旅を味わっているところです。知ること、知ろうとすることに意味があり生まれるものがあるから、感じたまま動く、その先に良いか悪いか、正しいのか間違っているのかその時の自分の判断は後からジャッジすると分からなくなることがあります。自分の倫理に基づいて選んでいくけれど、後から違った方向からの見方を身につけると、その価値観も正しいと思えるのです。
プアーな国に生まれた人・リッチな国に生まれた人とのビジネスだから、収入になるようにもっとオーダーを下さい、とか時間を使ったからお金を下さい、まずはお金を要求してみる。何かしてもらったらお金、お金を介してでしか動かないそれがデフォルト。またか、、、と思ってしまうのは私だけではないはず。住んでいると、日常的にどこかしら誰からでも乞われる、そのオンパレードに疲れてしまいます。私だってリッチヤーな人に恵んでもらいたいよ。。。笑 と思いながら。
いつも訪問先で伝えることは、INSHUTIは基本的には理由がなく寄付をすることは今のところない、ということです。そのような余裕が事業にはまだないからです。そして、本当にその人がその寄付を必要としている状況なのか、本当にその金額が必要な状況下なのかということは時間をかけて精査することが必要だと考えるからです。そうでなければ、貧しい国・裕福な国だからもらって当然、というマインドを助長してしまう場合があります。そのマインドも別に悪いことではないと思っていますし持てる人が分ければいいのです。ですが、苦しいけれど自助努力なしにただ寄付をすることはしません。
大事なことは、お金があるかないかではなく、誰とどういうマインドを大切にして、どう生きるか。価値観を尊重しあい、協調・共感できる関係性をどう保っていけるか。相手の価値観を知り、自分の価値観を伝える。それには、向き合うエネルギーが必要です。もちろん、お金に困っている状況でもそんなことができるのか、実際置かれた状況が厳しい中で強い意志を持つことはなかなか容易なことではないのは頭では理解しています。
それでも、"単なる受注相手”ではないことを真摯に伝えることで、相手もまた今の自分に感謝し、共にエールを送り合いながら生きたい、と思える誰かがいるから頑張れる"尊厳のある雇用”を創出していることを理解してもらえるのではないかと思います。(私自身クリスチャンであり、またルワンダはクリスチャンが多い国でもあるので、実際にはあなたのために祈ります、と伝えることもあります)
取り扱う商品が幅広くなり、関係先のリサーチも深くなっていますがこれもINSHUTIが一歩一歩前進している表れなのだと嬉しく思います。今後の展開をどうぞ、お楽しみに応援よろしくお願いいたします。
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