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★『野良猫に、そこまでできない』とは言いたくない。重い病気と闘うキー坊に、できる限りの医療を。
★医療費について
★『野良猫に、そこまでできない』とは言いたくない。
重い病気と闘うキー坊に、できる限りの医療を。
① 初回
8/2
呼吸促迫・開口呼吸で来院
呼吸が非常に速く、口を開けて呼吸する「開口呼吸」が見られ、咳のような痰の絡む呼吸も認められました。
すぐにレントゲン検査、エコー検査、血液検査などを実施しました。





【レントゲン検査】
右肺中葉に不透過性が認められ、肺静脈の拡張も確認されました。
【エコー検査】
左心室と僧帽弁に逆流が認められ、右心系では三尖弁の肥厚も確認されました。
また、肝臓では静脈のうっ滞と拡張、胆泥が認められ、微量ながら腹水も貯留していました。
【血液検査】
重度の貧血と白血球数の上昇が確認されました。
白血球数が上昇していることから肺炎を、
心臓には逆流が認められることから心筋症を疑いました。
また、肺血栓の可能性も考慮しました。
抗生剤、心臓薬、静脈点滴による治療を開始しました。
さらにFIP(猫伝染性腹膜炎)の可能性も考え、外注検査を提出しました。
② 経過
8/3
レントゲン検査では、右肺中葉の透過性亢進が認められました。
気管支内の粘液や鼻水も見られたため、気管支拡張薬、去痰薬を開始しました。
食欲はあり、初診時に見られていた開口呼吸は収まりました。
8/7
蛋白分画検査の結果などから、腫瘍性疾患の可能性も考えられる状態でした。
猫喘息のほか、リンパ腫や骨髄腫などの可能性も考慮し、試験的にステロイド治療を開始しました。
呼吸状態は安定していました。
8/9
発熱があり、食欲も低下しました。
ステロイドを中止し、抗生剤を再開しました。
レントゲン上の肺の状態には大きな変化はありませんでしたが、心拡大の進行が認められました。
8/12
体温は40℃と高熱が続き、微量の腹水貯留も認められました。
肝臓の針生検を実施したところ、大型のリンパ球が多く認められました。
これまでの検査結果と合わせ、腫瘍性疾患の可能性を第一に考えながら治療を進めることになりました。
血液検査では貧血がさらに悪化していたため、鉄剤を追加し、エポベットの注射も行いました。
8/15
酸素濃度を徐々に下げていますが、呼吸状態は安定していました。
一方で発熱は続いており、引き続き治療を継続しながら慎重に経過を見ていくことになりました。
8/19
食欲・元気が低下し、鼻水も認められたため、抗生剤の点眼薬を開始しました。
夕方からは、四肢末端に重度の浮腫が確認されました。
体温も40℃と高熱が続いています。
心筋症の悪化や重度の循環不全が疑われる状態です。
現在、呼吸そのものは安定していますが、全身状態は非常に重く、予断を許さない状況となっています。
これまでの検査結果や経過から腫瘍性疾患の可能性も強く考えられるため、抗がん剤「クロラムブシル」を3日に1回の投与で開始しました。






★医療費支援について
キー坊は、長年、地域猫として保護主さんがお世話を続けてこられた猫です。
保護主さんはこれまでもご自身で医療費を負担しながらキー坊を見守ってこられ、今回も「何とか自分で頑張らなければ」と、初診時には医療費支援の申請をされませんでした。
しかし、入院治療が長期に及び、肺、心臓、肝臓、重度の貧血など、複数の問題を抱え、さらに腫瘍性疾患の可能性も高くなっています。
8月19日には四肢に重度の浮腫が現れ、全身状態もさらに厳しいものとなりました。
★保護主様と相談のうえ、
今後は「猫の医療費支援プロジェクト」から医療費を支援し、治療を継続していくことになりました。
「野良猫に、そこまでできない」
これまで、そんな言葉を何度も耳にしてきました。
けれど私たちは、野良猫だからここまで、と命に線を引くのではなく、必要な医療を諦めるのでもなく、今、この子に何ができるのかを考えていきたいと思っています。
そして、TNR日本動物福祉病院でできる医療であるならば、その子に必要な医療をできる限り施してあげてほしいと、獣医師、スタッフにも伝えています。
キー坊も、肺や心臓、肝臓、重度の貧血など、いくつもの問題を抱えながら懸命に生きています。
検査を重ね、その時々の状態を見ながら治療を選択し、今は腫瘍性疾患の可能性も考え、抗がん剤による治療まで進んでいます。
飼い猫であっても、野良猫であっても、ひとつの命であることに変わりはありません。
けれど、こうした医療を続けていくためには、どうしても大きな医療費が必要です。
そして今、キー坊だけではなく、重い病気や大きな怪我を抱え、長期の入院や治療を必要とする猫たちが相次いで運び込まれています。
助けを必要としている命が、TNR日本動物福祉病院にやっと辿り着いたのに
「医療費がないから治療できない」と言わずに済むように。
一頭でも多くの命に、必要な医療を届け続けられるように。
どうか皆様のお力をお貸しください。
「猫の医療費支援プロジェクト」への温かいご支援を、心よりお願い申し上げます。
犬猫救済の輪 TNR日本動物福祉病院
代表 結 昭子
クラウドファンディング 8/31(火)迄 あと10日
継続『猫の医療費支援プロジェクト』動物愛護を未来へ繋ぐ!看護師たちの挑戦!
引き続き、野良猫たちの医療費支援を宜しくお願い申し上げます。
https://for-good.net/project/1003793
いつも温かいご支援と見守りをいただき、本当にありがとうございます。
継続第三弾のクラウドファンディング 『猫の医療費支援プロジェクト』は、
残り10日となりました。現在までの支援総額は1,521,664 円 に達しております。
皆さまの温かいお気持ちに、心より感謝申し上げます。

【写真】
皆様の医療費支援で助けられた飼い主のいない猫と今も入院治療中の猫たちです

手足を失うほどの大きな怪我を負った子。
直腸脱、FIP、白血病、リンパ腫、腎不全、尿道閉塞、扁平上皮癌、鼻腔内腺腫、肺炎、心筋症、血栓……。保護された時には、すでに重い病気や大きな怪我を抱え、すぐに治療が必要な子たちでした。
『猫の医療費支援プロジェクト』に皆さまから寄せられたご寄付によって、飼い主がいない野良猫たちも、必要な検査や治療、手術、長い入院治療を受けることができました。
そして今も、重い病気と向き合いながら治療を続けている子たちがいます。
皆さまのご支援が、この子たちの医療につながり、命を支えてくださっています。
私たちは、助けを必要として運び込まれてくる一匹一匹に、その子に必要な医療を届けたいと思っています。
助けられる命を助けること。そして、治すことが難しい命にも、痛みや苦しさを和らげ、最後まで寄り添うこと。
その一匹一匹に必要な医療を届け続けるため、どうか皆さまのお力をお貸しください。
連日のように傷ついた子や病気の子たちの保護・来院が相次ぎ、医療費は非常に切迫しています。これからも、救いを必要とする猫たちに必要な医療を届け続けていかなければなりません。その活動を途切れさせることなく継続していくためにも、第三弾クラウドファンディングの目標達成はとても大切です。
クラウドファンディング終了まで、あと10日。
一人ひとりの「助けたい」というお気持ちが集まって、一匹一匹の命を支える大きな力になっています。
どうか最後まで、温かいご支援とご拡散をよろしくお願い申し上げます。
私たちも、一匹でも多くの命を救えるよう、最後まで全力で取り組んでまいります。
犬猫救済の輪 TNR日本動物福祉病院
代表 結昭子