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子どもたちと届ける“生きる力”の舞台、実現へ!~戦後80年 対馬丸ものがたり~




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2025/7/7 10:00
稲嶺 惠一 名誉代表からのメッセージ

戦後80周年祈念・舞台「生きているから~対馬丸ものがたり~」の上演を心からお喜び申し上げます。高良正勝・宮本亞門 両共同代表はじめ、多くの関係者に心から敬意を表します。
暗闇の中、突如海に放り出された子供たち一人ひとりの持っていた夢がこなごなにされた、こんな悲劇はありません。まさに戦争の悲劇そのものと言えるでしょう。
去る6月19日、対馬丸沈没時、船員だった中島髙男氏の孫にあたる寿大聡さんが、「この事件を後世に引き継がねばならない」との祖父の強い意志を引継ぎ制作したドキュメンタリー映画「満天の星」の試写会に出席しました。当時の状況の証言に深い絶望感に陥った子ども達の心情に触れ、同世代の私にとっては耐えられない悲しみを感じました。
私の個人的な話になりますが、私は1948年、対馬丸事件の前年、タイ・バンコクからの帰途ベトナム沖で乗船していた民間客船の帝美丸がアメリカ軍の魚雷により沈没し、多くの幸運にも恵まれ辛うじて命は助かりました。当時、東南アジア海域の制海権は完全にアメリカに握られていました。もし当時の状況を正確に判断し戦争を終わらせることが出来ていれば、対馬丸、10・10空襲、沖縄戦もなかったと思います。正確な情報判断が求められなかったのが残念です。
平和を希求する多くの人々の願いに反して、世界の動きはますます平和から遠ざかり、紛争が各地で広がっています。かかるときこそ、平和を訴え続けることが重要です。
本公演が大成功に終わり、それが世界平和への着実な一歩に繋がることを期待しています。
この舞台を成功させるためにも、多くの志のある方の積極なるクラウドファンディングへの参加をお願いいたします。
戦後80年を考える対馬丸実行委員会 名誉代表 稲嶺恵一
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