野良猫に医療実現を!
第2弾 継続『猫の医療費支援プロジェクト』小さな力を集めて一つの尊い命を救おう!
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2025/11/4 20:59
💙「ネグレスト」 生後5か月、コピちゃん♀の緊急救済処置。 『猫の医療費支援プロジェクト』より助成金適用します。悪意はなかったけれど、適正飼育ができず、結果的に命に関わる状態にしてしまった。
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NeKoSanDoさん主催保護猫譲渡会
毎月第2土曜日 13:00~16:00
島忠ホームズ川崎大師店2F
西側エレベーターホール ダイソー入口前
住所:川崎市川崎区中瀬3-20-20
京急大師線 東門前駅下車 徒歩3分
💙「ネグレスト」 生後5か月、コピちゃん♀の緊急救済処置。 『猫の医療費支援プロジェクト』より助成金適用します。悪意はなかったけれど、適正飼育ができず、結果的に命に関わる状態にしてしまった。
💠『猫の医療費支援プロジェクト』助成金適用
コピちゃん(白・♀・推定5ヶ月)
※大きな傷を負った猫さんの画像があります。
苦手な方は無理なくスキップしてください。
けれど、こうした現実を知っていただくことで、
救える命があることも、どうかご理解いただければと思います。
経緯(飼い主さんより問診)
飼い主のいる猫でしたが、適正な飼育管理ができず、健康を大きく害している状態で来院しました。小さな頃から頻尿が続いていたとのことですが、医療に十分かける時間もお金もなくて時間が経過し、悪化させてしまいました。
お尻の周囲は常に汚れ、長毛の毛が絡み皮膚が壊死して膿が強く出るほどの重症になっていました。飼い主は中国籍で言葉が通じにくいため、中国語を話せるスタッフが通訳に入り、丁寧に状況を説明しました。
結果として、「この子が幸せに生きていける方法を一緒に考えていきたい」との理解を得られ、緊急保護が必要と判断、入院治療を開始しました。
経過 診察記録
10月9日
・小さい時から頻尿で、お尻が常に汚れているから処置してほしいとのことで来院
・陰部を覆う壊死した皮膚と毛玉、かなり厚く覆われ陰部が塞がれてしまった状態で、わずかに隙間から染み出てくる状態だった。膿、アンモニアの強い臭気
肛門・陰部 毛と汚れで覆われ塞がれている。全く見えない状態から毛を切り肛門部を確認。覆われた塊で便も出せない状態だった。
更に、肛門より下部は、壊死した皮膚の上に毛と膿、汚れで厚く覆われ固まっていてどうなっているかもわからないほどの状態。
これでは排尿ができない。
・固く固まり覆われた厚い皮膚と汚れをお湯で時間をかけ無理せずにゆっくりとふやかし少しずつはがしていく。何時間もかけ、繰り返し塊を柔らかくして取り除いていく。やっと陰部の位置が確認できたが、周囲全体、皮膚は壊死しその下は真っ赤な炎症。
この状態で尿は出したくても流れていかずたまって染み出てくる状態。
酷い炎症でどれほどしみるか痛いか。
・排便・排尿口を確保
・洗浄
・周りをバリカンで毛刈り、生理食塩水で処置
10月10日
・肛門周囲の皮膚を剥離
・アモキクリア投与開始
・1日2回の洗浄指導
・尿は垂れ流し状態
10月13日
・清潔にしたことで、炎症部位は皮膚が再生してきている
・膿はまだ出るが良化傾向
・洗浄を1日1回に変更
10月16日~
・食欲も戻り、落ち着いた状態に。
・まずは、排便排尿が正常にできなかった状態で食べることもできずにいたやせ細った体に体力を取り戻させたい。
・排尿排便が正常に戻るかどうかは、健康面と今後の生活面にも支障がでる可能性があります。
注意深く、観察、治療を継続していきます。
(ネグレクト コピちゃんの場合)
ネグレクトとは、飼い主が意図的に虐待をしていなくても、適切な食事や治療を行わず、結果的に動物が苦しむ状態をいいます。
「飼い主がいる=安心」ではありません。
コピちゃんは、適正なお世話ができておらず、命の危険にさらされていました。
飼い主さんは中国籍の若い方で、言葉が上手く通じず、中国語の話せるTNR日本動物福祉病院のスタッフに通訳をしてもらいながら時間をかけてよく話し合いました。
飼い主さんも、救いたいという意思をお持ちでしたが、まだお若くて失業中、医療費も払えないところまで来てしまっているとのことでしたので、書類も交わし、緊急保護に踏み切りました。
『猫の医療費支援プロジェクト』は、医療を受けられない恵まれない猫たちが、治療を受けて幸せに生きられるようにすることを目的としています。
一般的には、医療を受けられない猫とは「飼い主のいない野良猫」を指しますが、
特例として、多頭飼育崩壊や、今回のようなネグレクト(不適切な飼育管理)により、飼い主がいても責任を果たせず、命が危険にさらされている猫たちも対象としています。
こうした猫たちは、飼い主のいない猫と同じように、誰かが手を差し伸べなければ助かりません。そのため、『猫の医療費支援プロジェクト』では、
単に、飼い猫か、野良猫かだけで判断するのではなく、一つの苦しむ命を見逃さないように「命が置かれている現実の状況」をよく見極めて判断しています。
所有権などの難しさもありますが、飼い主を選べない動物たちのために、私たちはできる限りの力を尽くし、その子を見捨てずに救助・治療を行うよう努めています。
💠動物の「5つの自由」
環境省が示す『動物の愛護と管理に関する指針』には、すべての動物が守られるべき「5つの自由(Five Freedoms)」が定められています。
これは、動物福祉の基本であり、私たちの活動の中でも大切にしている考え方です。
1️⃣ 飢えと渇きからの自由
健康を維持できる十分な食事と、清潔な水が与えられること。
2️⃣ 不快からの自由
快適で清潔な環境、気温や寝床が適切であること。
3️⃣ 痛み・負傷・病気からの自由
病気やけがを放置されず、必要な治療を受けられること。
4️⃣ 正常な行動ができる自由
本来の行動(歩く・遊ぶ・休む・他の猫との関わりなど)ができること。
5️⃣ 恐怖や抑圧からの自由
不安や恐怖のない、心が穏やかに過ごせる環境であること。
この「5つの自由」のどれか一つでも欠けると、動物は健康や心を損ねてしまいます。コピちゃんのような子たちは、まさにこの自由を失っていた存在です。
だからこそ、私たちは、小さな命の声なき声を無視せず、
再び「安心して生きられる自由」を取り戻せるように力を尽くしています。
11月4日現在、コピちゃんは、ごはんもいっぱい食べて元気で、ご機嫌さんです。
排尿は、まだ、正常とは言えず、見守ってまいります。
この子の今後を考え、幸せへと繋がなければなりません。
飼い主さんと話し合いを重ね、お仕事も決まらない状況でこの子を飼い続けることは、飼い主さんもコピーちゃんも病んでしまいそうで、もしもコピーちゃんの状態にも理解を示していただけて全てを受け入れてくださる方がいてくださるなら、託したいと話されました。
コピちゃんの治療継続と並行して、コピちゃんの幸せ探し、里親様になってくださる方を募集します。もしも、真剣にご検討いただけます方がいらっしゃいましたら、お声をかけて頂けましたら幸いです。宜しくお願い申し上げます。
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