2025年12月06日 23:59:59まで
ラオスの子どもたち
〓 あきらめない 〓 いま、ラオスの子どもたちの命と笑顔を守りたい
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2025/12/1 12:00
世界エイズデー:Laotian time HIV感染症に関する記事から
12月1日は世界エイズデーです。30年ちかくもHIV感染症の予防やケアに関わってきているために、私にとってはとても気になる日。
ラオスでは、カンボジアほどのたくさんの感染者に関わることはないものの、じわじわと新規感染者は増加しています。10月6日にラオシアンタイムスに掲載されていた記事にその現状が書かれていたので、ご紹介いたします。
October 6, 2025
記事を要約すると:
『ラオスでは2025年前半に1,100人以上が新たにHIVに感染した。この病気は特に若年層を中心に、国内のコミュニティに静かに影響を与え続けている。
HIV/AIDS・性感染症センター(CHAS)によると、検査と治療の拡大に向けた取り組みが続く中でも、新規感染者数は依然として高い水準にあり、検査体制を整えるなどの対応をとるも、依然としてスティグマや恐怖、間違った知識を持つことにより、こうしたサポートが人々へ届かなくなっている。』
この記事を読み、カンボジアの20年前が想起されました。
当時のカンボジアでは、子どもの感染が分かった時が家族全員の感染が分かる時でした。今のラオスでも同じような状況です。感染が分かっても、スティグマを恐れ、毎日の服薬で周囲に知られることを恐れ、治療をやめてしまう人もいます。私たちの患者さんは子どもです。カンボジアよりもスティグマへの恐怖を強く感じます。

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