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ラオスの子どもたち

〓 あきらめない 〓 いま、ラオスの子どもたちの命と笑顔を守りたい

サポーター

赤尾和美 / 認定NPO法人フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN

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/
目標
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19%
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残り
65

みんなの応援コメント

okazzo

2025年10月1日

赤尾さんの活動に感銘を受けました。 いつかチャリティーマラソンに参加ささていただきたいと思います。

momoka

2025年9月30日

医療を届けるだけではなく「人を看る」。 感銘を受けました。

FOR GOOD

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2025/9/30 19:30

スタッフ紹介:Bounmy(ソーシャルワーカー)

ラオスでは、特に地方に住む人々にとって、病院へ行くということは簡単なことではありません。交通の便、財政的負担、文化、施設の不備、医療従事者の問題などの影響で医療自体がとても“遠い”存在になっています。農作業以外で村から出ることもない人々もたくさんいます。ですから、来院しても、慣れない環境に戸惑いを見せる患者さんやご家族もいます。環境の変化のみならず、お金のことや畑のこと、村に残してきた家族のことなど、心配事をたくさん抱えている人がたくさんです。滅多に来られない病院で安心して治療が受けられないのでは、もう二度と病院へ行こうと思わなくなってしまうんじゃないかと、とても気になります。

そこで、院内で、なくてはならない存在なのが、カウンセラーとソーシャルワーカーのスタッフです。日本の病院では当然と言っていいほど欠かせない職種だと思いますが、ラオスでは、カウンセラーになるための学校もなく、ソーシャルワーカーは大学を出ても就職先がみつからないことが多くあります。いまだ、病院では医療の提供のみで、それ以外へのケアまで行き届いていないのが現実です。

そこで、これから数回に分けて、ラオ・フレンズ小児病院(LFHC)で働くスタッフを紹介していきたいと思います。第一弾は、ソーシャルワーカーのBounmy(ブンミー)です。

Bounmyが入職してきたのは、5年前の8月でした。大学でソーシャルワーカーを専攻し、卒後後3か月は、首都のビエンチャンで友人の仕事を手伝っていたそうです。海外からのボランティアグループを受け入れて、アテンドをするお仕事だったそうです。その後は、地元であるルアンパバーンのホテルの受付で働きはじめました。しかし、働き出して1か月でコロナ禍により失職してしまいました。そんな時、LFHCで働く友人からソーシャルワーカーの募集をしていることを聞き、応募してきたのです。

ブンミーは、10人兄弟姉妹の末っ子として生まれました。6歳までを家族と過ごしましたが、生活が困窮し7歳からは孤児院で生活を始めることになりました。大学を卒業するまで、その孤児院で生活全般と教育はサポートしてもらっていたそうです。LFHCのソーシャルワーカーの募集について知らせてくれたのは、同じ孤児院で育った看護師の女の子だったそうです。孤児院からはたくさんのサポートしてもらって、今の自分があるということを実感しているので、今度は自分がたくさんの人へ手を差しのべたいと思いソーシャルワーカーになろうと思ったのだそうです。

それにしても、ソーシャルワーカーとして学位を取ったのに、なぜ友人の手伝いやホテルの受付?と思いませんか?それは、ソーシャルワーカーとして働ける職場がないからなのです。ラオスでは大学にソーシャルワーカーの専攻ができたのは2011年で、つい最近です。そのために人々に職業の一つとして認識されていないという現状があるのです。本来、病院、学校、福祉課など多くの可能性があるのですが、国の体制が追い付いていないのだと思います。ですから、彼が今の職に就けたことをとてもラッキーなことだと感じているそうです。

彼の素晴らしいところは、とにかく辛抱づよいところです。患者さんのご家族の話をじっくりと時間をかけて聞く姿勢は、お恥ずかしながら短気な私にとっても多いに学ぶところです。(;^_^A

そんな彼は2年前にチームをまとめる責務を担うマネージャーに昇格しました。まだ職歴としては3年で浅いものでしたが、マネージャー職に応募という新たなチャレンジ!セルフディベロップメントとして挑戦してみようと思い、見事その職を担うようになりました。もちろん、管理の仕事はしたことがありませんから、私からの厳しい(?)指導にあたふたな日々がしばらく続きましたが、全てが新しい経験でマネージメントの仕事は楽しいと言ってくれているのは、嬉しいことです。

(人生初の献血!みんなのお手本になりたいと頑張ったBounmy。表情が・・・笑)

そんな日常で、一番苦戦しているのは、同年代や年配のスタッフとのコミュニケーションだそうです。「うまくリードできない」のだそうです。そして、院内のスタッフでもソーシャルワークの認識や必要性について理解が低いことをどうすればよいのか悩ましいところだそうです。色々悩むこと、うまくいかないことはありますが、「患者さんや家族が嬉しそうにしている時が一番嬉しい!」と言っていました。こんな言葉を聞くと、今までの時間が無駄ではなかったと実感しますね。教える側にとって、大きなモチベーションにつながります。そして、ブンミーのゴールは、ラオス人だけで自立した病院運営ができるようになったその病院に関わっていたいということだそうです。そのゴールも少しずつ見えてきましたから楽しみです。

プライベートでは、2人の子どもの父親として(3歳と新生児)、現在育休(お父さんは3週間ですが)を取得中で、育児に家事に忙しい日々だそうです。「子どもが一人増えてもっと責任感を感じるけど、幸せ~!」とほんとにうれしそうに話してくれました。

最後にLFHCの活動についてどう思う?と聞いたところ、「Very, very Good!it is not only very good. Very, very good! 教育の場としてもとてもいいし、更に当院のような病院がラオスの国内で増えてくれたらと思う。」と言っていました。彼らラオス人の思いが将来の発展につながるように私たちももう少し頑張ります!

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