ラオスの子どもたち
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2025/9/23 20:00
入院病棟の様子

こんばんは。クラウドファンディングを開始して12日目。
プロジェクトへのご支援、応援をありがとうございます。
前回の新着では、ラオ・フレンズ小児病院の施設概要をお伝えしました。今回の記事では、ご支援いただく入院病棟の様子をお伝えしたいと思います!前回お伝えしたように、入院病棟には、一般入院、新生児、ICU(重症病棟)の3つがあります。
一般入院病棟は、本来24床として設定しましたが、ニーズが高まり、隙間にベッドを少しずつ入れ、廊下にも…と増床してしまい今は、36床を超えるときもしばしばあります。
入院する患者さんの主な疾患は、肺炎や気管支細炎などの呼吸器疾患、腸チフスなどの消化器疾患、骨折や骨髄炎(骨の中の感染症)など整形外科的な疾患、交通事故による外傷や火傷など、様々です。そんな中、日本ではあまりみられることがない栄養失調はこうした疾患と併せ持っていることがとても多く、栄養状態が重傷であるがゆえに免疫力が下がり感染症にかかっている症例も少なくない状況です。
他にも遺伝性の血液疾患であるサラセミアや白血病などの血液疾患もみられます。サラセミアは当院で専門外来を作って対応していますが、悪性の疾患に関しては、まだ当院では治療をすることができず、首都ビエンチャンの専門病院へ紹介をしています。悪性疾患の患者さんに関しては、後日別の新着で!
新生児病棟は一般の入院病棟とは別の場所で、生後28日までの赤ちゃんが常時20名から25名入院しています。多くが早期出産で小さい赤ちゃんですから、自宅で過ごせるようになるまで、数か月からそれ以上にわたり入院している子どもたちがたくさんいます。
それぞれの病棟で治療を受けた個別の症例については、後日また記事にまとめたいと思います。
ラオスでは、病院へ来るということはとても特別なことです。未だかつて病院に行ったことがないという人もたくさんいます。そんな中、やっと病院へたどり着いたわけですから、その時の経験が悪いものだった時にはそれ以降病院へ来なくなってしまうことも考えられます。それだけは避けたい!院内では、できる限り心地よく過ごしてもらえるように日々の困ったことを話せる場所として、カウンセラーを1名、ソーシャルワーカーを2名雇用して対応に当たっています。
次回や入院治療がスムーズにいくように縁の下の力持ちとして頑張っているカウンセラーのKhaiちゃん、ソーシャルワーカーのBounmyとMouaをスタッフ紹介として記事にしたいと思います。
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