こどもと平和
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みんなの応援コメント
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2025/9/4 09:37
写真家の小松由佳様から応援の言葉をいただきました!

おはようございます。
今朝は久しぶりに静かな朝でした。
「なにかの予兆…?」と言いながら起きて、ふと気づく。
「蝉の声がしない!」
そう、夏の間はアブラゼミの大合唱で叩き起こされる日々だったんですよ。
9月に入ったというのに、灼熱地獄とはこのことか?というくらい暑い関東ですが、今日は久しぶりの傘マーク。凶暴な太陽を遮って分厚く垂れ込めた雲をこんなにありがたく思うことはなかなかないでしょう。予兆は小さい秋の気配だといいなあ。
さて、このたびご縁があってドキュメンタリーフォトグラファーの小松由佳さんより「星をおとした少女」の感想をいただきましたので、応援メッセージとして本文ページにも掲載させていただきました。
小松さん、ありがとうございます!
小松由佳さんはこの夏、『シリアの家族』という作品で第23回開高健ノンフィクション賞(集英社主催)に選出されました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2392125a4cbfd1fd9d8e1a84c75f7db270d03206
シリア人のご主人とご結婚されてから「子連れ取材」(なんというパワーワード…)で現地へ通い、精力的に活動されています。
日本にいては見られない現実、現地の方との交流でしか得られない価値観、宗教や文化の本当の意味での壁を、理性的な視点で見つめる小松さんの写真と言葉は、正義や悪や不信感で熱くなった心に、静かに訴えかけてきます。
『シリアの家族』は11月に集英社から出版されるとのこと。とても楽しみです。
また、大学時代には山岳部に所属されていて、2006年にはヒマラヤ山脈のK2を日本人女性初登頂し植村直己冒険賞を受賞。なんとK2は世界最高峰のエベレストより難しい山らしいです。富士山より剣岳とか槍ヶ岳の方が難しい、みたいな感じでしょうか。
そして秋田県出身で、私の故郷岩手とは奥羽山脈を隔ててお隣ということもあり勝手に親近感…。子どもの年齢も近く、彼女の生きざまを知るにつけ、「わたしもがんばらないと!」という気持ちが沸き起こってきます。
そんな小松由佳さんからの応援コメントはこちら。
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表表紙から、その世界観にグッと引きこまれました。
宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」を彷彿とさせるような、不思議で、哀しくて、あったかくて、愛おしい、そんな物語でした。
星を落とすことの意味、そして地上の子供たちが、その星をまた空に戻すことの意味。 さまざまなメッセージが込められた、大変美しい作品です。
読み終えた後、私の心にも、小さな星が生まれ、そっと光り始めたような、そんな印象を得ました。
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こちらは元々DMでいただいたのですが、あまりに素敵な言葉の数々で、思わず「このサイトでご紹介させていただいていいですか?」と打診していました。快諾いただいてとても嬉しいです。
わたしは古代遺跡が大好物なので、シリアは昔から行ってみたい国のひとつだったのですが、混乱が続いて渡航もままならないばかりか、遺跡も破壊されているということで残念でなりません。平和であることは、人々の命が失われないことがもちろん最も大きいですが、文化や歴史の継承、それを見て学ぶ人類の思考、思想の発展など、多くの営みを守っているのだなあと強く感じます。
この世界の大きな力の前で、一枚の絵、あるいは一枚の写真、一冊の本に、何ができるのだろう。
でもきっと、戦争を憂い、抗うこのひとつひとつの行動もまた、未来への営みのひとつなのでしょう。
けれど せんそうは なんどでも おきる
ほしのない そらをみるまで
おとなたちは せんそうを やめない
大人であるわたしたちは戦争がそう簡単になくなるなんて思っていないでしょう。
それでもいつか、と願い続けて、描き続けていきたいです。
小松由佳さん、このたびは本当にありがとうございます。
そして出会わせてくれたかなちに感謝。
小松由佳さんFacebookページ
https://www.facebook.com/yuka.komatsu.0922
小松由佳さんホームページ
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