自然領域の次世代支援
「次世代ネイチャープレナー200名を日本全国で育む」”自然を守る”が経済の原動力
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2025/11/6 12:00
未来の種を蒔く!「次世代ネイチャープレナー・フェローシップ制度」始動と、大手企業を飛び出した若きネイチャープレナーの決意
ご支援・応援ありがとうございます!クラファン挑戦期間も残りわずかとなってきました。
今回の記事は先日開催したオンラインイベントについての活動報告第二弾。NPJ理事の話に加えて、当日お越しいただいた次世代ネイチャープレナーの稲井さんのお話もご紹介します。
■現場経験と活動資金を提供!未来の挑戦者を育てるプログラムについて
わたしたちネイチャープレナー・ジャパン(NPJ)が直近注力する活動の一つが、次世代の担い手を育成する「次世代ネイチャープレナー・フェローシップ制度」です。
このプログラムは、自然領域での起業や研究を志す20代の若者を対象に、彼らが持つ事業や研究の構想を加速させるため、すでに第一線で活躍する「先輩ネイチャープレナー」の現場へ送り込みます。
送り込みが決まった若者=フェローの活動期間中には、活動助成金(30万円程度を想定)を提供し、経験豊富な先輩たちからのメンタリングも受けられる予定です。フェローたちの成長はもちろん、「若者を送り込むと、受け入れ側も刺激を受けて変わっていく」と、このプログラムが生み出す相乗効果に期待しています。
■ 大手企業から自然の現場へ!若きネイチャープレナー稲井さんの決意
イベント後半では、まさにネイチャープレナーとして独立したばかりの若き挑戦者、稲井土筆さん(株式会社DeepRoots代表)にご登壇いただきました。

稲井さんは、大手商社で再生可能エネルギーの開発に携わった後、今年の4月に独立。現在は、主に首都圏の中高生向けに環境教育のフィールド学習プログラムを提供しています。
安定したキャリアを捨てて飛び出した背景には、現場で感じた課題意識がありました。
「再エネ開発の現場で、事業者が気づいていないところで自然環境に負荷がかかっているのを見てきた。子どもたちには、経済社会に進む前に、自然の現場に身を投じる経験が絶対に必要だと思った」
また、NPJの活動が持つ「多様な出会いの場」の価値も語ってくれました。
「起業する前、この分野のネットワークや人脈をどう作ればいいか悩んでいた。NPJのイベントでは、この業界の第一線で活躍されている方たちが目の前にいる。ゼロから事業を始める上で、これほど貴重な機会はない」
稲井さんのような次世代のネイチャープレナーの活動も応援していきたいと改めて身が引き締まる時間となりました。
■閉ざされた「キャリア」を解放する
わたしたちは、稲井さんのような挑戦を通じて、日本のキャリアのあり方自体を変えたいと考えています。
- 「修士や博士を出ても起業していいんだよ。大手企業から途中からネイチャーで起業してもいいんだよ、というキャリアの多様性を生み出せる」
- 「キャリアの道筋を新しく作ることは、NPJが起こしたいことの一つ。チーフ・ネイチャー・ポジティブ・オフィサーのような人材が、企業や自治体に増えるのは面白い」
この「次世代ネイチャープレナー・フェローシップ制度」は、若者の挑戦の機会を生むだけでなく、将来、企業や自治体でネイチャーポジティブを推進する「現場感」のある人材を社会に送り出すことにつながります。自然領域で活躍したいと思う人の多様なキャリアを応援できるような社会作りを目指していきます。
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このフェローシップ制度実現のため、現在クラウドファンディングを通じて皆様の応援を必要としています。自然と共に、新しい日本の未来を創る若きネイチャープレナーたちを、あなたの力で後押ししてください!
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