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2025/11/18 09:23
クランクアップとドキュメンタリー映画製作手法「小川式」
皆さんお疲れさまです!
ドキュメンタリー映画監督の小川光一です。
この度は多大なるサポート、誠にありがとうございます。
2025年7月から撮影を続けてきた当プロジェクトですが、ついに先週末にクランクアップを迎えました!よくがんばりました!
写真は岐阜西部です。こんな道もいっぱい歩きけり。

南は徳島から東は岩手まで、寒暖差に翻弄されながらも撮影を無事に終えることができました。今回の取材対象地域は7都道府県10市区町村。
ここに過去の映像も取り入れながら、映像を線にしていきます。
ドキュメンター映画である以上、基本的に決め打ちはできないです。なので、実際に「こんなシーンが足りない」等があれば、再びチョイ撮りに行くことになるので、厳密にはクランクアップとは言えないかもしれません。
それでも一旦休息も挟みつつ、本格化した映像編集に入っていきます。
そして現在は
ドキュメンター映画1本
防災対策本1冊
妖怪防災エッセイ1冊
合計3作品の同時製作をしている最中なので、防災対策本と妖怪防災エッセイの方もガンガン進めていきます。
忘年会など沢山のお誘いを断っている状況、大変申し訳ないですが、より良い作品を社会に残せるように集中して参ります。
引き続きあたたかく見守ってくだされば幸甚です。
そして、今回はタイトルにもある小川式について紹介します。
ドキュメンター映画製作において、手法というものはあるようでないというか、人によって大きな差異があります。
その中でも「小川式ですねえ」と周りから言われる手法があります。

・インタビューをすべて文字起こしする
・エクセルシートに発言者と発言内容を明記
・どのデータの何分何秒から何秒間喋っているかを明記
・舞台ごとに色を分ける
・懸念点があれば明記(蝉の音が入ってる…etc)
・印刷して発言ごとにハサミで切る
・大まかな群に分ける(「絶対に使うであろう群」「文脈によっては使うかも群」「使わなそうだけど一応持っておこう群」…etc)
・これらをノートにペタペタ貼ったり入れ替えたりして構成を考える
こんな感じです。
Aという発言単体では意味合いが弱くてもBと並べて使うことで深く刺さりやすくなったり、Cの補足としてDと相性が良いことに気付けたり、インタビュー同士のコンビネーションの可視化において特に力を発揮する手法かなと思っています。
この手法は自身2作品目の製作時(2012年)から取り入れているので、約13年くらい継続して使用していることになります。
ぜひ皆さんもドキュメンタリー映画を作る時に、この手法を使ってみてください。
今回は以上です!
年内にもう1回投稿するかもしれないし、年が明けてからになるかもしれません。いぜれにせよしばらく集中期間に入ります。
皆さんも体調にはくれぐれも気を付けて、引き続き良い人生をお過ごしください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!
小川光一
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