より良い社会
危機を希望に。読者とともに「新しいメディアのかたち」をつくりたい
みんなの応援コメント
FOR GOOD
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2025/11/7 16:00
IDEAS FOR GOODメンバーの想い #10 誰もが偏っている。だからこそ開かれたメディアを一緒に作りたい
こんにちは。IDEAS FOR GOOD 共同編集長の戸沼 君香です。
たくさんのご支援、そして応援コメントありがとうございます。
皆さまからいただいたコメントを見ていて、IDEAS FOR GOODは色々な人に希望を与えられるメディアだったんだな、と改めて原点に立ち返ることができています。
2016年に「社会をもっとよくするソーシャルグッドなアイデアマガジン」として立ち上がったIDEAS FOR GOOD。私がIDEAS FOR GOODにジョインした当時は「編集部」と呼べるものはなく、不定期に更新される、あまり影響力のないメディアでした。
しかし、問題だけではなく希望を伝えたい。今日伝えられる、世界で最も面白い解決策(アイデア)を伝えたい。読んでいる方には、社会や環境問題などには詳しくなくても「アート」や「建築」「ファッション」など自分の興味のある分野で関わりしろを感じてもらいたい。そんな想いで今まで運営してきました。これまで、読者の方やチーム、パートナーの方など、本当に多くの出会いに恵まれてきたと思います。
2023年には、デンマークでツノやピアスで全身を改造した方に出会いました。見た目で避けられることが多いと話していましたが、とても温かい方でした。

そんな私がこれから目指したいのは、「もっと色々な人が、情報発信のプロセスに関われるメディア」です。メディアには、特定の事象や属性の人たちへのイメージを作る強力な力があり、私たちは毎日自然にその情報に触れています。
「誰もが偏っている。本当に中立な情報などない」
これは、私がドイツのベルリンでジャーナリズムの教授に教えられたことでした。社会をもっとよくしたいと思うのであれば、情報の作り手がいつも同じ人たちである必要はないんじゃないか。そして、色々な情報発信のプロセスに関わっているからこそ、「解決策」に見えることにも一度立ち止まり、問うことができるのではないかと思っています。
クラウドファンディング終了まであと少し。これを読んでくださる皆さま、改めてここまで応援いただきありがとうございます。今日もまたさまざまな痛ましい事件や、事故、世界情勢のニュースが入ってくるなかで、見ていると前向きになれるメディアを一緒に作って行けたら幸いです。
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