豊かなまちづくり
誰もが主体的に過ごせる街へ。商店街の空き家改修で市民が集う拠点をつくろう。
みんなの応援コメント
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
2025/11/24 17:00
カリマチメンバーズ応援メッセージ 大浦さん
こんにちは、大浦です。 私は刈谷で生まれ、一度は名古屋で暮らしていましたが、子供が産まれたタイミングでこの街に戻ってきました。 小さい頃からご近所づきあいが多く、地域の優しい人たちに支えられてここまで生きてこられたと感じています。程よく都会的でありながら、公園や田んぼなどの緑も残っている。そんなバランスの良さが、私がこの街を好きな理由です。
今、私が地域で取り組んでいることの一つに、コーヒーの豆粕をリサイクルした畑づくりがあります。



この活動を始めてから、周囲の方から声をかけてもらうことが増えました。自分のちょっとしたアクションがきっかけで、世代や暮らしの異なる人たちとの会話が生まれ、新たなコミュニケーションが生まれることが楽しいです。
また、捨てられてしまう衣類をミシンや手刺繍の力で蘇らせるリメイクプロジェクトも行っています。これは、取り残されるものを新たな価値に変えるということを目的としながら、ハンディキャップを持つ方々のお手伝いもするという試みです。



私がこの場所に期待しているのは、単に物を売り買いするだけでなく、「人の暮らしぶりを知り、学び合える場所」になることです。 吉田松陰の松下村塾のように、先生が生徒に一方的に教えるのではなく、それぞれが先生になって知恵を教え合う。自分が知らないことを、それが得意な誰かから学ぶ。そんな関係性が素敵だなと思っています。
私は、この街を大きく変えたいと思っているわけではありません。ただ、私たちの日常を支え合い、みんなで生き抜くための知恵を寄せ合える場があればいいなと願っています。 ブレイディみかこさんの本に「他者の靴を履く」という言葉があります。自分以外の価値観に触れる機会が少ない今だからこそ、カテゴリーで区切らず、いろんなバックグラウンドを持つ人が集える場所が必要です。
目的がなくてもいいと思います。本を読むだけでも、バスを待つだけでもいい。 知識をつけるだけでなく、失敗も込みで実践を繰り返せる場所。そんな、誰もが安心して集える空間を、皆さんと一緒に育んでいけたら幸せです。
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