住みよいまちづくり
広島県尾道発!猫の医療車「おの猫号」医療の力で人と猫の地域共生モデルを実現!
みんなの応援コメント
ちびこ
11時間前
我が家もたくさんの猫達を手術して頂き、色々相談に乗って頂きました。現在13匹の保護猫達をうちに迎え、大変ですが家族みんなで大切に育てています。綺麗事だけでは出来ない大変なご活動だと思...
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
2025/11/22 19:30
応援メッセージをいただきました①(獣医師 松岡輝充様)
このクラウドファンディングを見てくださった皆様に感謝いたします。
私はこのストレイキャットクリニックで、手術を担当しております獣医師松岡と申します。皆様にこの2つの問いかけをさせてください。
1つ目、野良猫が増える本当の原因は何だと思われますか?
テレビや行政は餌を与えるからと言ってきましたしかしそれは大きな誤りです。
本当は避妊去勢手術をしないからです。
例えば多頭飼育崩壊が時々ありますが、その発端は1匹か2匹です。餌を与えてもすぐ手術しておけば問題は起きません。
このクラウドファンディングの初めの方に書かれている通りです。しかし現実2人に1人は、餌を与えるからと回答されます。
2つ目。実際に手術する時妊娠末期の猫は多いです。
その時、子供が生まれてなければ、子宮ごと摘出します。胎児は全部死にます。手術直前に生まれれば多くの場合、なんとか生かそうとします。
では、麻酔をかけていざ手術を始めようとした時、胎児の体の一部が既に子宮から膣の方に入っていて、まさに出産しかけていた場合(実際に時々遭遇する)、あなたが獣医師ならどうされますか?
引っ張り出して蘇生しようとしますか?それも押し戻して子宮ごと摘出しますか?
この二つのことだけを考えても、とにかく妊娠する前に手術しておくことの大切さが分かります。
従来は捕獲器を設置に行き翌日回収し病院に運び手術して、再びもとのところへ返しにいくという方法をとっていました。それは非常な手間がかかります。
ですから、手術設備の整った車があるなら迅速に行動でき、その分多くの猫を手術できる可能性があります。もちろんそれで100%解決するわけではありません。しかし前進させていくことができます。
ですからなにとぞクラウドファンディングにご理解いただきご支援いただきたく思います
なお余談ですが、私はこのクリニックの経験を元に「ノラネコクリニック」という題の小説を書いてみました。もちろん主人公の考えが正しいというのではなく、いろいろ考えがあると思います。
ですが、手術現場がどういうものか、知っていただくことができ、皆様に野良猫問題のより一層のご理解を願っております。
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