住みよいまちづくり
広島県尾道発!猫の医療車「おの猫号」医療の力で人と猫の地域共生モデルを実現!
みんなの応援コメント
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2025/12/14 20:38
若き活動者の願い~応援メッセージ⑥
【応援メッセージのご紹介】
現場で地域猫と向き合う
大石さん
(23歳・元愛玩動物看護師)
から、応援メッセージが届きました。
病院での勤務経験を通じて、
外で生きる猫たちの厳しい現実を知り、
自らTNR活動に踏み出した若い実践者です。
一匹ずつでは追いつかない現場の限界、
そして「まとめて捕獲し、まとめて手術する」医療体制の重要性を、実体験として語ってくださっています。
ぜひ、現場のリアルな声をお読みください。
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私がTNR活動を始めようと思ったきっかけは、近所にいた妊娠中の1匹の猫でした。お腹が大きく、ひと目で妊娠しているとわかる姿でした。
その子はその後1ヶ月ほど姿を消し、久しぶりに現れたときには5匹の子猫を連れていました。
まだ何も分かっていない小さな瞳、
必死で子どもを守ろうと威嚇する母猫。
その姿を見て、
「この罪のない命たちに、“外で生きる”という過酷な猫生を味わってほしくない」と心の底から思いました。
この気持ちが、私のTNR活動の原点です。
私は、動物病院で勤務経験があります。
感染症、寄生虫、事故―― 外で暮らす猫たちがどれほど危険と隣り合わせなのかは十分理解しています。
TNR活動に取り掛かる前は「片手で数えられるくらいの数だろう」と思っていました。でも実際に数えてみると、40匹近い数がいました。
地域の方からは、
「1匹ずつ手術を行っているが、数が多すぎて間に合わない」
「猫のことで40年近く困っている人もいる」
という声もありました。
TNR活動をしていた人がいるのに追いつかなかった現実を知り、箱崎さんに教えていただいた“一度にまとめて仕掛け、まとめて手術をすること"の必要性を実感しました。
一般の開業医では、1日に手術出来ても1匹や2匹程度。40匹となるとそのペースで手術をしても増えるのが先で、意味がありません。
だから手術をしても追いつかない現状が生まれます。
私の地域では夜通し2日間の捕獲を行い、約30匹を一斉に捕獲しました。捕獲した猫は1日で全頭の手術を終わらせて頂きました。遠い距離、往復して頂いた箱崎さんには感謝しかありません
しかし、この捕獲で全ての猫が捕まったわけではなくその後も何度も地道な捕獲を続け、捕獲の度に因島との往復を繰り返しました。

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「おの猫号」の導入により、この往復の負担が軽減され困っている地域に直接向かえるようになります。それは猫にも人にも、本当に大きな救いになると思います。
そして、捕獲・手術・リリースがその場で全て済むととても効率的です。
うちの子がこたつで安心して眠っている間にも、外の子たちは冷たい風の中で夜を過ごしています。そう思うだけで、胸が苦しくなります。
救いの手を差し伸べられるのは、私たち人間だけです。不幸な猫を増やさないためには、医療の力と人の手が絶対に必要です。
長くなりましたが
どうか、このプロジェクトが成功しますように願っています⟡.·
罪のない小さな命に、
少しでも明るい未来が届きますように。
大石さんありがとうございます。
大石さんのこれからのご活躍を
全力で支えて参りたいと思います。
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