子供たちの未来
中米最貧国ニカラグアの挑戦を映像化し、日本の子供たちに挑戦のきっかけを与えたい
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2025/11/29 22:56
ニカラグア女子野球~現地活動進捗②~
ニカラグア女子野球
2017年にスタートして約8年が経過し、12月に4日間かけて実施する国内大会及び首都マナグアでの女子野球アカデミーを中心に女子野球推進をしている。本当に現地の人達の努力の結果であり、正直現場では辛抱しているという気持ちが本音かもしれない。

現地で活動しているJICA海外協力隊の小泉花さんが毎日汗水を流して女子野球の普及に邁進している。彼女自身も埼玉栄高校で女子野球をプレーしてきた経験があり、多くの女の子たちに野球の楽しさを伝えたいと活動している。
その中で彼女自身がニカラグアで問題にしているのが、「目標」だ。
冒頭で述べたように、女子野球の目標は2年に1回あるかないかの国代表の国際試合と年1回の国内大会のみだ。そのために彼女たちは1年中練習ができるかというと厳しい。その目標となるモチベーションとなるものが欲しいと言っていた。

そして、毎回人数がバラバラなのでレベル分けもできず毎回初心者のレベルに合わせて練習をするようになり、レベルが高い選手が練習に来なくなる。
なので、練習に来ない選手は上手くて試合だけ来るようになり、練習している子供たちは試合に出れないというレベルの差が開いていく一方だ。
「目標」として考えられるのは、
①ニカラグア国内大会の充実、リーグ戦の開催
②中米近辺の国との親善試合
③女子野球によって国外に留学など挑戦できる機会
このような考えが現地で指導するハビエルから聞いた。

彼は私と2017年に女子野球をスタートした相棒であり、これまでずっと指導を続けている功労者。2023年には日本の皆様のご支援のもと日本で野球指導を学び、毎日スポーツ庁のグラウンドで日本での経験を活かして指導をしている。
彼の想いは、
「より多くの子供たちに野球の楽しさを知ってもらい、人生を楽しんでほしい」
と言っている。
小泉さんの想いと現地指導者ハビエルの想いを現実にするために私たち日本人は何ができるか、他人ごとにしても良いが私はできない。
ここまで日本人を優しく温かく受け入れ、日本を大好きと言っている人たちは今後の日本人がニカラグアを訪れた時に助けてくれる存在になるだろう。
目の前の価値ではなく、日本の未来の価値に繋がる。
挑戦あるのみですね!!

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