皆さん、こんにちは!
クラウドファンディングをスタートして、早いもので3週間が経ちました。
皆さんの温かいお気持ちが集まり、現在【30%達成】まで来ることができました! 本当に、本当にありがとうございます🙏✨皆さんの応援が、毎日の大きな原動力になっています。
今日は、私の旅の原点である「なぜ、スペイン巡礼の道を歩くのか」について、少しお話しさせてください。

偶然という名の、運命のメッセージ
「なぜ歩くの?」と聞かれても、かつての私はハッキリとした答えを持っていませんでした。ただ振り返ると、あの道はまるで運命のように、私の前に現れてくれた気がするのです。
数年前、私は社会の渦の中で身も心も疲れ果てていました。自分を取り戻すために渡った、カナダのバンクーバー。暮らしに慣れてきたある日、私は「たまたま1本見逃したバス」に乗りました。
そこで偶然、現地の友人に再会したのです。そして、そのとき友人が連れていた方から聞いたのが、世界中の人々が目指す聖地、「スペイン巡礼(カミーノ・デ・サンティアゴ)」のお話でした。
話を聞いた瞬間から、胸の奥が熱くなり、「歩きたい!」という衝動が膨らんでいきました。しかしその後、世界はコロナ禍へ。私は夢を叶えられないまま帰国し、その想いを心の奥底にそっとしまい込みました。
「歩くこと」が教えてくれた、心と身体の解放
時が流れ、どうしても諦めきれなかった私は、家族に「仕事を辞めて、スペインを歩きに行きたい」と伝えました。家族はそんな私の選択を否定せず、そっと理解し、応援してくれました。
それだけでなく、「まずは日本の道を歩いてみよう」と、熊野古道へ連れ出してくれたのです。
家族と一緒に歩いた、赤木峠から熊野本宮大社までの約20km弱の道のり。 足はガクガク、身体はへとへとになりましたが、不思議なことに、終わってみると心の中が驚くほど澄み渡り、軽やかになっていました。
ストレスや情報過多の現代社会で、生きる力がなくなってしまう人はたくさんいます。私自身も、かつてその渦中で苦しんだ一人です。だからこそ、ただシンプルに「一歩一歩、歩くこと」の中に、現代人が抱える深い悩みを紐解くカギ(希望)があるのではないか、と身をもって確信しました。
荷物を手放し、本当の自分に還る旅
今回私が目指すのは、フランスからスペインを横断する“フランス人の道”(約780km)。そして、ユーラシア大陸の西端「地の果て(フィステーラ)」までの合計約870kmの道のりです。
30日以上の間、すべての荷物を自分で背負って歩きます。 身体のために荷物を極限まで軽くしていくこのプロセスは、どこか人生の断捨離にも似ています。
必要最小限のものだけで生きる心地よさを知ったとき、これまで自分を縛りつけていた「こう生きなければならない」という古い価値観から、解き放たれる気がしているのです。
自分の足で歩いた先に、私は一体どんな景色を見て、何を感じるのだろう――。
私の人生をかけた大きな挑戦は、まだ始まったばかりです。目標達成に向けて、引き続き応援の手を貸していただけたら幸せです。どうぞよろしくお願いいたします!

熊野古道を歩く際に宿泊させてもらった旅館『伊せや』さんのお布団に書いてあった言葉。