夢の話・特別編 Day18
なぜ、私はバリ島を選び続けているのか。
「なぜ派遣先がインドネシア・バリ島なのですか?」
この9年間で、何度もいただいた質問です。
今日は、その理由をお話ししたいと思います。
私が初めてバリ島を訪れたのは、今から約15年前のことです。
当時、私は沖縄で人生の大きな岐路に立っていました。
仕事や将来について悩み、これからどう生きていけばよいのか、自分自身を見失いかけていた時期でした。
ある意味、自暴自棄になりそうな気持ちで訪れたのが、バリ島でした。
しかし、その島で出会った人々が、私の心を少しずつ変えてくれました。
特に印象に残っているのは、子どもたちの屈託のない笑顔です。
裕福とは言えない暮らしの中でも、思い切り笑い、友達と遊び、家族と過ごす姿。
その笑顔に、私は救われたような気がしました。
そして街を歩いていると、不思議な感覚になりました。
どこか懐かしい。
家族や地域とのつながりを大切にする暮らし。
祖先や自然を敬う文化。
そこには、私が子どもの頃に見てきた沖縄の原風景と重なる景色がありました。
一方で、世界中から人が集まる観光地としての活気もあります。
まるで、
20〜30年前の沖縄へタイムスリップしたような感覚。
私は、この島に大きな可能性を感じました。
それから約15年。
私は何度もバリ島を訪れ、そのたびに人とのご縁を深めてきました。
現在、ドリーマーたちがお世話になっているバリ俱楽部の尾島さんをはじめ、多くの皆さんとの信頼関係も、この15年間の積み重ねの中で育まれてきたものです。
だからこそ、私は安心して沖縄の子どもたちを送り出すことができます。
私はこれまで約60か国を訪れてきました。
先進国もあれば、発展途上国もあります。
それぞれに素晴らしい文化があり、多くの学びがありました。
その中で、
「沖縄の子どもたちに最初の海外体験をしてもらうなら、どこが一番ふさわしいだろう。」
そんなことを、ずっと考え続けてきました。
そして、たどり着いた答えが、
インドネシア・バリ島でした。
その後、私は大学生を引率し、短期海外研修を実施しました。
約2週間、現地で職場体験やインターンシップを行い、大学生たちは大きく成長しました。
その姿を見て、私は一つの確信を持ちました。
「この経験は、大学生よりも、中学生や高校生の時に体験した方が、人生に与える影響はもっと大きいのではないか。」
その想いが、現在の宮里大八国際交流基金につながっています。
私が目指しているのは、
「海外旅行」ではありません。
また、
「語学留学」だけでもありません。
私が子どもたちへ届けたいのは、
「人生を変える体験」です。
バリ島では、ホテルではなくホームステイをします。
現地の家族と暮らし、
朝起きて、
一緒に食事をし、
学校へ行き、
地域のお祭りにも参加する。
生活そのものが学びになります。
さらに、旅行会社「バリ俱楽部」でのインターンシップでは、
実際のお客様を迎えながら、
ガイドの仕事を学びます。
仕事とは何か。
おもてなしとは何か。
責任とは何か。
学校では学べないことを、体験を通して学びます。
そして、バリ島には沖縄とよく似た文化があります。
祖先を敬う心。
地域とのつながり。
自然を大切にする暮らし。
家族を大切にする文化。
そして、
「人とのつながり」を何よりも大切にする考え方。
だからこそ、沖縄の子どもたちは、バリ島の暮らしに自然と溶け込んでいきます。
バリ・ヒンドゥー教には、
「トリ・ヒタ・カラナ(Tri Hita Karana)」
という教えがあります。
それは、
人と神。
人と自然。
人と人。
この三つの調和が、幸せにつながるという考え方です。
私が初めてこの教えに触れた時、
「これは沖縄の『ゆいまーる』や自然観にも通じるものがある。」
と感じました。
だからこそ、子どもたちにも、この価値観を肌で感じてほしいと思っています。
海外へ行くことが目的ではありません。
世界を見ることで、
沖縄を知る。
世界を見ることで、
自分自身を知る。
それが、私が15年間バリ島を訪れ続け、9年間この基金でバリ島を選び続けている理由です。
🌏2026年度 ドリーマー募集中!
今年も沖縄県内の中学生・高校生を対象に、インドネシア・バリ島海外派遣プログラムの参加者を募集しています。
経済的な理由だけで夢を諦めてほしくない。
その想いを胸に、このプロジェクトを続けています。
募集要項・応募はこちら
https://x.gd/1cfRR
🌏クラウドファンディング挑戦中!
📍 支援総額:481,000円(60%達成)
👥 支援者:27名
❤️ いいね:7件
📅 残り10日
ここまで応援してくださった27名の皆さま、本当にありがとうございます。
皆さまのおかげで、今年も新しいドリーマーの募集を開始することができました。
しかし、挑戦はまだ続きます。
目標まで、あと319,000円。
残り10日間、一人でも多くの沖縄の子どもたちへ、この「人生を変える10日間」を届けられるよう、最後まで全力で挑戦を続けます。
もし、この活動に共感していただけましたら、ご支援はもちろん、この募集情報を必要としている中学生・高校生や保護者の皆さまへシェアしていただけるだけでも、大きな応援になります。
▼クラウドファンディングはこちら
https://for-good.net/project/1003915
最後に
私は、バリ島で人生を変える出会いを経験しました。
あの時、出会った人々。
そして、屈託のない笑顔を見せてくれた子どもたち。
その出会いが、私を前へ進ませてくれました。
だからこそ今度は、その出会いを沖縄の子どもたちへ届けたい。
この基金は、バリ島で出会った皆さんへの恩返しでもあります。
その想いは、9年前も、そして今も変わっていません。
次に人生を変える出会いをするのは、あなたかもしれません。