夢の話・特別編(第28話・最終話)
そして、新しい挑戦へ。
2026年6月25日午前0時。
「そして、新しい挑戦へ。」
そんなタイトルで始まった、この28日間も、残すところあと3時間となりました。
現在、
77名の皆さまから、
1,466,500円(目標達成率183%)
ものご支援をいただいています。
まずは、心から感謝申し上げます。
本当に、本当にありがとうございました。
皆さまのおかげで、3人のドリーマーが世界へ羽ばたきます。
今回の海外派遣事業は、一人あたり約40万円の費用が必要です。
そのため、当初は目標金額80万円を掲げ、2人のドリーマーをバリ島へ派遣する計画でした。
しかし、皆さまの温かいご支援のおかげで、支援総額は120万円を超えました。
その結果、新たにもう一人、合計3人のドリーマーをバリ島へ送り出すことができるようになりました。
これは、私一人では決して実現できなかったことです。
77名の皆さま一人ひとりの想いが重なり、新しい挑戦の機会が生まれました。
この3人が、バリ島で世界と出会い、多様な価値観に触れ、自分自身の可能性を広げてくれることを願っています。
そして、いつの日か、その3人が今度は次の世代を応援する側になってくれる。
私は、そんな「恩送り」の循環を信じています。
改めまして、77名の支援者の皆さまへ、心より感謝申し上げます。
最後の3時間で、私が決めたこと
この連載も今日が最後です。
だからこそ、一つ、お伝えしたいことがあります。
実は、このクラウドファンディングが始まった初日。
私は匿名で1万円を支援していました。
理由は一つです。
今回のプロジェクトには、
「事業コーディネート費」
という費用があります。
これは、渡航する子どもたちの旅券取得のサポートや、現地との調整、同行者の渡航費・滞在費・保険など、派遣を安全に実施するために必要な費用です。
私は、この費用については、
最後は自分自身で責任を持とう。
そう決めていました。
子どもたちを送り出す責任。
無事に帰国するまで見届ける責任。
そして、この基金を継続していく責任。
その責任だけは、自分自身が背負いたいと思っていました。
DCC株式会社として、この挑戦に参加します。
この28日間。
77名もの皆さまが、この挑戦を支えてくださいました。
その姿を見て、私も一つ、決断しました。
残り一枠となっていた
20万円のプラチナスポンサー。
その最後の一枠を、
2026年4月に設立したDCC株式会社
として支援することにしました。
DCC株式会社は、まだ創業したばかりです。
決して売上が十分にある会社ではありません。
それでも、この決断をしました。
なぜなら、
宮里大八国際交流基金とDCC株式会社は、
私の中では、別々の挑戦ではないからです。
どちらも、
沖縄の未来をつくるための挑戦だからです。
300年先の未来をデザインする。
DCC株式会社には、一つのビジョンがあります。
「300年先の未来をデザインする。地域の価値を、世界と未来へ。」
この言葉は、会社の理念であると同時に、私自身の人生の理念でもあります。
利益を生み出すことは、とても大切です。
しかし、それだけではありません。
地域に価値を生み出し、
その価値を未来へつないでいく。
それが、DCC株式会社の存在意義だと考えています。
だから今回の20万円は、
スポンサーになるためのお金ではありません。
DCC株式会社が、この理念に投資する最初の一歩です。
そして、
会社として社会に約束する、
最初の行動でもあります。
この28日間で学んだこと
この28日間、私は毎日noteを書き続けました。
幼少期のこと。
世界約60か国を旅して学んだこと。
沖縄への想い。
教え子との出会い。
クラウドファンディングを始めた理由。
そして、多くの方からいただいた応援のメッセージ。
中でも、10年前に私が初めて立ち上げたクラウドファンディングで南アフリカへ渡った教え子が、
「今度は私が、次のドリーマーを応援したい。」
そう言って支援してくれたことは、一生忘れられません。
あの時、世界へ送り出した学生が、
今度は支援する側になって戻ってきてくれた。
その瞬間、
私は確信しました。
応援は、めぐる。
挑戦も、めぐる。
夢も、めぐる。
そして、その循環こそが、未来をつくっていくのだと。
そして、新しい挑戦へ。
この文章を書き終えたあと、
私は、DCC株式会社としてプラチナスポンサーに申し込みました。
そして、画面には、
「あなたが77人目の支援者です。」
と表示されました。

最初は、匿名で1万円から始めたクラウドファンディング。
最後は、自分が立ち上げたDCC株式会社として締めくくる。
これは、自分自身への約束でもあります。
宮里大八国際交流基金は、
未来へ挑戦する子どもたちを応援する基金。
DCC株式会社は、
地域の価値を世界と未来へ届ける会社。
私にとって、この二つは別々ではありません。
どちらも、
沖縄の未来をつくるための挑戦です。
あと3時間で、このクラウドファンディングは終了します。
しかし、
宮里大八国際交流基金の挑戦は、ここから始まります。
そして、
DCC株式会社の挑戦も、ここから始まります。
あとがき
この28日間、毎日この連載を読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。
この連載は今日で一区切りとなりますが、
宮里大八国際交流基金の物語は、ここからが本当の始まりです。
今回、皆さまのおかげで、3人のドリーマーを世界へ送り出すことができるようになりました。
彼らがバリ島で何を感じ、何を学び、どのように成長して帰ってくるのか。
そして、その経験が、次の誰かの挑戦へとつながっていくのか。
その一つひとつを、これからも皆さまと一緒に見守り、育てていけたら幸せです。
この28日間で、私が何度もお伝えしてきた言葉があります。
「応援は、めぐる。」
私は、その言葉を信じています。
だからこそ、これからも挑戦を続けます。
沖縄の子どもたちが世界へ羽ばたき、
世界で得た経験を沖縄へ持ち帰り、
そして次の世代へと受け継いでいく。
そんな「恩送り」の文化を、沖縄に根付かせたい。
それが、宮里大八国際交流基金の願いであり、
DCC株式会社が目指す
「300年先の未来をデザインする。地域の価値を、世界と未来へ。」
という理念そのものです。
夢は、一人では叶えられません。
でも、一人の挑戦に、誰かが手を差し伸べることで、その夢は次の誰かへと受け継がれていきます。
私は、その「恩送り」の文化を、沖縄に、そして300年先の未来へつないでいきたいと思います。
28日間、本当にありがとうございました。
そして──
新しい挑戦は、ここから始まります。