夢の話・特別編 Day27
なぜ、私はこの活動を続けるのか。
クラウドファンディング終了まで、いよいよ残り1日となりました。
そして昨日、おかげさまで目標を大きく超え、
1,150,500円(143%)、70名の皆さまからご支援をいただくことができました。
本当に、本当にありがとうございます。
この数字を見て、改めて感じています。
私が今回いただいたのは、支援金だけではありません。
70人もの皆さまの「沖縄の子どもたちを応援したい」という想いです。
その想いを胸に、いよいよ明日、クラウドファンディング最終日を迎えます。
この28日間、毎日「夢の話」を書いてきました。
バリ島で出会った子どもたち。
ホームステイ。
インターンシップ。
卒業生。
保護者の皆さん。
支えてくださる企業や仲間。
そして、今回のクラウドファンディング。
ここまで読んでくださった皆さんの中には、こんな疑問を持った方もいるかもしれません。
「なぜ、宮里大八はここまで、この活動を続けるのだろう。」
今日は、そのことを書きたいと思います。
その答えは、一つではありません。
でも、その原点は、私自身の子ども時代にあります。
私は決して裕福な家庭で育ったわけではありませんでした。
小児喘息で何度も入院し、学校を休むこともありました。
いじめを受けた時期もありました。
小学6年生の時にはB型肝炎で長期入院し、「生きること」について考える時間もありました。
病室で過ごす日々の中、幼いながらに心に決めたことがあります。
「もし自分が元気になれたら、誰か一人でも役に立てる人生を送りたい。」
それが、私の原点です。
その後、多くの方々に支えられながら成長し、大学時代にはアメリカへ留学しました。
世界へ出たことで、自分の価値観は大きく変わりました。
そして、その後も約60か国を訪れる中で、多くの人たちの優しさに支えられてきました。
豊かな国もありました。
決して豊かとは言えない国もありました。
しかし、どの国にも共通していたのは、人の温かさでした。
旅人だった私を家族のように迎え入れ、食卓を囲み、笑い合い、励ましてくれた人たち。
その経験の積み重ねが、今の私をつくっています。
だから私は、強く思うのです。
人生を変えるきっかけは、必ずしも長い時間ではありません。
たった10日間でも、
世界は広がります。
価値観は変わります。
そして、自分の未来が変わることがあります。
それは、私自身が経験してきたことです。
そして今、そのことを、ドリーマーたちが教えてくれています。
先日、2023年と2024年に派遣したドリーマーたちの近況を、保護者の皆さんから教えていただきました。
昨年参加した高校生は、
「海外(インドネシア)へ行かせていただき、本当に感謝しています。」
と伝えてくれたそうです。
まだ将来やりたいことは模索中とのことですが、卒業後は接客業に就きたいという目標を持ち、そのために成績アップを目指して勉強を続け、卒業までにコンビニでアルバイトも経験してみたいと考えているそうです。
私は、この話を聞いて、とても嬉しくなりました。
海外へ行ったからといって、すぐに夢が見つかるわけではありません。
でも、自分の未来を考え、一歩ずつ前へ進もうとしている。
その姿こそが、大切なのだと思います。
2023年に参加したドリーマーの一人は、現在、県外の音楽系専門学校で学びながら、自分の夢に向かって歩んでいます。
保護者の方からは、
「バリでの経験が、自信になっているようです。」
という言葉をいただきました。
私は、その一言だけで十分でした。
海外で過ごした10日間が、人生を支える小さな土台になっている。
そう感じました。
もう一人のドリーマーは、沖縄県内の大学へ進学し、「グローバルな視点とローカルな視点」を学びながら、地域社会の課題解決について学んでいます。
世界を知り、地域を見つめる。
それは、この基金が目指してきた姿そのものです。
私は、この子たちの人生を変えたとは思っていません。
人生を歩くのは、本人です。
努力するのも、本人です。
夢を叶えるのも、本人です。
でも、その人生の中で、
世界への扉を開く、最初の一歩。
そのきっかけだけは、届けることができるかもしれない。
そう信じて、私はこの活動を続けています。
そんなことを考えていた昨日、一通のメッセージが届きました。
送り主は、約10年前に私が支援した教え子です。
当時、私は人生で初めてクラウドファンディングに挑戦しました。
https://camp-fire.jp/projects/286838/view
目的は、経済的な理由で海外への挑戦を諦めてほしくないという想いから、学生たちを南アフリカへ送り出すことでした。
そのクラウドファンディングでは、多くの皆さまに支えられ、学生たちは世界へ羽ばたくことができました。
その時に参加した教え子が、今回、こんなメッセージを送ってくれました。
「10年前、相対的貧困家庭で育った私は、大八さんの基金のおかげで南アフリカでのプレゼンに参加する機会をいただきました。
あの経験は、私の人生を大きく広げてくれた大切な転機です。 いただいたご恩を返せたとは到底思えませんが、感謝の気持ちを込めて微力ながらご支援させていただきました。 次なるドリーマーが世界へ羽ばたく、その一助になれば嬉しく思います。応援しています。」
読み終えた瞬間、胸がいっぱいになりました。
10年前、支援される側だった一人の学生が、
今度は、
支援する側
として戻ってきてくれたのです。
Day24で私は「恩送り」という言葉を書きました。
Day25では、「応援は、めぐる」と書きました。
その時は、「いつか、そんな日が来たら嬉しい」と思いながら書いていました。
でも、その「いつか」は、もう来ていたのです。
10年前に送り出した教え子が、
「今度は自分が次の世代を応援したい。」
そう言って支援してくれました。
私は、このメッセージを読んで改めて思いました。
これこそが、私が続けたかったことだった。
海外へ行くことが目的ではありません。
帰国することがゴールでもありません。
その経験が、いつか誰かの背中を押す力になること。
その循環をつくりたかったのです。
昨日までの投稿では、「ありがとう」という気持ちをお伝えしてきました。
今日は、一つだけ、皆さんに約束をさせてください。
皆さんから託していただいた1,150,500円は、単なる支援金ではありません。
沖縄の子どもたちへの期待であり、
未来への希望であり、
「世界へ羽ばたいてほしい」という願いです。
私は、その期待を決して裏切りません。
一人でも多くの子どもたちに、世界への扉を届けます。
そして、その子どもたちが帰国し、
やがて誰かを応援する側となり、
また次の世代へ夢をつないでいく。
10年前、南アフリカへ送り出した教え子が、今度は次のドリーマーを支援してくれたように。
2023年、2024年に参加したドリーマーたちが、それぞれの場所で、自分らしい人生を歩み始めているように。
応援は、めぐります。
夢は、受け継がれます。
私は、その循環を信じています。
そして、その循環を沖縄に根付かせることが、宮里大八国際交流基金の使命だと思っています。
🌏 クラウドファンディング終了まで、あと1日
https://for-good.net/project/1003915
現在、
1,150,500円(143%)
70名もの皆さまからご支援をいただいています。
本当にありがとうございます。
この基金では、一人のドリーマーを海外へ派遣するために、およそ40万円の費用が必要になります。
皆さまからお預かりしたご支援のおかげで、3人目のドリーマー派遣まで、あと一歩というところまで来ることができました。
あと約5万円のご支援が集まれば、3人分の派遣費を確保することができます。
ここまで応援してくださった70名の皆さまのお気持ちを胸に、最後の最後まで諦めません。
3人のドリーマーを世界へ送り出すこと。
それが、私たちの最後の目標です。
クラウドファンディング終了まで、残りあと1日。
もし、この28日間の「夢の話」に共感していただけましたら、最後にもう一度、この活動を周りの方へお伝えいただけると嬉しいです。
一つのシェア。
一人への声掛け。
その小さな応援が、沖縄の子どもたちの未来を大きく広げる力になります。
最後の最後まで、皆さんの応援を力に、3人のドリーマーを世界へ送り出すことを目指して、走り抜けます。
本当にありがとうございます。