いつも温かいご支援と励ましのお言葉、そして情報の拡散にご協力いただき、心より感謝申し上げます。
まずは、クラウドファンディング終了後のご報告とお礼が遅くなってしまいましたことを、深くお詫び申し上げます。
9月30日をもちまして、クラウドファンディングの募集期間が終了いたしました。
皆様の温かいお力添えのおかげで、当初の目標100万円を上回る【104万円】という本当に大きなご支援をいただくことができました。
親戚や友人、知人、そしてこのプロジェクトを通して初めて私たちを知ってくださった方々はもちろんのこと、遠く離れた故郷からの温かいご支援や、以前からのご縁でしばらくご無沙汰になっていた方々が今回の取り組みを知り、何も言わずにそっとご支援くださったりと、胸がいっぱいになる瞬間がたくさんありました。
息子への励ましだけでなく、日々看病を続ける私や娘の身体にまでお気遣いをいただき、そのひとつひとつが押し付けではなく、ただ静かに寄り添ってくださるような、本当に心のこもった温かいご支援ばかりでした。
皆様からいただいたお気持ちと言葉に、家族一同、どれほど救われ、勇気をいただいたか計り知れません。心より深く御礼申し上げます。 託していただいた大切なお気持ちは、すべて息子の治療費や療養費として大切に使わせていただきます。
募集終了後の息子の様子と、ここ数日の切実な状況についてご報告させてください。
■ 激痛と恐怖に泣いた夜。「痛くない体がほしい」
緊急入院した当初は、「熱が下がるまでの数日で退院でき、また在宅で治療を続けられる」と思っていました。
しかし、病状はあっという間に急変し、車椅子に乗ることも座ることすらできなくなり、再び寝たきりの状態に戻ってしまいました。現在は退院の目処が全く立たない状況です。
昨日(金曜日)、右足の麻痺を少しでも和らげるため、腰への放射線治療を行いました。 無事に照射はできたものの、急性期の副作用とみられる強い吐き気に見舞われて吐いてしまい、とてもしんどそうにしていました。
さらに、右足や腰だけでなく、背中、右腕、肩、首など、体のあちこちに強い痛みが出ており、息子は絞り出すような声で「痛くない体がほしい」と呟いていました。
右目についても、「おかんや姉の顔の表情が見えにくい。体温計の文字が見えない。部屋暗い?(ライトがしっかりついていて明るい状態でした)」と、光や視界の異変を訴えていました。
面会時間が終わり、私たちが帰ろうとしたタイミングで主治医の先生が来られ、「痛みの原因を詳しく探るために、週明けに造影剤を使ったCTを撮りましょう」とお話しがありました。
その言葉を聞いた瞬間、息子は「おかんたち帰るのいやや。おかん達が来るまで一人で痛みに耐える時間が辛い。検査結果が出るのが怖い」と涙を流していました。
現在、大部屋へ移動しているため夜間の付き添いはできません。
一人残される心細さと激痛に怯えて泣く息子を残して病院を出なければならないのが、親として本当に辛く、情けなく、帰り道は涙が止まらなくなって自転車を漕ぐことすらできなくなってしまいました。
落ち着くまで娘がずっと背中をさすってくれて、なんとか家まで辿り着きました。 こんなにも苦しんでいるのに、ただ見ていることしかできない現実が、本当に悔しくて苦しいです。
■ わずかに見えた兆しと、それでも続く不安
本日、少しだけ前向きな変化もありました。
腰への放射線治療の効果が少しずつ出てきたのか、ここ数日ずっと右足にクッションを挟まないと耐えられなかったのが、久しぶりに足を伸ばして過ごすことができました。
昨日よりは痛みを訴える回数も少し減り、痛みを逃す体勢を一生懸命探しながら、足の曲げ伸ばしの運動にも取り組むことができました。
痛みに関しては、モルヒネの皮下注射も追加になり、メサペインも1錠から2錠に増えたことと、緊急時の頓服としてオキノームを利用することで、徐々にコントロールできているように見えますが、そのぶん常時とても眠そうにしています。
しかし一方で、目の見えにくさはさらに進んでしまっているようです。 「目の真ん中の広い範囲がほぼ見えず、何かを見ようとすると、逆に見えない部分が濃くなって見えなくなってしまう。敢えて見ないようにすると少し見える状態。スマホも字が見えないし、ベッドの上の物もどこに何があるかわかりにくい」と話していました。
普段は病院へ行くまでLINEで体調のやり取りをしていたのですが、一昨日あたりからぱったりと連絡がないことを心配していました。文字を打つどころか画面自体が見えなくなってしまっていたのだと知り、胸が締め付けられました。放射線治療の一時的な影響であってほしいと強く願うばかりです。
今日も面会時間が終わり、帰り際に「帰ってほしくない」と泣いていました。 それでも、必死に涙をこらえて、「来てくれてありがとう。気をつけて帰ってね」と私を気遣う言葉をかけてくれました。「また明日ね」と言い合って病室を出てきましたが、毎日別れ際は胸が張り裂けそうになります。
どうか足のしびれが取れて、右足がまた動くようになってほしい。 目が見えにくいのが一時的なものであってほしい。これ以上見えなくなりませんように。 新しい抗がん剤や放射線治療が効いて、どうか腫瘍が小さくなってほしい。 ただただ、そう祈るばかりです。
■ 今後について
クラウドファンディングという大きな挑戦は皆様のおかげで目標を達成し、一つの節目を迎えることができましたが、当面は退院の目処も立たない状態です。息子の命を守る闘いは、ここからが本当の長期戦になります。
今後も高額な医療費や長期の入院・療養費、環境整備など多額の費用が見込まれるため、大変恐縮ではございますが、状況を見ながら改めて継続的なご支援をお願いさせていただくことになるかもしれません。その際は、どうかまた温かく見守っていただけますと幸いです。
皆様が繋いでくださった希望のバトンをしっかりと握りしめ、息子と一緒に、一歩ずつ前に進んでまいります。
どうかこれからも、息子の回復を温かく見守り、応援していただけますよう心よりお願い申し上げます。
本当に、ありがとうございました。
野坂 久子