姫路港からフェリーで30分。瀬戸内海に浮かぶ小さな島・家島(いえしま)から「未来のシマ共創会議2026」共創ワークショップのテーマとなる「問い」を紹介します。
体験から生まれた家島の「問い」
「空き家のサブリース収益で自走できる『離島留学モデル』をつくるには?」
この問いを立てたのは、中西和也さん。2011年に大阪から家島へ移住し、観光ガイドとして島の暮らしを支えてきた方です。
かつて約8,000人が暮らした家島は、今では人口が約2,000人に。島の空き家は増え続け、子どもの数は減り続けています。そんな中、あることが中西さんの心を動かしました。
神戸の中学生が1年半、家島で島暮らしを体験。学校に通えていなかったその子の表情はどんどん明るくなり、島の人たちにも島の誇りが芽生えた——。
「この体験をもっと続けられる仕組みにしたい。でも補助金に頼っていては持続できない」
その気づきが、この「問い」の出発点です。
目指すのは、空き家を活用し自走できる留学モデル
中西さんが描くのは、空き家を活用した自走する留学モデルです。
法人が所有者から空き家を借り受け(マスターリース)、必要な修繕を施したうえで移住・留学希望者に転貸(サブリース)する。その賃料の差額を、島と移住者をつなぐコーディネーター活動の費用にあてる——。
補助金に頼らず、仕組み自体が収益を生み出し、島の留学文化を維持していく。シンプルですが、だからこそ実現への壁もあります。不動産・建築、リモートワーク推進、引越し物流、教育支援……さまざまな分野の知恵が必要です。
だからこそ、ワークショップで一緒に考えたい。
中西さんの想いの続きは『ritokei.com』の記事からご覧ください。

10月23日に向けて共に考えませんか?
「未来のシマ共創会議 2026」は、今年で3回目を迎えます。
全国の有人離島が抱えるリアルな課題を「日本の未来」として捉え、島の内側と外側の人が一緒にアイデアを練り上げる場です。「離島の今は日本の10年後」——その言葉どおり、少子化、空き家問題、交通の維持、防災。島の困難は、やがて多くの地域が向き合うことになる問いばかりです。
今年はこども・交通・防災を軸に6つの島がテーマオーナーとして参加します。家島はその一つ。10月23日(金)午前のワークショップにむけて、9月中旬からスタートする2回のオンラインワークショップを行い、「問い」を「希望」に変えるアクションアイデアを共創します。
中西さんと一緒に、あなたのアイデアや専門知識を島の未来につなげませんか?
ワークショップへのご参加はこちらのサイト(Peatix)をご覧ください。
クラウドファンディングへのご支援をお願いします
この会議に寄せられえる「問い」を、社会に広げていけるよう8月末までクラウドファンディングに挑戦しています。
ご支援いただいた資金は、島々から上京するテーマオーナーの旅費や、共創ワークショップの開催運営費、当日の記録・アーカイブ動画の制作費、会議の成果をまとめた公式ブックの発行費などに使わせていただきます。
リターンには、島の特産品(家島の海産物など)や、島を訪れる体験型プログラム、公式ブックなど、島との縁を深めるものをご用意しています。
1,500円からご支援いただけます。
「会議には行けないけれど、応援したい」「離島の問いを日本の希望に変える試みを後押ししたい」——そんな気持ちで届けてくださる一つひとつの支援が、島の未来を動かす力になります。
離島経済新聞社は2011年の創刊以来、有人離島の「今」を伝え続けてきました。でも私たちがしたいのは、伝えるだけではありません。島の声を、アクションに変えること。
家島からの「問い」は、その一歩です。
ぜひ、一緒に島の未来を考えてください。
👉 クラウドファンディングページはこちら https://for-good.net/project/1004074
👉 共創ワークショップの詳細・申し込みはこちら https://ritokei.com/campaign/co-creation