五島列島の北端、人口約2,000人の島。小値賀島(おぢかじま)から、島の未来を左右する「問い」が届きました。

「島をまるごと子どもの居場所にする受け入れチームとは?」
小値賀島には、県立北松西高校という島内唯一の公立高校があります。もしこの高校がなくなれば、島の子どもたちは15歳で島を出なければならなくなります。
高齢化率は50%超。高校を守ることは、島の未来を守ることと直結しています。
そこで島が取り組んできたのが「ふるさと留学」です。制度開始から7年目、これまでに21名の子どもたちを受け入れてきました。現在は女子寮「ちかまる寮」と男子寮で、男女各6名・計12名を受け入れる体制です。
けれど、課題もあります。少人数環境になじめない子。地域側の受け入れ負担。留学生と地域とのミスマッチ。受け入れる「箱」はあっても、支える「チーム」がまだ足りない——それが今回の問いです。
「この子からこんな笑顔は見たことがありませんでした」
テーマオーナーは、牧尾儀信(まきお・ぎのぶ)さん。小値賀島で生まれ育ち、島を離れて長く働いたのち、定年退職を機にUターン。令和4年11月から学生寮のハウスマスターを務めています。小値賀町教育委員会、小値賀町ふるさと留学協議会の会長でもあります。
牧尾さんが確信を持ったのは、ある一言でした。都会から来た子どもの、元の学校の先生からの言葉です。
この子からこんな笑顔は見たことがありませんでした。
農業、米作り、釣り、獲物採り。島の暮らしのなかで、子どもたちは驚くほど変わっていく。少人数だからこそ一人ひとりに出番があり、「自分が必要とされている」と感じられる。複数のハウスマスターが毎日ミーティングを重ね、関わり方を工夫しながら見守り続けています。
変わるのは子どもだけではありません。天の川、日の出、日の入り。島の大人にとって当たり前だった風景が、子どもたちの素直な感動を通して「宝物」だったと気づかされる。受け入れは、島の側にとっての贈り物でもあるのです。
10月23日、一緒に考えませんか
10月23日(金)の共創ワークショップでは、牧尾さんとともに「島をまるごと子どもの居場所にする」仕組みを考えます。
高校や地域の魅力化に携わる方、学生寮の運営や子どもの居場所づくりに取り組んでいる方、島の子どもたちの学びに関心のある方をお待ちしています。
今年はこども・交通・防災を軸に6つの島がテーマオーナーとして参加します。高島はその一つ。10月23日(金)午前のワークショップにむけて、9月中旬からスタートする2回のオンラインワークショップを行い、「問い」を「希望」に変えるアクションアイデアを共創します。
ワークショップへのご参加はこちらのサイト(Peatix)をご覧ください。
クラウドファンディングからの応援もお待ちしています!
本会議は大和リース株式会社をはじめ、ビジョンに賛同する共創パートナーのご協賛や参加費により実現しています。このクラウドファンディングでは、運営資金を超えて必要となる、離島から上京するテーマオーナーの旅費や公式ブックの印刷流通費、本会議で生まれたアイデアをより広く社会に届けるために必要な広報費として活用いたします。
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