令和8年熊本地震 9月活動報告
― 人的支援の継続とクラウドファンディング最終報告 ―
報告日:令和8年9月8日
1.現在の状況
9月に入り、物資・食事を中心とした緊急支援は大きく落ち着いてきています。
一方で、避難所や福祉施設では、現場を支える人材の確保や職員負担の軽減が引き続き必要な状況です。
介事連では、物資、食事、設備に加えて、人材支援も継続しています。
現在は、緊急支援から復旧・事業継続・再建支援へと移行しながら、必要な現場への人的支援を続けています。
2.主な支援実績
発災日:令和8年7月28日
物資支援:20日以上継続
人材派遣開始:8月3日
人材派遣:多い日で7名/日
人材派遣先:避難所・福祉施設
最大配食数:531人分/日
平均配食数:約150人分/日
配食内容:通常食・介護食・ソフト食等
初期設備支援:スポットクーラー・発電機等
クラウドファンディング支援総額:10,559,249円
クラウドファンディング支援者数:324人
クラウドファンディング達成率:1,055%
3.人的支援
8月3日から、避難所及び福祉施設への人材派遣を開始しました。
多い日には1日7名を派遣し、避難所運営や福祉現場の支援にあたりました。
震災対応が長期化すると、被災地で働く職員自身にも疲労が蓄積します。
そのため、物資や食事を届けるだけではなく、
「現場を支える人を届ける」
ことも重要な支援と位置づけています。
人的支援により、現地職員の負担軽減と、利用者への支援体制維持を図っています。
4.クラウドファンディング最終報告
被災した介護・障がい福祉事業所の復旧・事業継続を支援するため実施したクラウドファンディングは、終了しました。
当初目標は100万円でしたが、最終的には、
支援総額:10,559,249円
支援者数:324人
達成率:1,055%
となりました。
当初目標の10倍を超えるご支援です。
全国の皆様から寄せられたご支援には、
「熊本の力になりたい」
「福祉サービスを止めたくない」
「利用者や職員を支えたい」
という多くの想いが込められていると受け止めています。
改めて、心より御礼申し上げます。
5.今後の支援
緊急的な物資支援や配食支援は、発災直後と比べると大きく落ち着いてきました。
今後は、
・事業再開
・事業継続
・職員の負担軽減
・経営支援
・補助制度の活用
・行政手続
・再建支援
等の中長期的な課題への対応が中心となります。
また、避難所や福祉施設への人的支援については、現地ニーズを確認しながら継続していきます。
6.今回の支援の4本柱
今回の支援は、大きく4つの柱で実施してきました。
①物資支援
15日以上にわたり、全国から届いた物資を現地へ配送。
②食事支援[
最大531人分/日、平均約150人分/日の食事を提供し、介護食・ソフト食等にも対応。
③設備支援
スポットクーラー、発電機等を提供し、熱中症、脱水、体調悪化等の二次被害を予防。
④人的支援
8月3日から避難所・福祉施設へ人材を派遣し、多い日には7名/日を配置。
これらを通じて、
「非常時でも質の担保された介護・福祉を続ける」
ことを重視してきました。
7.総括
発災直後の緊急対応から、現在は支援の内容が大きく変わってきています。
物資を届ける。
食事を届ける。
設備を届ける。
そして、人を届ける。
介事連では、現場のニーズに合わせて支援の形を変えながら活動してきました。
クラウドファンディングでは、10,559,249円、324人という非常に大きなご支援をいただきました。
今後は、この大切なご支援を、被災した介護・障がい福祉事業所の復旧、事業継続、再建へと繋いでいきます。
支援を続けること自体を目的とせず、
「必要な時に、必要な場所へ、必要な支援を届ける」
という基本姿勢を大切にしながら、引き続き被災地と向き合ってまいります。
改めまして、今回の活動を支えてくださったすべての皆様に、心より御礼申し上げます。,