9月3日9時30分から12時まで、氷川町公民館内の福祉避難所を9回目となる訪問。避難生活を送る高齢者の皆さまへ、こころとからだのケアを届けました。
今回の活動
- 訪問地域・施設:氷川町/福祉避難所1施設
- 訪問回数:9回目
- ケアを届けた人数:延べ7名
- 実施したケア:泡足浴・フットケア3名、フェイシャルエステ3名、泡足浴・フットエステ1名
- 専門的な支援への橋渡し:1件
- 専門職への事前相談:1件
- 避難所で生活する方:31名(2名の退所後は29名)
今回も一人ひとりに声をかけ、足や皮膚の状態、避難生活での困りごとなどを確認しながら、それぞれの希望と身体状態に応じたケアを行いました。
ケアのなかで確認した身体の変化について、専門的な確認が必要と考えられる1件を関係者へ共有しました。また、安全にケアを行うため、実施方法について専門職へ相談したケースもありました。
ケアを通して確認した身体の変化
【傷のある部分に、かゆみが見られました】
傷のある部分に皮膚のかゆみを感じている方がいらっしゃいました。
避難生活が続くなかでは、清潔な状態を保つことや、ご自身で皮膚の状態を継続的に確認することが難しい場合があります。
ケアを通して把握した状態について関係者へ情報を共有し、必要な観察や支援につなげました。
【身体状態に合わせて、ケアの方法を変更】
下肢のむくみが以前より強くなっている方について、爪切りを行ってよいか専門職へ相談しました。
相談の結果、刃物を使った爪切りではなく、爪やすりによる対応であれば可能であることを確認しました。また、その日の午後には医師の診察が予定されていたため、無理な介入は行わず、身体状態と安全性を優先しました。
介護美容やフットケアでは、ご本人の希望に応えるだけでなく、その日の体調や皮膚の状態を確認し、必要に応じてケアの方法を変更したり、専門職の判断を仰いだりすることが重要です。
【避難所を退所する方が増えています】
訪問時、避難所で生活していた方は31名でした。この日は親子2名が退所し、その後は29名となる予定です。
自宅や次の生活場所へ移れることは、生活再建に向けた大切な一歩です。一方、避難所を離れた後も、長期間の避難生活による体力低下や身体の不調、生活上の困りごとが続く可能性があります。
避難所で生活する方が減っていくなかでも、支援を必要とする方が取り残されないよう、退所後も見据えた連携が必要です。
今後の取り組み
今後も継続的に訪問し、ケアを通して皮膚や足、むくみなどの身体状態を丁寧に確認します。
身体状態によっては、希望されたケアをそのまま行うのではなく、看護職や医師などの専門職へ相談し、安全な方法へ変更することも大切にします。
また、避難所で生活する方の減少や退所の状況を確認しながら、避難所を離れた後も必要な支援が途切れないよう、関係者との情報共有と連携を続けていきます。
皆さまからお寄せいただく支援金は、ケア用品・衛生用品の購入、訪問先までの交通費、専門職・スタッフの活動費など、今後の訪問ケアを継続するために大切に活用します。
これまでの活動実績|9月3日時点
- 訪問した地域:1町
- 訪問した施設:1施設
- 訪問回数:9回
- ケアを届けた人数:延べ117名
- 専門的な支援への橋渡し:22件
※専門職への事前相談1件は、「専門的な支援への橋渡し」には含めていません。
※同じ方に複数回ケアを行った場合は、訪問ごとに延べ人数として集計しています。
※個人が特定されないよう配慮したうえで、活動状況を報告しています。