9月5日、氷川町公民館内の福祉避難所を10回目となる訪問。避難生活を送る高齢者の皆さまへ、身体機能の維持と生活上の困りごとに応じた支援を届けました。
今回の活動
- 訪問地域・施設:氷川町/福祉避難所1施設
- 訪問回数:10回目
- ケアを届けた人数:延べ5名
- 実施したケア:生活上の助言、自主トレーニングの提案、関節可動域運動、リラクゼーションなど
- 専門的な支援への橋渡し:1件
- 避難所で生活する方:29名・19世帯
今回は、一人ひとりの身体状態や生活状況を確認しながら、自分で無理なく続けられる運動の提案や、関節を動かす運動、リラクゼーションなどを行いました。
ケアを通して確認した身体の変化
【転倒後の状態を看護職と共有】
訪問の2日前に、避難所内のホールで転倒し、左膝からすねの上部にかけて外傷が見られる方がいらっしゃいました。
すでに看護職にも状態を確認していただいており、引き続き経過を観察することとなっています。
避難生活の長期化による体力や筋力の低下、慣れない生活環境などによって、転倒のリスクが高まる可能性があります。転倒後は、その時点で大きな変化がなくても、痛みや腫れ、動きにくさなどが現れないか、継続して確認することが大切です。
今回も関係者と情報を共有し、必要な見守りにつなげました。
【自分で続けられる運動を一人ひとりに】
避難所では、身体を動かす機会が限られています。また、「運動した方がよい」と分かっていても、何をどの程度行えばよいか分からない方もいます。
今回は、身体の状態に合わせた自主トレーニングの方法や、生活のなかで無理なく身体を動かすための工夫をお伝えしました。
支援者が訪問している時間だけ運動するのではなく、ご本人が安全に継続できる方法を一緒に考えることが、身体機能の維持や転倒予防につながります。
【避難者数の減少に応じた訪問方法へ】
避難所には29名、19世帯の方が在籍していますが、午前中の訪問時には、会議室と和室で過ごしている方は確認できませんでした。
避難者数の減少や生活状況の変化に伴い、ケアを必要とする方がいる場所や時間帯も変わっています。
今後は、避難所運営スタッフや関係者と状況を共有しながら、活動する場所や時間帯を調整し、必要な方へ確実に声をかけられる方法を検討します。
今後の取り組み
今後も、転倒後の身体状態や痛みの変化を継続的に確認し、必要に応じて看護職や医療・介護・福祉の専門職へつなげていきます。
また、一人ひとりの身体状態に合わせた運動や生活上の助言、リラクゼーションを通して、避難生活による体力低下や活動量の減少を少しでも防げるよう支援を続けます。
皆さまからお寄せいただく支援金は、ケア用品・衛生用品の購入、訪問先までの交通費、専門職・スタッフの活動費など、今後の訪問ケアを継続するために大切に活用します。
これまでの活動実績|9月5日時点
- 訪問した地域:1町
- 訪問した施設:1施設
- 訪問回数:10回
- ケアを届けた人数:延べ122名
- 専門的な支援への橋渡し:23件
※転倒後の外傷について看護職と状態を共有し、経過観察につないだ1件を、今回の橋渡し件数に含めています。
※同じ方に複数回ケアを行った場合は、訪問ごとに延べ人数として集計しています。
※個人が特定されないよう配慮したうえで、活動状況を報告しています。