プロジェクト進捗 キャンペーン始動！

未来のためのエネルギーを考えようキャンペーン

クラウドファンディングにご協力いただいた皆様、昨年はありがとうございました。

皆様のご支援のおかげで、キャンペーンを始動できました。

再生可能エネルギーの認知度を拡大するため、活動していきます！どうぞご参加ください。

学校や地域活動の訪問やSNSの活動を通して、「2030年カーボンハーフ、2050年ゼロエミッション達成のために、あなたがこれから先も続けたい好きなこと」というテーマで写真や絵を集めます。集めた写真を使い、ポスターを東急電鉄の駅に掲示します。「未来の地球や社会について、環境・エネルギーを通して考える」ということの証を、「アート」にして、身近な駅という空間に残します。

ポスターは今年夏掲出を目指しています。

写真の投稿について

時期：2024年4月30日(火)まで

写真のテーマ：2050年にあなたが残したいもの・こと（気候危機によってスポーツができなくなる、食べ物がなくなる、好きな生き物が絶滅してしまうなど）

写真投稿フォーム

※10枚まで投稿可能です。

写真を応募フォームから投稿していただいた皆様の中から、抽選で以下の企画に参加できます。

• 【4名まで】のるるんマイボトル・タオル
• 【1組まで】電車とバスの博物館貸し切り（平日、閉館後、1組5名まで）
• 【5組まで】車両工場見学ツアー（1組4名×5組、平日で2024年7月下旬頃実施）

皆様のご参加をお待ちしています！

どうぞよろしくお願いいたします。

はじめに

はじめまして。

DO!NUTS TOKYOアンバサダー、大学3年の阪田留菜(さかたるな)です。

私は高校生の頃から気候危機を解決したいという思いから、様々な活動を行ってきました。

今回、東急電鉄が再生可能エネルギーで走っていることを”消費者として”たくさんの人と広めるプロジェクトをするため、クラウドファンディングをはじめました。（※気候危機と再生可能エネルギーのつながりについては、下の項目でお話します。）

ぜひご支援・ご協力をお願いします。

DO!NUTS TOKYOは東京都環境局選定事業(2020年度)としてスタートしたプラットフォームで、脱炭素社会に向けて企業・行政・消費者・市民など様々なアクターのアクションを生み出すプラットフォームです。自分たちのアイデアを企業や行政に届け、世界に発信し、ゼロエミッション社会を自分たちの手で作っていきたい！そんな熱意と行動力を持つ学生、若手活動家、インフルエンサー45名がアンバサダーとして活動しています。

きっかけ

気候危機の活動を始めたのは2020年、17歳の頃でした。高校のグラウンドが台風で水没し、部活動ができなくなったり体育祭が中止になったりしたことで、「気候変動って危機なんだ」と思いました。

今までたくさんの活動をしてきました。

「Fridays For Future」という世界的若者の気候ムーブメントで社会に気候危機を訴えました。その後「もう少し草の根で変えていきたい」と思い、現在も若者が地元の政治家に気候危機についてインタビューする「#選挙で聞きたい気候危機」というグループで活動しています。

高校・大学の授業やイベントで講演をし、新聞やテレビに活動を取り上げてもらうこともたくさんありました。

同世代の仲間と出会い、行政や企業で働く人と話し、様々な気候危機の対策に触れていく中で「もっと多くの人を”プレイヤー”として、気候危機の解決に巻き込みたい」と思うようになりました。気候危機という大きすぎる課題を解決するには、関わる人が圧倒的に足りていないのが現状です。

そのためには、「市民と行政」「消費者と企業」「行政と企業」など違う立場の人たちの垣根を取り除き、共創することが必要だと考えています。

DO!NUTS TOKYOのアンバサダーとして、2023年3月に行われたアイディア・ピッチ大会にて「For Good賞」をいただき、クラファンに挑戦する機会をいただきました。

気候危機を解決するには

今年の夏も連日日本全国で40℃に迫る「猛暑日」が続いています。

東京都心では、7月の猛暑日が過去最多を記録しました。

熱中症患者は全国1日約1300人が搬送されています。（参考：総務省消防庁 熱中症情報）

日本だけでなく、世界中で気候危機の影響が出ています。世界各国で熱波、豪雨、干ばつなどで多くの命が奪われ、生態系が壊れています。

そして、気候危機の原因は、「温室効果ガスの排出」です。（2021年、IPCCは第六次報告書でこのことが疑う余地がないとしました。）

タイムリミットが迫る中、日本は2030年温室効果ガスの排出をおよそ半分に削減し(カーボンハーフ)、2050年には「脱炭素社会」を目指しています。

東京都でも2030年カーボンハーフ、2050年にCO2排出実質ゼロに貢献する「ゼロエミッション東京」を実現することを宣言しています。

日本では、2020年度温室効果ガス排出のうち約84％がエネルギー転換部門によるものです。(経産省資源エネルギー庁, 日本のエネルギー 2022年度版 「エネルギーの今を知る10の質問」より)

そして、現在エネルギーを作るために多く使われているのは「化石燃料」由来の火力発電です。

これから再生可能エネルギーを普及させることが気候危機の大きな解決策になります。

東急電鉄との出会い

2022年4月、東急電鉄のすべての路線が実質再生可能エネルギーで運行を始めました。

https://www.tokyu.co.jp/image/news/pdf/20220328-2.pdf

脱炭素社会に向けて日本の鉄道業界で最初に再エネを導入した画期的な取り組みです。

しかし、消費者や社会にはまったく伝わっていません。

ある日、東急電鉄に乗ったとき、電車内の広告には「再生可能エネルギー」の文字。

乗客の多くは手元のスマホや本に熱中していました。

さらに、DO!NUTS TOKYOのアンバサダーは環境問題に関心がある人たちにもかかわらず、東急電鉄が再生可能エネルギーで走っていることを知っている人はほとんどいませんでした。

率直に「再エネの取り組みを消費者に広めたい！！」と思いました。

公共交通機関を使うことも、再エネを選択することも気候危機の解決策の一つです。

そもそも鉄道で移動することは環境負荷が少ないです。

鉄道は自家用乗用車に比べて約7分の1の温室効果ガスの排出です。

日本の温室効果ガス排出の4分の1が「運輸部門」から排出されていて、脱炭素社会に向けて交通手段を変えていくことも解決策の一つです。

そして、日本の再エネの割合は約20％程度しかありません。(経産省資源エネルギー庁, 日本のエネルギー 2022年度版 「エネルギーの今を知る10の質問」より)

東急電鉄のこの取り組みに関心を持つ消費者が増えれば、東京・日本の気候変動対策を後押しすることができるのではないかと思いました。

そこで、「東急電鉄＝再エネ」を消費者巻き込み型でプロモーション～10000枚でつくるモザイクアート～というプロジェクトを思いつきました。

企業が一方的に発信していても、伝わっていない。

ならば、消費者と直接会って対話をしながら発信をすることが必要だと思います。

企業と消費者の協働プロジェクトを実現したいです！

プロモーション方法

1万枚の写真でつくるモザイクアートを作成します！完成したポスターは２０２４年３月以降東急電鉄の駅で掲載予定です。

モザイクアートにした理由は、「消費者と一緒にプロモーションしたい」からです。

今までの広告のほとんどが一方的な発信でした。

「東急電鉄＝再エネ」ということを発信するには、一方的な発信よりも「消費者」を巻き込んだ方がいいのではと思いました。

写真のテーマは「2030年カーボンハーフ、2050年カーボンニュートラルに向けてあなたが大切にし続けたいこと・もの」。

気候危機を解決することは、将来の選択肢を増やします。

反対に、気候危機をこのままにしておくと、できないことが今以上に増えるかもしれません。

そんな思いを込めてテーマを決めました。

写真を集める方法は3つあります。消費者・市民と交流することを大切にしています。

①東急電鉄ホームページより投函

②東急沿線の学校や地域活動を訪問

③SNSで投稿

写真・絵の募集は、2023年10月以降を予定しています。

モザイクアートは2024年春完成予定で、東急電鉄の駅に掲載予定です。

支援の使い道

本企画でDO! NUTS TOKYOとしての活動費が必要です。

超過分は今後の活動費に充てます。

応援の声

記事にしていただいています！

鉄道プレスネット（9/12掲載） https://news.railway-pressnet.com/archives/56455

さいごに

最後まで目を通していただき、ありがとうございます！

国連のグテーレス事務総長は「地球温暖化ではなく、地球沸騰化」と表現しました。

2030年、今の小学一年生は中学一年生になります。

2030年、2050年はどのような社会なのでしょうか。

気候危機の大きな対策の一つである「再生可能エネルギー」の普及に向けて、みなさんと一緒に協力できたら嬉しいです！

ぜひ、ご支援・拡散のご協力お願いします！

代表者プロフィール

阪田　留菜 (さかた　るな)

2002年東京都生まれ。

DO!NUTS TOKYOアンバサダー。

慶應義塾大学総合政策学部3年 在学中。

高校生の頃、台風の影響で学校生活に支障が出たことをきっかけに気候ムーブメントに加わる。若者の気候ムーブメント「Fridays For Future」のオーガナイザーとして約3年半活動後、若者が地元の候補者に気候危機の政策についてインタビューする「#選挙で聞きたい気候危機」のメンバーとして活動中。

政策、経済、経営、コミュニケーション、自然科学、エネルギーなど様々な視点から気候変動対策を考えたいと思い、大学に進学。現在は、NPOや社会学を扱うゼミに所属し、社会運動論や環境社会学に関心がある。

お笑いが大好き。（推し芸人は秘密）

【過去掲載記事・出演番組】

• インタビュー記事●

東京新聞 新型コロナ対策、格差是正、ジェンダー平等、気候変動、戦争と平和…10代が考える私の1票 https://www.tokyo-np.co.jp/article/139923

東京新聞 気候危機を止めたくて、地方の議員と話しにいく　民主主義の地道な前進に挑む21歳たちに思いを聞くと https://www.tokyo-np.co.jp/article/256603

• テレビ出演●

BS朝日 地球クライシス2022～気候危機　転換への道しるべ～(2022年9月18日放送)(ゲスト出演)　https://www.bs-asahi.co.jp/earth-crisis2022-2/

ダイジェスト版：https://youtu.be/ihbISOJ1w50

【協力】

東急電鉄株式会社