最終結果報告

2023年8月5日（土）を持ちまして無事クラウドファンディングが終了しました。

『手渡し』でご支援いただいた方々を含めると総額「1,034,700円」総支援者数「113名」の最終結果となりました。皆さまのエールを糧にこれからリワード発送頑張っていきます！

最新情報

地元紙『丹波新聞』にNora Worksの活動内容を掲載いただきました！

目標達成のお礼と今後の取り組み

クラウドファンディング開始からちょうど1週間で目標金額に到達することができました！この場を借りましてプロジェクトメンバー一同より改めてお礼申し上げます。

目標金額には達成しましたが、まだまだ皆さんから地球への愛のご関心がどんどん寄せられています。

リワードは無しでいい！
気持ちだけ！

と、支援金を手渡しでいただく方もおられます。ですのでそのお気持ちに少しでも応えるためリワードを付け加えてみました。集まった気持ちは農家さんのマルシェ出店時の補助や、Nora Works活動経費として大切に使わせていただきます。

【追加リワード】

またハーブ苗プロジェクトも引き続き行っています。

Nora Worksの仲間をもっと増やしたい！
レモン畑をハーブでいっぱいにしたい！

応援するよ！と思っていただける方『#noraworksレモン畑』のハッシュタグをつけてSNS等にシェアしていただいたらその数だけハーブ苗を１つレモン畑に植えていきます。仲間の数だけコミュニティが広がればハーブもどんどん増えていきます。

ハーブが茂った際はハーブティーやお香、美味しく楽しいオリジナルのハーブグッズを作ったりしてコミュニティ全体へ還元していくプロジェクトへしていきたく構想しています。

クラウドファンディング期日の最終日までどうぞよろしくお願いします！

自然に近い形の農業を広めていきたい。

千葉県出身の「高橋 秀彰」 と京都府出身の「高橋 麻美」が兵庫県丹波市にIターン移住し、2015年、在来種/固定種の種以外は持ち込まない、肥料や土壌改良資材といった農薬や化学製品を使用しないうむ農園をスタートしました。

作物の育て方、畑の作り方ひとつとっても農家によってそれぞれに違います。

そのうえ、自分たちが畑にしたことの結果を知るのは時間がかかることです。例えば農薬を使う。その時は、生産性や利益を考え、それが最善の方法だと考えて撒いてきたはずです。

しかし、作物の栄養価の低下、アレルギーの発症、農業者の体調不良など身の回りに起きる変化だけでなく、甲殻類や貝の減少といった海への影響もあることが近年わかってきています。

農業者は自分が畑にしたことが、環境にどのような影響を与えるのかに対して、何十年先まで責任を持つ必要があります。

地球全体のことを考えたとき、近代農業の「大量に作って、大量に消費する農業」に疑問を抱きました。生活のために、大量に生産せざるを得ない仕組みの中での決定は、どうしても人の利益優先になるからです。

自然の未来を担い、持続可能な農法を追求したとき、私たちが辿り着いた先は「無施肥の農法」でした。

無施肥の農法は無農薬・オーガニックと呼ばれる農法の原点です。

私たちは２つのやり方の無施肥栽培をしています。

１つ目は自然農の中でも田畑を耕さずに手作業で作物を栽培する不耕起栽培と呼ばれる圃場。この農法では畑を耕さず手作業で仕事をします。

2つ目は自然栽培。

こちらは石油燃料の力を借りてトラクターや雑草の粉砕機なども使って広域的に行う栽培です。

担い手不足による農地の集約化で沢山の圃場を任せていただいた時、全てを手作業で作付けするには手が足りず、トラクターや石油燃料を使って無施肥で行う自然栽培という方法も採用しています。

人は慣れる生き物です。機械に乗ると土からの距離が遠くなります。

土と距離が近いと畑の土の微細な変化や草の生え方や、水、風の動きも自然と見えてきますが、機械に乗って自分の速度で作業を進めるうちに、いつも感じていたことが見えなくなってくる時があります。ですから自然農の圃場は、五反ほど残して初心に帰る場所として大切にしています。

どちらの方法も種以外は畑に持ち込まず、雑草や虫たちも遠避けず、自然に暮らす生物たちに教えを乞いながら作物を育てて収穫しています。

手作業の田植え体験 @うむ農園

テクノロジーが発達した効率化の時代に一見逆行しているようにも思えますが、私たちは古くからある農法を上手に受け継ぎ、古くて新しい農園の在り方を生み出していきたいと本気で思って活動しています。

丹波市のPR活動として私たちのインタビュー動画を撮影いただきましたので、YouTubeもご覧いただけたら嬉しいです。

であえる、はじめる 丹波de農業　
丹波市農業ポータルサイトPR動画

時代をめぐる丹波の旅 豊かな自然と文化に触れる2泊3日

古くて新しい、未来農業のために。

かと言って理想は高く掲げていても、現実問題担い手はこの10年で大きく減少しています。

耕作放棄地も他の用途へ変化していくとなると国内生産率はますます下がり、今以上に農作物を他国に頼る必要があります。

農林水産省の推計によると、農業人口は毎年10〜50万人ほど減り続け、2019年時の統計では約168万人にまで減少しています。

出典：農林水産省「農業センサス」「農業構造動態調査」

私たち農家だけでこれら問題を解決しようと必死に頑張っても上手くいく未来は描けませんでした。

そこで、私たちが辿り着いたのは、

食べる人（消費者）、栽培する人（農家）両方が農業に間接的にでも関わり合い、

地球を大切にする未来を両者が担える仕組み（コミュニティ）があれば良いのでは？

そのように思い至りました。

どちらが欠けても成り立たない。

 私たちはできることから動き出し、共感した農家たちを募ったメンバーで

を発足しました！

無農薬で栽培する農家数軒と、協力してくれる異業種のメンバー達と活動を段階的にスタートしています。

Nora Works初期メンバー

Nora Worksの活動第一弾としては「レモン畑」を作りました。

きっかけはメンバーの1人の病気がきっかけでした。運動の伝達神経物質の送受信が上手くいかず、歩行が難しくなってくる病気で症状のカウンセリングを続けて、私たちに何かできることはないかな？と調べていく内に、レモンとローズマリーの芳香成分が刺激になるという文献と出会いました。

そこで金光丹波農園さんと協力してみんなで少しずつ出資しあって苗木を調達し、レモン畑を作りました。木の間にはハーブを植えています。レモンやハーブのお世話をしながら、運動リハビリと芳香成分の両方が享受できる畑です。

＠Nora Works レモン畑

植物は人の側に存在して、空気の振動を介するだけでも必要なエネルギーを届けてくれています。人は感じて、受け取るだけでいいんです。

野菜作りも同じだなぁと感じました。生命力の高い野菜を食べてもらうには、作るにはどのような活動が必要になってくるんだろう？と、考えるきっかけになりました。

うむ農園の畑のお話を例にしましたが、農家さん一人一人がそれぞれたくさんの物語を持っています。そんな農家さんと食べる人を繋ぐNora Worksにしていきたいと思っています。

何をしていくのか？

”4つ”の分野に分けてNora Works=野良仕事を行っていきます。

「つちのめぐみ編」ではお金の価値を考え直す提案をしていきます。

従来のように収穫物を売価と量で判断するのではなく、生み出す生活へ関心と対価の価値をシフトする。

栽培における信念・栽培の方法や農ある暮らしの情報を視覚化してその価値を知ってもらうこと、田舎の道路が植物で覆われないための草刈りや溝掃除、山際の整備など、生産者が農生活を営む上で行っている見えないや活動も共有していきます。

これらのことを「つちのめぐみセット定期便」「畑の体験行事」を年間を通して、消費者と生産者が密に関わり合うことができ、価値観を分かち合えるコミュニティを作っていきます。

「ガストロノミー編」では畑体験ワークショップを通じて農家と消費者が交流できる場を提供します。

ゆくゆくは農家の取れたての作物を現地で食べられる場所を作りたいとも考えています。人は誰かのためを思う気持ちがあれば、実力以上の力を発揮できます。

作る人、食べる人が実際に触れ合うことで、作り手として食べる人を思う気持ちが増していきます。

畑に足を運んでもらうことで、街の暮らしと田舎の関係を見つめ直すきっかけを提供していきます。

私たちは、農家同士でよく一緒に食事をします。

食事をしながらテーブルを囲んで何時間もいろんな話をすることは、栄養を体に取り込むだけではない素晴らしいエネルギーの交流を生み出します。地球を愛する心は人の中にどうやったら生まれるんだろう？と幼い頃から思っていました。その答えの一つに「感性の豊かさ」があると思います。

Nora Works農家の集いのワンシーン

美しいものを見る、香りを嗅ぐ、舌触りを確かめる、みんなとの時間を楽しむ。

美味しい食事に心が震え、身体は栄養価以上のエネルギーを私たちに与える。そんな食にまつわる文化的で芸術的な世界を皆さんと体験し発信していきたいと考えます。

「かおり編」では地元で活動する方々との共同事業を行い、地域活性化につながるプロデュース事業を行っていきます。

農業には携わってはいないけれど、例えば手仕事が得意だったり、特殊な技術を持っている方々がたくさんおられます。 

そんな方々と手を取り合い、丹波の野草やハーブからつくる練り香や精油などのオリジナル製品の開発、継続的な販売に発展させていきたいと考えています。

「だいち編」では耕作放棄地を無農薬農地に転換する事業を予定しています。

例えば後継者不足による田畑の休耕地問題では、女児子ども服ブランド「nino（ニノ）」を手掛けるスリーアローズ株式会社様と協働し、都会と地方をファッションで繋ぐサテライト農園を作り、農家だけでは実現できないことを異業種の企業や団体とタッグを組んで新しい可能性を考えてきました。

都会と地方をファッションで繋ぐサテライト農園
「nino farm（ニノファーム）」

これらの活動を更に活発にできる仕組みを作り、休耕地の問題を解決していきます。

活動資金の内訳

皆さまからの応援資金は「つちのめぐみ編プロジェクト」の立ち上げ運営費用と、より多くの人に活動を知ってもらうためにインターネット上での広報活動資金に使用させていただく予定です。

Nora Worksの公式WEBサイトの立ち上げ、「うむ農園自然栽培チャンネル」のように農家が発信するYouTubeチャンネルの土台を作り、Nora Worksに携わる農家の素顔を知ってもらえる動画発信にも力を入れていきたいと考えています。

有機栽培やめた理由 – YouTube

リワード
※円＝縁（敢えてご縁の”縁”を使用してます!）

※後日「月額課金お支払いフォーム」をご案内します

※後日「月額課金お支払いフォーム」をご案内します

※後日「月額課金お支払いフォーム」をご案内します

リスク＆チャレンジ

「つちのめぐみセット」では季節柄採れるお野菜等が少なかったりと、無農薬栽培のため収穫量が安定せず予定していた作物がお届けできない場合もあります。しかし、その状況も含めて現状を消費者の方とも共有して楽しめるコミュニケーションをしていきたいと考えています。

例えばきゅうりばっかりどの農家も大量に取れて他の農産物はあまり取れなかった。きゅうりの食べ比べで、生産者や土が違うだけでこんなに味が違うのか！と知ってもらうきっかけにしたらどうでしょうか？

そして、その際は『農家の暮らし』としての情報などを共にお届けいたします。

目標金額に満たない場合でもできる範囲で計画を実行してリワードをお届けしますが、農作業との並行のため時間が掛かり予定よりリワード発送が遅れる場合がございます。 

自然を愛し、未来を創る集団

Nora Worksのコンセプトです。

パーソナルプレイスを複数持つことで、現実に置かれた環境から一旦離れて休息することができます。

休息して俯瞰力を自分に取り戻すことは、問題解決への糸口が見えてきたり、幸福度が上がったりすることにつながります。

畑の景色がホット一息つける場所へ。

食べることの大切さに目を向ける人が増え、人が健やかに暮らすことで地球環境も健やかになっていく。

そんな世界観をNora Worksの活動を通じて創っていきたいと思っています。  

続きはこちら ⇨ やばい日本の食

続きはこちら ⇨ 実態のわからない物に依存する暮らし

【Nora Works 運営者】

【Nora Works 農家】
※あいうえお順

【掲載メディア】

※うむ農園として掲載いただいたメディア一例

【Nora Worksの活動】

› 2023.3

• 078KOBE住友倉庫音楽イベント出店
• 音楽イベントタン二バル出店
• じばさんele出店
• EAT LOCAL KOBE FARMAR’S MARKET出店

› 2023.07

• イオンモール北大路　マルシェ出店

› 2023.07

• 持続可能な農業へつなげる「Nora Works」プロジェクトを広めるべく、クラウドファンディング「for good」へ挑戦

【なぜ、for goodなのか？】

数あるクラウドファンディングサイトの中でも『for good』は社会課題をビジネスで解決する集団『ボーダレスジャパン』が運営していて信頼があったこと、そして既存のサイトには無い「グッド隊」と呼ばれるエシカルインフルエンサーの存在があり、私たちのプロジェクトにはぴったりなのではと思いスタートしました。