10代の心のケア
ケニアの10代に、心のケア&キャリアガイダンスの合宿を届けたい!
みんなの応援コメント
riho
2023年12月16日
ケニアの子どもたちが幸せな人生を送れることを願っております! 応援しております!!!
sk
2023年12月16日
ますます活動が拡がっていきますように!
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
活動報告①:奨学金生を支える児童保護ボランティアのオフィスで雨宿り。。
2023/11/12 10:02
ケニアの未来のクラウドファンディングにご関心を持っていただき、またご協力いただきまして、本当にありがとうございます。
ケニアの未来・ケニア事務所代表の橋場美奈です。
クラウドファンディングの期間中、こちらで、ケニアでの活動の報告をしていきます。
ケニアの現場レポートとなりますので、楽しんで読んでいただけたらと思います!
どうぞよろしくお願いいたします。
11月3日(金)マロンザの事務所で雨宿り
ムロロンゴのスラムの人たちがみんな頼っている児童保護ボランティア、デービス・マロンザさんの事務所を訪問しました。
奨学金生の元保護観察対象者だった17歳の少年の見守りや家族へのアドバイス、また彼は学校で何度か問題を起こしてしまい、停学処分も受けたことがありますが、その対応を、親の代わりにしています。
この奨学金生にはシングルマザーのお母さんがいます。早期妊娠で、若くしてとても年の離れた男性と結婚、出産。仕事はあったり、なかったり。病気もあって大変だけど、5人の子どもがいます。彼はその一人。
お姉ちゃんの問題行動にもこのマロンザさんは対応したことがあり、お母さんの病気を無料で診てもらえるドイツのNGOが運営する病院を紹介するなど、家族ぐるみのサポートをしています。
最低でも3か月に一回くらいは、私は子どもたちの様子や学業の確認のために、マロンザさんの事務所に行きます。問題が起こった時などはもっと頻繁に訪れます。
いつ行っても、コミュニティの相談したい人たちで込み合う小さな事務所です。
まさに、スラムの中のミーティングスポットであり、私にとってケニアのスラムの人たちや家族の実態、そして子どもの問題を学ぶことのできるフィールドワークの場所でもあります。
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ケニアは、11月に雨季になりました。マロンザさんと話していたら、大雨が降り始めました。
傘がない!事務所はスラムの中にあり、大雨の中、汚水にまみれた道をどうやって歩いて帰るか。。
途方に暮れていると、マロンザさんが道行く知らない女の子を、事務所の中から呼び止め、「ここから一番近い傘が買える店は?」といきなり聞いてくれている!
突然でも、無視することなく、その女の子は親切に助けてくれました。お店で傘だけでは足りないということで、長靴も調達しました。
舗装されていないぬかるんだ道に汚水が流れ出す、雨期のケニアのスラムの中を歩くには、何はともあれ、長靴をはくことが一番有効です。
川と化した歩道。
最強な長靴
合宿について、マロンザさんは、ケニアの子どもにとって、なかなかない機会だと話します。
「もちろん食べるのも困るような貧窮している家庭が問題だ。ペアレンティング(子育て)がされていないことが最大の問題。だけれど、他の子どもたちと交流して、劣悪なスラムの環境や悪い人たちの誘惑から離れて、他の子どもたちとポジティブな交流が持てるのはいいね。」と話してくれました。
実現に向けて、頑張っていくからね!と話しました。
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