バングラデシュの生徒
【見捨てない】コロナの爪あとに苦しむ途上国の受験生に、挑戦のチャンスを!
みんなの応援コメント
Asuka
2023年12月30日
応援しています!是非未来につなげてください。
ヨッシー
2023年12月30日
最後に花ひらきますように!
FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
【WEB交流会のレポート】コロナ禍で希望を失っていたナジムくんとe-Educationの出会い
2023/12/22 20:31
e-Education副代表の坂井健(たける)です。
12月から開始したクラウドファンディングも残すところ1週間となりました。現在までで190名の方に応援いただいています。本当にありがとうございます!
本日は12月20日に実施した、e-Educationの元生徒であるナジムくんとのWeb交流会レポートをお届けしたいと思います。
参加者の方からは
「日本では考えられない逆境でも勉強している様子に感動した」
「バングラデシュの学生がどんな想いで勉強しているかわかった」
など多くのメッセージを寄せて頂きました。
イベントにご参加できなかった方も、レポートを読んでいただきバングラデシュの貧しい子どもたちがどのような思いで勉強しているかをぜひ感じていただけたらと思います。
■僕がダッカ大学法学部を目指した理由
■ナジム・ウッディン
チャンドプール出身。父・母・弟妹の5人家族。 2021年、ダッカ大学の法学部に合格。2022年の大学受験支援では、e-Educationの大学生コーチとして後輩の受験をサポート。
ダッカ大学の法学部に入学した一番の目的は、貧しかったり、お金に苦しんでいて、お金(弁護士や政府に払わなければいけない費用)が十分に払えない人を法的にサポートしたいからです。
貧しくてお金がないからと言って正しい判決や本来、人が持っている権利が得られないということがないように。
だから、ダッカ大学の法学部を目指しました。
■コロナで職を失った父親の代わりに、働きながら受験勉強をしていた
ナジムくんは2020年に、e-Educationの教育支援を受けた生徒の一人です。
ナジムくんはバングラデシュの首都ダッカから車で6時間程にあるハムチャー村という小さな農村で、母・妹・弟と4人で暮らしていました。
4人で住んでいる家はとても小さく、ナジムくんが勉強できるスペースを確保するのも難しいほど小さな家でした。
学校から帰ってきたら、海外へ出稼ぎに行ったお父さんの代わりに、ナジムくんが家事をしたり妹や弟の世話をしていたので、勉強する時間も満足に取れませんでした。
※ナジムくんの実家の様子
ナジムくんはオンライン交流イベントの中で、e-Educationの支援プログラムに出会うまでの日々を話してくれました。
コロナの影響でお父さんの仕事が無くなってしまい、代わりに自分が家族のために働いてた時期があります。
その時は、朝から晩まで働いていて勉強をする時間もなく、将来への希望を失っていました。
その時にちょうどe-Educationの大学受験支援プログラムを知り、この支援を受けられたら、ダッカ大学に行きたいという自分の夢が叶えられるかもしれないと思いました。
そして初めて自分の夢を家族に打ち明けた時、弟がものすごく応援してくれました。
しかし、大学受験支援プログラムの受付はすでに終了していました。それでも、自分の想いや、経済的状況、高校での成績を加味して、e-Educationは受け入れてくれたのです。
支援を受け始めてからは、1時間に1回以上も停電する家の中では安定した通信環境を確保できなかったため、電波を拾うために家の近くの木に登ってオンライン家庭教師のサポートを受けたり、映像授業で受験勉強をしていました。
今の僕があるのは、e-Educationの大学受験支援のおかげです。
そして、迎えた大学合格発表の日。
ナジムくんは夢だったダッカ大学・法学部に見事合格したのです!
■ナジムくんとのWEB交流会に参加くださった方からのメッセージ
いかがでしたでしょうか。
逆境の中でも諦めずに自分の夢を追いかけるナジムくんの話は参加者の方にも多くのことを感じて頂く機会になったようでした。
参加下さった方から頂いたメッセージを皆さまにもシェアさせてください。
ナジムくんの話を聞いて一貫して感じたのは、彼の意思の強さ。幼いころの経験だったり、災害にあっての経験や、おじ様とのことがあったりつらいことがあったと思うけど、そういう逆境でも前向きにとらえる力、その意志の強さがすごく素敵だし、私達も学ぶことがあるし、子どもにも伝えたいと思った。
今日、元e-Educationの生徒で現在ダッカ大学法学部で勉強しているナジム君とのWeb交流会に参加して、ナジム君の背負ってきた過去、ダッカ大学法学部を目指した経緯の話を聞くと、彼の「諦めない」という想いの強さをものすごく感じると同時に、よくぞ乗り越えてきたと。努力は裏切らないし、その頑張りを見ている人はいて、そこからe-Educationに繋がったことは彼の人生にとって大きな転機であったと思います。
といった感想を頂いています。
■クラウドファンディングが残り7日になりました!代表三輪から皆様へメッセージ
こんばんは。
e-Education代表の三輪です。
いつも応援いただき、本当にありがとうございます。
残すところ、あと7日となりました。
大変ありがたいことに現在190名の方に総額約200万円の応援を頂いています。
今日はバングラデシュで今この瞬間も頑張っている学生が本当に厳しい環境にいることを少しだけ紹介させてください。
バングラデシュの大学受験が実は今年4ヶ月の延期となりました。
理由は国政選挙が来月1月7日に開かれるからです。
国政選挙と聞くと皆さん、どんなことをイメージされるでしょうか?
選挙に行って応援する、これだけのイメージを持つかもしれません。
でもバングラデシュでは、一大事件なんです。
道路ではいわゆるデモ活動が起こり、危険だからという理由で学生たち、特に女の子たちは家から出ることができないです。
想像してください。
あなたが、もしくはあなたのお子さんが24時間 家からずっと出られない、1週間、2週間、3週間出られない。
そんな中で大学受験の勉強をしなければならない。
どんな気持ちでしょうか。
バングラデシュの学生たち。
特に女の子たちが今 非常に苦しい状況にいます。
それでもなんとか大学に行きたい、そんな想いを持って勉強を打ち込んでる子たちを絶対に見捨てない。
そんな想いで今、僕たちはグループ学習の時間を作っています。
生徒一人一人が孤立しないように。
一人じゃないんだ、みんなで頑張ろう。
そういった想いを持って、一緒に受験挑戦できるようなそんなサポートプログラムを作っています。
あと7日間、皆さんの応援の声が、彼ら彼女たちを孤独にさせない最大の応援になります。
是非、クラウドファンディングの応援のほど、よろしくお願いいたします。
ナジムくんのように、生まれながらにして困難な状況に直面しながらも、夢を追い続けたいと思っている、1人でも多くの子どもたちの人生を切り開くため、現在クラウドファンディングを実施しています。
e-Educationが大事にしている『人生に誇りを、社会には想いやりを』というビジョンに、少しでも共感いただけましたら、ぜひクラウドファンディングのご支援をいただけないでしょうか?
心よりお願い申し上げます。
また、WEB交流会の録画を12/29までこちらに限定公開していますので、ぜひ併せてご覧下さい。
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