バングラデシュの生徒
【見捨てない】コロナの爪あとに苦しむ途上国の受験生に、挑戦のチャンスを!




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FOR GOOD
プロジェクト実行者が支援金を全額受け取れるよう、支援者さまからのシステム利用料(220円+決済手数料5%)により運営しています。
プロジェクトのポイント
1.途上国はコロナで1年以上学校が開かず、深刻な学びの遅れが発生
2.受講生の急増加、円安による支出増、収益減...団体最大の危機
3.貧しくても夢を諦めない途上国の受験生たちを見捨てたくない
プロジェクトの詳細
はじめに
突然ですが、質問です。
あなたが(もしくはあなたの子どもが)、大学受験勉強をしていた時のことを、覚えていますか?いつ、どんな勉強をしていましたか?
ここで、私たちが支援しているバングラデシュの受験生のリアルについて紹介させてください。
まず、バングラデシュはコロナ禍において1年以上学校が開かず(完全休講期間は世界最長)、全員進級はしたものの、都市部と農村部で深刻な学びの格差が発生しました。
都市部ではオンラインで授業が開催され、自宅でもパソコンやスマホで学習を続けることができた一方で、農村部の子どもたちは学校に行けず、先生も会えず、オンライン学習するためのネット代を払うこともできず、深刻な学びの格差が発生しました。
あまりにも違う学習環境に、農村で暮らす子どもたちからこんな声が届きました。
「コロナの爪痕はあまりにも深い」
「農村で生まれたことが悔しい」
日本のようにバングラデシュの首都ダッカではこれまで通りの日常が戻る中、1年以上学びなくても学べなかった農村の子どもたちは、都市部との格差に絶望し、コロナを恨み、自分の人生を呪います。
“The world failed me(僕は世界に見捨てられたんだ)”
バングラデシュの農村に生まれた子どもたちは、一体誰に見捨てられたのでしょう?彼は大学進学を諦めないといけないのでしょうか?
私たちe-Educationは、決して彼らを見捨てません。これまで13年間、途上国で教育支援の活動をしてきた全てをかけて、コロナの爪あとに今も苦しむ子どもたちの挑戦を応援し続けます。
そのために、ぜひあなたの力を貸していただけないでしょうか?
私たちe-Educationにできること
改めまして、こんにちは。認定NPO法人e-Education代表の三輪です。
私たちは「最高の教育を世界の果てまで」というミッションを掲げ、途上国で映像(テクノロジー)を活用した教育支援の活動を13年間続けてきました。
活動のきっかけは、バングラデシュの農村部で出会った村の高校生。深夜にも関わらず、街灯の下でボロボロになった教科書で一生懸命勉強する若者と出会いました。
なぜ彼は外で勉強しているのでしょうか?
※街灯の下で教科書を音読していた生徒
答えは家に電気がないから。それだけじゃありません。
日中は家族を養うために働き(女の子であれば家事をして)学校に行けず、夜は赤ちゃんの鳴き声がして集中して勉強できない。
たくさんの困難があるにも関わらず勉強を続ける若者に、何のために勉強するのか尋ねると、こんな答えが返ってきました。
「家族を幸せにするためです。良い仕事につきたくて、そのためにどうしても良い大学に行きたいんです...が、きっと僕の夢は叶いません」
彼は、日本では想像もできないバングラデシュの残酷なリアルを教えてくれました。
彼の暮らす村には学校すら十分にないのに、首都ダッカには100を超える予備校が並ぶ街が存在すること。
都市部の予備校に1ヶ月通うための学費は、農村部での1年間の収入に匹敵するということ。
彼の言葉が最初は信じられませんでしたが、全て事実でした。
※ファームゲートと呼ばれる首都ダッカの予備校密集街
良い大学に進学することが、良い就職先に直結するバングラデシュ。
都市部の子どもたちはお金をかけて大学のための勉強ができている一方で、農村部の子どもたちは塾へも通えず、学校でも満足な教育を受けることができません。
都市部と農村部では明暗がくっきりと分かれ、大学受験を起点に「貧困の再生産」が起こっています。
そこで、私たちは農村部に先生がいなくても、「最高の教育」を提供できないか模索し始めました。そこで思いついたのが、「映像授業」です。
都市部の有名な予備校講師の授業を撮影した映像をDVDという形で農村部の子どもたちに届けられれば、村に先生がいなくても、子どもたちが最高の教育を受けられると考えたのです。
※バングラデシュ初となるDVD学習塾を立ち上げました
半年後にやってきた大学受験。
「難関国立大学に進学するなんて不可能だ」と言われてきた小さな村から、バングラデシュの東大と言われている最高峰のダッカ大学へ、1人の生徒が合格しました。
この「奇跡の合格」を果たした2010年度から今まで毎年連続でダッカ大学合格者が誕生し、累計641名もの生徒が最難関大学へ合格を果たしています。
今は映像授業を提供するだけでなく、受験計画の作成など生徒の学習に伴走してくれる“オンライン家庭教師”の事業を立ち上げ、生徒が書いた記述の答案を添削してくれる“添削サービス”を開始するなど、村の受験生を様々な角度から無償でサポートし続けています。
その中でも、「e-Educationのおかげで人生が変わった」と熱く語ってくれた私たちの生徒の一人、ナジムくんとのエピソードについてお話させてください。
「海外に出稼ぎへ行った父の代わりに」家族のために勉強したナジム
ナジムは2020年に、e-Educationの教育支援を受けた生徒の一人です。
ナジムはバングラデシュの首都ダッカから車と船で6時間程にあるハムチャー村という小さな農村で、母・妹・弟と4人で暮らしていました。
父親は家族を支えるためにナジムが3歳の頃から、外国へ出稼ぎに行ってしまったので、ナジムや妹、弟は父親の顔を知りません。
4人で住んでいる家はとても小さく、ナジムが勉強できるスペースを確保するのも難しいほど小さな家でした。
学校から帰ってきたら、海外へ出稼ぎに行ったお父さんの代わりに、長男の自分が家事をしたり妹や弟の世話をしていたので、勉強する時間も満足に取れませんでした。
※ナジム家の様子
ナジムはこう話します。
そんな逆境の中でもナジムは大学に行きたいと隙間時間を見つけては勉強し、家の電気は1時間に3度落ちながらも夜は暗闇の中一生懸命勉強していました。
「ちゃんとした授業を受けて勉強したい」そう思っていた中、ナジムはe-Educationの映像授業に出会いました。
村にe-Educationのメンバーが来て、無償で有名講師の授業を受けられる機会を教えてくれました。
2,000の映像授業が入ったタブレットを無償で提供してもらえることになり、ナジムは強い決意のもと、必死に映像授業を受けました。
つまづきそうな時には大学生のオンライン家庭教師たちに支えられながら。
そして、迎えた大学合格発表の日。
ナジムはついにダッカ大学法学部に見事合格しました!
※e-Education代表の三輪とナジム
これが2021年のこと。
ナジムにこれからの人生について聞くと、こんな答えが返ってきました。
「生きていくために大きな車や家は僕にとっては全く必要ありません。3度の食事と、住む場所、着る物、そして美しい心があれば良いと思っています。
優しく親切な心です。
人々を助け、サポートをすることを通して、心は幸せになれます。
『幸せ』とは、娯楽や贅沢を通してではなく、人を助けることによって自分の心に幸せを感じられることだと思います。
そういう心が必要だし、僕はそういう人生を過ごしたいです。」
e-Educationは2010年から始まり、ナジムのような子を世界で30,000人以上教育サポートをしてきました。
ネパールの農村では7割の中学生が卒業試験に合格できないために卒業できず、フィリピンでは、20%の子どもたちが働きながら学校に通っており、満足に学校に通えていません。
これからもe-Educationは、経済的に困難を抱えながらも、夢を持って勉強したいと思っている農村部の子ども達に「最高の教育」を届けていきたいと思っています。
しかし、今e-Educationは緊急対応を迫られています。
コロナによる支援活動の縮小危機
新型コロナウイルス感染症拡大(以下、コロナ)や、近年の大幅な円安を始めとした大きな環境変化は私たちの活動に大きな影響を与えました。
コロナ以降、私たちの支援を必要としている子どもたちは約5倍となっています。
しかし、近年の円安で1人あたりにかかる必要資金は約2倍になっています。
コロナ以降、大学入試日程が先送りされ、その分、支援期間も7ヶ月に延長しさらに拠出が増大しました。
支援を必要としている子どもたちの数は増えているのに、円安などの影響もあり、皆さまのお力なしには、支援を必要とする子どもたちに届けることが難しい状況です。
バングラデシュの特に貧しい農村部の高校生たちにとって、大学受験=自分だけでなく家族の人生をも180度変える唯一のチャンスであり、希望でもあります。
次回の大学受験は、来年の3月〜4月にかけて行われる予定です。
今、e-Educationの大学受験支援を受けられるかどうかで、バングラデシュの農村部の高校生たちのこの先の人生が大きく変わってきます。
どうか、支援を待っている高校生たちの未来のために、皆さまのお力をお貸しください。
支援金の使い道
ご寄付で実現したいこと
今年のバングラデシュの高校3年生は3月から4月にかけて大学受験が行われます。
頂いたご寄付は来年行われる大学受験のサポート、及びフィリピンやネパールでも同様に経済格差の困難に直面しながらも一生懸命に勉強している子どもたちの支援に使わせていただきます。
※e-Educationスタッフ・現地パートナー達と写るナジム(中央)
皆さまの応援の声は、私たちe-Educationだけでなく、受験勉強をあきらめない生徒たちにとっても大きな支えとなり、みんなの力で大きなチャンスを掴む。
一人では悲観的になりそうな時でも、みんなと一緒であれば乗り越えられる。
「ピンチをチャンスにする」ことができる。
これまでの卒業生たちを見て、そう信じています。
教育に、若者への支援に、未来を拓く力があると信じている方はどうか一緒に、彼ら彼女らに大学を受けるチャンスを届けるため、今年中にどうか、ご支援いただけないでしょうか。
さいごに
ナジムのその後
ここまでお読みいただきありがとうございました。
ご紹介させて頂いたナジムの合格エピソードには続きがあります。
晴れてダッカ大学に合格したナジムからこんな申し入れがありました。
「今度は僕が高校生の夢を応援したい」
現在彼は大学に通いながらも、高校生に勉強を教えたり、挫けそうな高校生に自分の経験談を話して伴走してくれています。
「人生に誇りを、社会には想いやりを」
これはe-Educationが目指すビジョンです。
困難な環境からe-Educationに出会い、夢を叶えて「誇り」を得たナジム。
一方で彼が今持っている心は次の世代への「想いやり」私たちe-Educationは、教育支援を通して彼らの「誇り」だけでなく、「想いやり」を育んでいける組織でこれからもい続けたいと思っています。
「誇り」と「想いやり」は世界中で
私たちはバングラデシュから活動が始まり、現在はフィリピン、ネパール、ミャンマーにも活動が広がっています。
「誇り」と「想いやり」が世界中に広がっていく活動を紹介させてください。
<フィリピン:高校受験支援>
大学よりも高校受験に、より大きな困難があるフィリピンでは高校受験の支援を経済的に貧しい子どもたちに行っています。
コロナ禍においては子どもたちは外出制限が課され、中学や高校は約2年間も完全休校となってしまい、2年間しかない高校生活では一度も高校に行かずに卒業をしてしまった子どももいます。
また、アルバイトができなかったり、家庭の収入減の影響を受けて経済的に大学進学が叶わなかったり、中退の危機にある大学生もいました。
大学生と中学生を繋いで授業を行うオンライン家庭教師をコロナ禍を機に開始し、2022年は中学生30名に計239回のオンライン家庭教師による授業を届けられました。
中には最難関国立高校への受験に挑戦した生徒もおり、5名が第一志望校合格を果たしました。
コロナ禍でアルバイトができず学費が工面できなかった大学生と遠隔で学習したい生徒を繋げることで、現地の教育機会の創出だけでなく雇用創出の機会にもなっています。
※オンライン高校受験支援の様子
<ネパール:中学修了支援>
地理的要因により「最も開発が難しい」と言われているネパールでは、中学卒業試験にハードルがあり、卒業対策のための映像授業提供を農村部の学校で行っています。
都市部では中学卒業試験の合格率が約90%な一方で農村部では約30%とほとんどの生徒が中学を卒業できずに何度も留年せざるを得ないという、大きな教育格差が存在します。
2022年、コロナ禍で休校していた学校も再開し、山岳部の学校への映像授業の本格導入に向け、教員向けに映像授業の活用場面や機材の利用方法を教える指導力向上ワークショップを複数回開催し、68名の教員に参加いただき、モデル校での有効活用につなげられました。
※中学で映像教材を使う教員
最後に
非常に厳しい状況に直面した今、私たちはe-Educationのあり方や本当に守りたいもの、実現したい未来についてスタッフ全員で考えました。
私たちの使命はナジムのように、生まれながらにして困難な状況に直面しながらも、夢を追い続けたいと思っている子どもたちに「最高の教育」を1人でも多くの人に届け続けること。
世界には生まれた場所や環境によって、自分の夢に挑戦することさえ許されない子どもたちがたくさんいます。
そんな子どもたちのためにここで縮小させ、彼らを見捨てるわけにはいきません。
これまでe-Educationを応援してくださった皆様へ。
ぜひもう一度力を貸してください!
これからe-Educationを応援してくださる皆様へ。私たちと一緒に「最高の教育」を世界の果てまで届ける仲間になってください!
生まれた場所や環境によって誰1人未来を諦めなくても良いように。
そのために、今年中にどうか、皆さんのお力をお貸しください。
税制優遇について
e-Educationへの寄付は寄付金控除の対象で、最大40%が戻ってきます。
e-Educationは、東京都の認定を受けた「認定NPO法人」です。確定申告によって税控除を受けることができます。 確定申告にはe-Educationの領収証が必要です。
認定NPOは、活動や組織運営が適切に行われていること、法人に関する情報をきちんと公開することなど、さまざまな条件をクリアした団体に与えられ、その数は全国約50,000団体のうち2%ほどです。
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Asuka
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応援しています!是非未来につなげてください。
ヨッシー
2023年12月30日
最後に花ひらきますように!
Lakpa Sherpa
2023年12月29日
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